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☆2024.3.10 魚座新月&春分のあなたへ☆

いかがお過ごしですか?
こちらは真夏のように暑い日と冬の曇り空が行ったり来たりの不思議な春を過ごしております。
あなたの街はどうですか?
この七十二候では今の時期を「桃始笑(ももはじめてさく)」と表します。
昔は花が咲くことを「笑う」と表現していたそうです。花は咲く時に小さな笑い声を立てる・・笑いながら花弁を開き誕生し自らを新しい形態へ変化させるのか・・とか色々考えちゃいます素敵ですよねー。
草花って香りだけではなくて、いつも微かに音も発していると子供の頃は当たり前に思っていました。
微かな音や繊細な光の具合。冬と春が混ざる淡い風景、この季節はほんの僅かです。
隙間に置かれた季節に、いつもよりもずっと心を寄せ一層耳を傾けていたいと思います。

             🌕🌖🌗🌘🌑🌒🌓🌔🌕

さて新月のお話を。

🌚…Moon Vision…
共存・共有・仲間・グループ
統合・ワンネス・現実化
清濁混合・楽しむ視点

この新月のテーマは
「集う」
です

体験を共有すると決めている仲間たちが集い出来事の行方をじっと観察しているような様子の新月

変化や兆しは一人でも勿論感じ取れるものだけれど何故「皆で」なのかと言えば「想いの増幅」を意図しているからでしょう
感動する場面ではきっとこの「想い」というものは目には見えないけれど本当に「高まるものなのだ」と肌身で感じたりしますよね
悲しみの場面においてもそれは同じです
「想い」や「気持ち」と言われる「感情」は波のような動力「動く力」です
「何かを動かしたい 現実化する」というシーンにおいてはグループで取り組むという方法もあります 動く力が大きければ大きいほど純粋であればあるほど速やかに自分たちが達成したいと決めてきた体験を得られます 得た体験の反応は観察されます
重要なシーンで似た志を持っているグループが集まる理由は 「興味があるから」というシンプルなものです
仲間どうしが物理的に遠い場所で離れていても 無意識だとしても引き寄せられるように ひとつのテーマを囲むかのように集い観察します
共通する意図が互いを引き寄せています
物事をどうしてやろうということよりも ただ自分はどう反応するか?ということに興味津々 今までを超えてゆく反応を返せる出来事は実はそれほど多く前持って準備されているわけではありません
「返した反応を観察することによって自分を知る」
という視点を得るチャンスだということをこの新月は教えてくれています
けれど皆で示し合わせたようにそんなことができるのか?
という疑問もきっとあると思います 
「それがね 何となく分かっちゃうのが仲間ってものでしてね」
と この新月に集うものたちなら言いそうだなと思います
不思議なシンクロや得に意識しなくても分かり合うことや あなたにとって大事な場面で同じ場所に居合わせるだとか「面白い・興味深い」と思える出来事がこの新月周辺には起きやすいと思います
それだけでも「いつも通りの代わり映えしない日々」という概念は外れてゆきますよね この次元だけではないんだな・・みたいなことを薄っすら誰もが本当は気づきはじめています 
視点が変わらざるを得ないような出来事が起きる時 ここに留まりたい何も変えたくない という頑固さは解れてゆきます 
解放・リリースというのはあなたが中心になって起こす行為だけれど 実は本当に広く広く波及しています 波及してゆくと仲間が自然と集まったりします わたし一人で思ってたことがあるのだけれど役立つなら共有したりしてみても良いかな・・と心が柔らかくなってゆきます 
そんな時 あなたは優しさや正直さを取り戻しています 人相手だけではなく世界に対する優しさを正直に表現しているのだと思います その表現はとても素朴なものですが世界の真ん中で包まれながら外に声を発しています
「面白い・興味深い出来事」がこの新月あたりにあなたに起きたなら それはあなたが望んだことです ずっと望んできたとても素朴な願いかも知れません 忘れられていなかったその願いをあなたが祝福できると素敵です 
喜びの感覚も解放と同じで波及します それをまたわたしたちは共有し観察します このように続き繋がり広がっていると自覚させる体験を齎すことを通じてこの新月は
「あなた一人の世界ではない 偶然にもフォーカスが集まった時 予測を超えることがある」
と伝えようとしています

