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自分がクリエイティブになるためのおすすめ書籍3選とそのメモ

CEOの芝辻です。
今回から定期的にブログを発信していこうと思っています。

クリエイティブになるにはどうしたらいいかと常日頃考えますが、天才ではない限りは圧倒的インプットや経験をする必要があると思っています。

経験をするのは第三者がいるため、なかなかアンコントローラブルなところがあるため、コントロールしやすい書籍からインプットを増やすことでクリエイティブになろうと思っています。
いろいろと読んでいる本の中で、クリエイティブな思考にいられるおすすめ書籍を3冊紹介したいと思います。

1冊目:人間とは何か、マーク トウェイン

1.経験をいかに短期間にたくさんするか
2外的要因の仕組み化
3事象抽象化により他事象への応用

結論は「経験値を上げる」これに尽きる
過去を振り返ると同じ過ちを違う事象で繰り返し、それでようやく気付けた自分がいた
如何に自分を一歩前に進化・進歩させるかを考えて幸せな人生を送りたい

2冊目:貞観政要、呉兢

帝王学の名著。
いずれマネジメント側に行きたいと思っている人、そうでない人でも必須
名君の条件:個人的な側面としては、我が身を正すこと、つまり欲望を抑えて奢侈に走らず万人のお手本となるような私生活を送ること。それに臣下の諫言をよく聞き入れること。私は定期的にこの本のメモを見ている

3冊目:池上彰の教養のススメ 東京工業大学リベラルアーツセンター篇、池上 彰

リベラルアーツとは与えられた問題の解を出すのではなく、自ら自由に問題を設定し、新しく解を探していくこと。
本物の教養を身につけて世の中の普遍性をビジネスに活かす、それが分かるキッカケになった本
すぐに役に立つ事は、すぐに役に立たなくなる
哲学や宗教や古典文学などを読むようになった


人間とは何か、マーク トウェインの書評メモ

・筋トレをやり始めた理由と目標に向かっての情報収集
話はいきなり脱線しますが、筋トレをしていますが、やたらと筋トレや筋肉に関する情報などが日々入ってきます。
意識しているからですが、そういった情報を掴むし話をしているので、それを提供してくれる人も多くなっています。

筋トレはカッコイイお父さんであるために娘のためにやりはじめました。
筋トレと言っても目的に応じて全然やり方がことなり、私の場合は上記の元で行くと「細マッチョ」でした。
私の元々の体型はやや痩せ型の中肉中背。なので筋トレの仕方や食事の仕方もRIZAPとかその辺を参考にしてしまうと激ヤセしたりして目的が達成出来ませんでした。

結果情報収集(ネットや本、人への相談など)を経て、今の筋トレスタイルに至ります(この辺詳細知りたい方は是非語りましょう)

・筋トレで占いをしていたと気付く自分
さて、その情報収集の中で、ふと思うことがありました。

私の情報の取捨選択の仕方は、占いに近いなと。
自分でこう思うと言う抽象的な意識の上で収集する情報は、必然的にそこにプラスに働く情報ばかり取得するし、ネガティブな情報は見て見ぬ振りやスルーを無意識でしてしまっています。
ネガティブな情報はそのカウンターとなる反対側の意見があれば尚更です。

例えばの話をします。
筋トレは朝昼晩3食適切な時間に食事を取っている前提においては16~17時頃にやるのが一番良いのですが、自分はそれをやるのが難しい環境でした。
なので、朝早くやるか夜遅くやるか。

筋トレをする時間帯の情報は様々で、
朝やるなとか夜やるなとか、
朝やるなら夜やった方が良いだとか、
でも夜やると身体が活性化して眠れなくなり睡眠の質が下がるとか、
お酒飲んだら肝臓に負荷がかかるからやるなとか、
でもやらないよりはそれでもやった方が良いとか、

いろんな情報を取得することが出来ました。
で結果私は、どうしたかというと、

お酒飲んでいるかどうかに関わらず、夜必ず週2~3回のペースでやる

ということをしました。自分の都合の良い情報で、かつ「やらないよりはやった方が良い」と言う情報に背中を押してもらい
(細かい内容は情報収集の中で調整はしましたが)調べる前の自分の意思とほぼ変わらず筋トレをしました。

占いにハマっている人は上記の私と同じような行動を取るようで、
自分の中には答えはあるんだけど、それに同意してくれる意見を見つけるまで占いをし続けると言うもの。
星座占いでも、タロット占いでも何でもだいたいの人に当てはまることが(複数)書いてあるので、
その中から自分の答えと合うものを見つけ納得して、自分間違っていないんだと満足する。

・結局自分の精神の気持ちいいことを人間はして、外的要因によってそれが進化したりする
基本的には「人間とは何か」と言う本に書いてあるので、それを読んで欲しいのですが、読んでいてハッと気付かされました。

上記私の行動パターンが全て書かれており、人間は自分が精神的に気持ちいいことでしか行動はしないし、
そのためだったら人間は人も殺すし、人に何かをしてあげるし、自分のために何かをすると。
(利他の精神というのは、それにより自分が満足を得られるかどうかなので、基本的には自分主体。こういうと怒られそうですが、是非「人間とは何か」と言う本を本出下さい)

結果筋トレをして行ってどうなったかというと、伸び悩みと体調不良に陥りやすくなると言う経験をしています。
正しい情報は見ていたつもりでも、それを行わず、どんなにお酒を飲んでも夜中の3時になろうがその日に筋トレをするんだ!!と意気込んでやって
風邪引くとか。(風邪引いても筋トレのせいにしたくないので、引いてないと思い込ませたり)

