か、書けなかったし、読めなかった!

結局書くことまで行かなかった!そして読みきれなかった!

「世界は贈与でできている」

専門用語のオンパレードかと思いきや(多々ん?と思うところはあって調べたりしながら読んでいる)映画ペイフォワードやサンタクロースの存在、テルマエロマエなど、哲学素人のぼくでも知っているワードがたくさん出てきて、物語を読んでいるような気持ちにさてくれる。

読むスピードが遅くなってしまったのは、この序盤も序盤に登場する一文があまりにも今の状況と重なったからだ。

周囲に贈与的な人がおらず、また自分自身が贈与主体でない場合、簡単に孤立してしまいます。(51頁)

去年の10月に前職を辞めて、人付き合いを極力減らして自分と向き合った結果、自分の考えに固執してしまうタイミングがすごくあって、「まんま俺やん」となった。そこから約1年、ぼくは贈与される側でもなく、もちろんする側でもなく、交換ばっかりしていたのかもしれないなという振り返りができた。

そうすると、少しだけ怖くなってきた。何でだろ。わからん。

でもね、協力してくれる人やサポートしてくれる家族、ネットの中で情報交換してくれる方々が、今ぼくがこうやって「読書感想文かけませんでしたわ〜」と書けている現状を作ってくれているんだな、と再認識できた一文でもある事は、これを書きながら感じているんだ。

ぼくは調子に乗ってやりすぎる節がある。衝動的に何かをおっぱじめたり。

だからこその色々考えた1年だったわけだけど、社会復帰をした途端、優しさが見えずらくなって昔の自分に戻りつつある事を感じることが多くなった。

もし、この本に、引用した一文に出会っていなかったら、そのまま戻っていただろうし、それはそれで良かったのかもしれない。

だけど、何かが変わろうとしている。世界がまた違った角度で見えるんじゃないかなと感じる。

・・・とはいえ、まずは読了してからだ、おい、俺。

主催者の岸田さんの著書「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」を一度読んでいるけれど、近内さんが書かれた著書とどこかで通ずるところがあるな、って事は何となく感じ取れた。

・・・とはいえ、まずは読了してからだ、マジで。

本はいい。悩みを解決してくれる事もあれば、時に増幅させてしまう怖さもある。だから、読書と適度な距離を人それぞれが取っているのかもしれない。

こんなに書く事もまとまらず、書きたい事もロクに書けなかったノートを書いたのは初めてかも。いやそんな事はないか。

未来のぼくの為に、投稿して残しておくことにします。

恥ずかしいけどね。



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