自分が願っていた範疇など軽々と飛び越え現実化が起きた ちょっと自分でもびっくりだわ・・なんてこともあると思います
過去とか未来とかいう縦のタイムラインを飛び越えて起きる現実化が起きると時間ってそういうふうに区切られるようなものではないんだという体験になりますし 自分という存在についても同じように制限され区切られるようなものではないと気づきます そうなると目の前にある現実の見方はあっけなく崩れ去ります
崩れ去るとか おわりとはじまりとか 本当に本当に恐ろしい概念でも何でもなく「ただ当たり前に続いているものだ」ということを心から理解することへ繋がっています 
「新しいシーンがもうすでに完成したので次へ進んでください」というシグナルとして古いもののおわりはやってきます 新しいシーンというのは全てあなたが「未来の姿」として想像し望んだもので構築されています 
時を歩き続けたあなたが既にその未来が訪れ到着しているのに何故かその願ったはずの未来へ足を踏み入れられなかったり 現実化したものを知っていながら受け取らなかったり・・わりと多くの人がしていることなのです
おわったことのほうに心が奪われている場合などがそれです
おわりとはじまりは同時です 
「変化から変化へ行く勇気」
「受け取る意思」
「無制限の喜び」
もこの新月は教えてくれています
「今がそれなのかな?」という疑いがあなたに生じているのなら この新月のテーマでもある「集う力」を借りてみましょう
あなたを心からヘルプしてくれる天使のような存在に呼びかけてみましょう
思わぬ助言をくれるかも知れません 体が軽くなったり綺麗な音が聞こえたりするようなこともあると思います
このような体験もまた「目に映るものだけではないものへ」「制限され範囲を超えることへ」意識が向き始める一つのきっかけになるように思います

この新月はどの部分を切り取っても
過去に「努力だけでは遂げられなかったもの」や「手が届かなかった体験」をものすごく優雅に達成させ喜びや祝福の体験を運んでこようとしているように思えます 個人的な体験としてだけではなく共有できる体験として です
頑なに閉じていた目を開かせる どれだけ柔軟になっていたとしてもまだまだ硬さがあるのならそこを緩めてくれる 
自分自身も周りも これまでのこともこれからのことも 許して受け入れてゆける そんな土台を作る新月になのかも知れません
春分を目前に花たちは笑うことができるのですね

これから先「体験してゆく」とか「現実になる」というテーマは今よりもずっと身近なものになります
体験?体験って毎日生きているってこと?
とか
現実?現実ってこれが現実でしょ?それ以外なにがあるの?
とか
それも事実だけれど目から鱗の世界もあります 正確に言えば「同時に存在しています」
どの道を行くかは人それぞれですけれど 
確実に存在している「未知の興味深い道」のほうをこの新月は明らかにし皆が平等に通過し体験しているようにわたしには思えます
何を受け取るか 何を体験したいのか 
さらにブラッシュアップさせてゆく起点とするにも最適な新月です
 
体験は様々な反応を引き出します その反応は人それぞれの「選択」と言っても良いです 
ひとつの出来事(体験・選択)から様々な反応(感情)が生まれると それは「巨大な力」になります 
感動的なものだけではないかも知れないし 良い悪いとジャッジしてしまいたくなるような出来事(体験)かも知れません 一見誰かだけが得をして誰かは損をしたように見えることもあるかも
けれども「共有したいという意図の元で起きる出来事」はいずれ必ずそれに関わった人たちすべての力の源へと回帰します
体験がダイレクトにすぐに結果として訪れる人もいれば ちょっと遅れる人もいたり その時は思っているように反応できなくてもいずれ時を経て返せるようになったり・・とかいうように

「体験したかったんだ」
というあなたの心の声に対して
「あなたは今何を望みますか? 
心から欲しいものにただ正直に それに見合うあなたでいたらそれだけで十分です ただ在るだけで十分なのです ~する ということをあなたがしなくても信じられないかったとしても それはちゃんと起き続けています 邪魔をせずあなたはあなたで在れば良い 静かにする時間 受け取る準備をしていれば良いだけです」

と新月は静かに微笑んでいます

           🔭𓂃 𓈒𓏸🔭𓂃 𓈒𓏸🔭𓂃 𓈒𓏸🔭𓂃 𓈒𓏸

ここからは少し踏み込んだお話
太陽が生まれ変わる春分点について

    ❀.*・゚2024年 春分のあなたへ❀.*・゚

この魚座新月は 2/24 乙女座満月の置き土産的なニュアンスが非常に色濃いです 
置き土産を受け取り わたしたちはまた進化してゆきます
(☟乙女座満月の記事です是非ご覧下さい☆)


乙女座の満月ではとことん「個」や「主体であること」や「自立 独立する」ということにフォーカスしました
テーマは「信頼を取り戻す」

自分自身との信頼を取り戻すべく 肉体とその肉体に宿る精神への尊重や理解を促した満月でした
肉体はあなたがあなたを心からケアすることを意図し日々続けてゆくメンテナンスが必要なもの
精神については肉体に宿る根源的な源 あなたを突き動かす価値・エッセンス であると考えてみてください
それは誰とも違うものかも知れませんし 言葉ひとつでは言い表せないものだと思います 「ただ動いてた」という場合の力の根源がそれです
「あなたがあなたとして動き 生きることの真の意味は計り知れない」
ということをこの満月は教えてくれました
「ただそうしていた」という時に迷いはありません 
けれどそこに「どう思われるだろう」とか「こうしたほうが良さそうだ(悪そうだ)」とか躊躇が入ることもあります
そんな時「信頼を取り戻す」というこのテーマを思い出してみて下さい
肉体をケアする というところに立ち返るのもありですし 迷いの原因を探ることに時間を費やすよりもすぐに「わたし」へと集中を取り戻す決意をすることもありです
信頼を取り戻すことは この魚座新月の「集う」ことへと繋がっています
あなたが本当の真の誤魔化しのない姿で ただあなた自身の心の底から湧いてくる力に純粋である時 そこには同じような正直で真っすぐな姿をした仲間やガイドが集まってきます
「何故わたしはわたしではいけないんだと思ってしまうのだろう」
というような気持ちが乙女座満月の頃には満ちていました
自己否定やそれから派生した疲れや・・
そういうものから旅立ちたい手放したい次へ進みたい
それは純粋な力です 自立や独立を目指す力になります
自立や独立はあなたを孤独から解放してくれます
あなたがあなたになることは周りにも影響を及ぼします
共にいても孤独が深まるばかりだという関係性もあります それだけではない世界をあなたが知っていたり心から望むのなら そこへ行けば良いだけ
ちゃんと仲間がいます 体験してゆけます
それを教えてくれるのがこの新月からはじまる季節 
春分からはじまる新しい年の醍醐味でしょう

