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☆白い魔法使いからのお手紙・2019/8/30 乙女座新月へのメッセージ☆

8/30、乙女座新月です。

試行錯誤しながら積み重ねてきた時間があるからこそ「はっきりと分かる」ことがありそうな雰囲気です。

この新月までの間には特に「取り巻く環境について、なるべくハッキリと認識しよう」と心がけてきたような印象がありました。それは閃きや、感覚といった言葉では上手く説明のつかないような「もしかしたら、これが私にとっての真実かも知れない」という「もしかしたらこれかも」の積み重ねでもあるような印象が強かったです。ハッキリと原因の分からないことについて、今までならば誰かのせいにしたり周りの対応のせいにしたりしてきたことが、どれほど多かったことか・・そして、何よりもそんなふうに他人の責任にしてしまっている自分自身に傷ついてきたことがどれほど多かったことか・・というように「本当は痛み続けてきた心」「痛め続けてきた心」をゴッソリと抜き出して、どんどん綺麗に浄化してきたような気配がありました。「認めること」を通じて「分かる・理解する」という流れがあったように思います。

ルーンで毎日の一言メッセージもお届けしていましたが、その間によく登場した言葉は「引き続いてきた縛られた思考からの解放」というものでした。それも「ずっと今まで続いてきた思考」です。もしかしたら疑うことなく「これが正義」「これが正解」としか考えてこなかった信念からの解放を経験された方もおられるかも知れません。疑う余地もなかったことを、疑わなければならなくなる状況というのは、とてもキツイものです。だがしかし、ここまで浄化や解放といったメッセージが引き続いているということは、もしかしたら「心底辛い」と感じること全てに共通する「何か一つのテーマ」を探し当てることも可能だったのではないか?と思います。共通するテーマを発見するまでは「ああでもない、こうでもない」と現実の中で試行錯誤し続けます。現実に行動してみて「あれでもない、これでもない」と繰り返すこと、これが人生だ・・と思ってきた信念。工夫を凝らしながら難局を乗り越えてゆくことは確かに「生きている」感覚を与えてくれます。けれどもこの新月前あたりには「これって私の世界中心で考えすぎているのではないか?」と周りの環境へと目を配らざるを得なくなった・・そういう雰囲気もありました。

私が信じていることと、誰かが信じていることは違うものなのだ。と理解し、「それならば、さてどうしようか?」「私は、どうしようか?」「私は、どうしたいか?」と主体が完全に「私」に移行した中で、さらに「今どんな手助けやサポートができるだろうか?」と周りの様子を観察することができる適正な距離、というものもまた得ることができた方もいらっしゃると思います。

そう簡単には動かない現実・・ということを痛感したからこそ、「もうこのような物事の捉え方や信念とはサヨウナラをしよう」と決意したような力強さ。私の人生を諦めない粘り強さ、というものもまた感じます。苦労や努力があったからこそ・・という言葉はある意味真実です。そして、苦労や努力をしなくとも自分自身の真実に近づくことはできるのだ、ということもまた真実です。この両方を体験された方、多いのではないでしょうか?このことをジックリジックリと一ヶ月ほどかけて体験し続けてきたように思います。自分にも他人にも取り巻く環境にも「強いないこと」というテーマを基盤にしながら、長らくあなたを縛り続けてきた信念からの解放が少しずつ進んできたように私は思います。

特に8/15の満月あたりから状況がものすごくゆっくりとしか進まない、という傾向は今尚強いように思いますが、この乙女座新月を過ぎる頃には「自分自身にも他人にも強いない」思いやりがあり、パワフルで、潔いあなたに馴染み始めると思います。

前置きが長くなりました。

この新月「時間をかけて取り組み続けてきたことへの理解と解放」というテーマがあります。

どうして私はこのことについてこだわり続けてきたのか?こだわり続けているのか?ということへの明確な回答が自分自身の中に見つかる。それと同時に「縛りとなってきた部分を解放する」という非常に現実的な流れの中にある新月のように思います。飛躍しすぎていない印象が強い新月です。順序を踏んでここに至る、そして、また新たな風が人生に吹き込み始める・・そういった何か正式な段階を踏んでの変化という印象を受けます。流れとしては順序立っているし、正式な道のりです。ですからあなた自身がこの新月周辺に意外な選択をされたとしても「腑に落ちているから心配しない、どっしり構えていられる」雰囲気があります。大丈夫かな?間違っていないかな?と不安になる要素そのものをこの新月までにあぶり出し、新月には今となっては不要な信念をきれいさっぱり解放してゆく後押しをしてくれる雰囲気に満ちています。理解から解放へ。

この新月に至るまでに、随分と長い時間抱えてきた重荷や不安や心配が手元から離れてゆきます。気が抜けた~、と思える瞬間こそ楽しんでゆきたいです。気が抜けた~となったところで体調を崩してしまった・・なんてこともあるかも知れません。身体を休める時にフト気付くかも知れませんが「今まで身体についてこんなにも知ってみようと思ったことはあるだろうか?」と感じたら是非これまでの時間を一心同体となり運んできてくれた身体にも感謝の時間を作りましょう。頑張って頑張って凝り固まった部分をほぐすようなイメージで。一つ一つのパーツをスキャンしてゆくようなイメージで。身体があなたに伝えてくれるメッセージを感じ取ってみるということもまた、今後の時間では大切になってくるでしょう。三位一体。バラバラに機能していた時にはクリアに感じ取れなくて、いつも何だかボンヤリとしていて「これが私なの?」と疑問を感じつつやってきた時間。それらとお別れです。自分自身についての理解と解放、その次に待っているもの・・。それはきっと外側の世界をも理解し解放してゆくこと。連動しながら生きている、ということを是非現実で体験してみて下さい。

      ~ルーンより・乙女座新月へのメッセージ~

ただ1つの点を想像してみて下さい。そこには始まりも終わりもありません。「そこにある」というただ一点です。ここから始まり、ここへ帰還する。ここへ帰還し、ここから始まる。始まりと終わりを区別することはない、ということです。いつまでも続いてゆく・いつまでも継続可能なあり方を模索してゆく道をここからは辿ってゆくようです。全ては繋がり合っています。原因と結果すら離れ離れになることはありません。共に揃っているものなのです。あなたが信念として持ち続けてきたことすら善悪で判断する必要はないはずです。両方あるから「ここにいる意味」「ここにいるためにここにいるのだ」という意味が明確になってきます。謎が解かれるような瞬間を、この新月に体験できたなら是非その感覚を今後もキープしてみて下さい。これまであなたがコツコツと積み上げてきたことが終わりになるわけではなく、収穫を経てまた次の季節へと繋がってゆく「ただ1つの瞬間」「私という存在もまた1つの点である」ということに気付くと思います。とてもシンプルで、とても簡素で濁りのない気持ち、心持ち、身体の様子、ということを実感してみることもお勧めです。


順序を踏んでここまで来たあなたにたくさんの祝福が訪れますように。そして新たな時間へと足を踏み入れてゆかれますように。

親愛なる全ての友へ。幸いあれ。

星言葉紡ぎ屋店主 白い魔法使い

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