「わたしたちは取り戻したり 修復したりしながら さらにこの先へ行く  変化から変化へ行く道を満足するまで思う存分楽しむ 」

これが春分の星たちからの恩寵です
心から楽しむこと を許されています
ファンタジーのような夢物語だけではなく体や精神に心を配ることも含まれています
現実に動かしたくなかった部分 目を逸らしたかった部分 それらに取り組んで行くことも 今までよりもずっと「楽しむ」という感覚が強まります 
あなたがあなたになる喜び
わたしがわたしである喜び
を皆がキャッチし共有しはじめるのだと思います

先に春分の話をしてしまいましたが 太陽は間もなく魚座の最終コーナーに入ってゆきます この角を曲がり終えたら「生まれる」を体験する春分点です
太陽魚座期間のテーマは
「慈愛と赦し」
でした

赦しについて わたしが思うことを少し書いておきます

誰しもが「ここにいたい」「生きていたい」と心から望んでいます
何故でしょう
死が恐ろしいから という理由ではないのだとわたしは思います
どんなに辛い状況でも 死を意識するような状況だったとしても
「ここにいたい 生きたい」というシンプルな願いそのものはやはり光り続けているように思えるのです
「ここにいたい」という願いに縛られたり縋りついたりしている状態だと「ここにいたい」という輝きはくすんでいるよう思えてくることもあるけれど ちょっとだけその掴む力が緩むとそこにはやはり光が蘇ってきます
「ここにいたい」という願いそのものはとても力強く色褪せません
理由などなくてもここにいたい
のだとしたら そんなに素晴らしいことってあるだろうか?とわたしは思います
理由なんて知らなくても
ニンゲンの素晴らしさや喜びや愛を無意識にここにいることで感知し知り続けたいと願っているからなのではないか…どんな状況でもその光自体は衰えない理由はそれなのではないか…とか色々考えたりします
「ここにいたい」という気持ちを「ここに留まりたい」「このままでいいや」「どうせ変わらないんだから」
等 ニンゲンは色々と発展させたがるけれど そもそものその原石は削れてもいなければ色あせてもいないはずなのです
ですからわたしたちは「もう一回 もう一回 立ち上がってみよう」と思えたりするのではないかな?

これから先 体験や現実化が具体的に進みはじめます
あなたが意図すればさらに追い風が吹きます
その時に迷いや葛藤や誰かを責めたり 自分に苛まれたとしても
「ここにいたいという気持ち」「ここにいたかったという気持ち」
それそのものを否定したり傷つけたりできるだろうか?
と考えてみて下さい
何も悪くはなかったし 間違ってもいなかった 誰も何も
と思えるかも知れません
赦しは純粋な力に変容します
魚座の最終度数では 過去は全て光へ回帰してゆくと表現されています
ニンゲンの価値だけで測る美醜や善悪で裁き比較するために用いられる時の「闇と光」の光ではなく 
自然の在り様のように溶け合い混ざり合って廻り続ける在り様の根源的な力という意味での光です
この光は活力でありフォースです
自ら溜めた力で自らの形態を変容させ春分で生まれ出るのです

赦しの扉を開けば春のはじまりです
ひとつ心から赦せたら はじまりの点があり 繋がっています
ひとつおわればひとつはじまります

花始笑
はじめてこの世界に瞼を開いた時 きっとわたしたちは笑っていたはずです
花が咲く時のような微かな笑い声に耳を傾けましょう
あなたの心のなかの花に灯がともる時
あなたはあなたの真の声を聞くことができます
とても興味深いその声 本当に神聖なその声
春分には少し早いですが太陽が新しく生まれ変わる前に置かれたこの新月に祝福を

Rune's  Edda
~sigel/sol ~

Sun is the light of the world
Ibow to the divine decree
Shield of the clouds
and shining ray
and destroyer of ice
The sun is even a joy in the hopes of seafarers
when they journey away over the fishes' bath,
until the courser of the deep bears them to land.

I&I With Love🌹

親愛なる友へ
幸いあれ。

星言葉紡ぎ屋 白い魔法使い




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