筋肉を付けるのが伸び悩んでいるのに重量上げればいいと言うので、無理やり上げて体痛めて、筋トレできなくなって、出来ない間筋肉が落ちてまた伸び悩んだり。。。

一見誰が見てもアホだと思う行動をしまくっていました。
しかし目的は「娘のため」なので、それが達成されなければまた情報を探すのですが、
結局は、前調べたけど実行しなかった同じ情報に辿り付き、今はそれを守っています。

1年前の自分に伝えてあげたい!!と思いましたが、おそらく1年前の自分はその情報すら無視するんだろうなと。

ただ少なくとも経験(今回は伸び悩みと体調不良)により、進歩したのは事実です。

・同じ過ちを繰り返さないために、というかより早く進化・進歩するために
結論は「経験値を上げる」これに尽きるのですが、どう上げていくか。

1.経験をいかに短期間にたくさんするか
2.外的要因の仕組み化
3.事象抽象化により他事象への応用

「1.経験をいかに短期間にたくさんするか 」は行動にうつし、経験し、外的要因によるフィードバック(筋トレで言うと伸び悩みんだり、体調不良になったり)を受けて進化する。
「2.外的要因の仕組み化」はちょっと難しいですが、筋トレで言うと師を持って、その人の言うことを聞いてみる。師じゃなくてもこいつの言うことは聞いてみるとか。
「3.事象抽象化により他事象への応用 」は筋トレで学んだことを、例えば私なら会社経営に応用するとか、家族とのコミュニケーションに応用する。

やはり過去を振り返ると同じ過ちを違う事象で繰り返し、それでようやく気付けた自分がいました。
直近フーモアでも似たようなことがあり、気付けてよかったなと。
逆に経験値が足りないところは他の人が言っていることを理解できず、ただただ自分が否定されているだけと感じることもあります(今でも)。
そういう時は自分をまず振り返ってみると言うことが必要なのかもしれません。

自分の精神が満たされることが何なのかを考えたところで、そうじゃない行動は基本取らないので、
そこに関してはあまり考える必要がありませんが(そうじゃないという反論があるかもですがこれも「人間とは何か」を読んでみて下さい)、
如何に自分を一歩前に進化・進歩させるかを考えて幸せな人生を送りたいものです。

これからも筋トレがんばります!


貞観政要、呉兢のメモ

名君の条件:個人的な側面としては、我が身を正すこと、つまり欲望を抑えて奢侈に走らず万人のお手本となるような私生活を送ること。それに臣下の諫言をよく聞き入れること。

人材の登用はかり、それを適材適所に使いこなすことも不可欠。
何か1つ位は負い目を持っていったほうがいい。そのマイナスをプラスに変える。

明君と暗君の違いはどこにあるのか。明君の瞳君たる所以は広く臣下の進言に耳を傾ける。暗君の暗君たる所以はお気に入りの進化の言葉だけしか信じないこと。

・トップと側近の関係
権利の発動にあたって何らかのチェックシステムを設けておく。トップの自制力もその一つだが、側近に人をおくこと。
人事系や事業内容などについても相談できる人を持つこと。その相手選びが重要。

・攻めか守りか
専守防衛ではなく、攻めを入れ込んだ守りにする必要がある。将棋などでよく例えられる例と同じ。

■諌言の機微
・安きに居りて危うきを思う
国が危険な時は優れた自分つを登用しその意見によく耳を傾けるが、国の基盤ができると必ず心に緩みが生じる。
側近も基盤が固まってしまえば同じ様になる。そうなるとトップが過ちを犯していても敢えて諌めようとはしない。そうして国は下降線をたどり滅亡する。

・君は舟なり、人は水なり。
君主のすべき要点として以下の三か条をあげている。
1.公正な政治を行い、人民を愛すること
2.礼を尊重し、優れた人物に敬意を表すること
3.賢者を登用し、有能な人物を抜擢すること

・大事はみな小事より起こる
小事のすべてを疎かにするのではなく、どうでもよい小事ではなく、そのまま放置しておけば組織や集団にマイナスな波及効果を及ぼすおそれのあるものを認識することが大切。

・国を治むるはなお樹を裁うるが如し
組織の経営、維持にあたってはまず原理原則(大方針)を確立し、そrをトップが率先して実行にあたること。

・必ず極言規諌すべし
「良薬口に苦くして病に利あり、忠言は耳にさからいて行いに利あり」
太宗も臣下の諌言を積極的に受け入れ、臣下の批判に耐えることによって、自らを大きくたくましていった。

・その長を用いずしてその短を見る(というのは良くない
「短所を見ずに長所を見よ」というのは、「短所を見るな」と言っても、「短所に目をつぶれ」というわけではない。
相手の短所と長所を十分心得た上で、その長所を発揮できるような使い方をしなさいよということ。

■人材の登用
礼を尽くして相手に仕え、謹んで教えを受ける。これなら自分より百倍優れた人材が集まる。
相手に敬意を表し、その意見にじっと耳を傾ける。これなら自分より十倍優れた人材が集まる。
相手と対等に振る舞う。これでは自分と似たり寄ったりの人しか集まらない。
床几にもたれ、杖をにぎって横目で指示する。これでは小役人しかあつまらない。
頭ごなしに怒鳴りつけ叱りとばす。これではもはや下僕のようなものしか集まってこない。

・正人を得れば善を為す者みな勧む
相手が立派な人物であることを確認したうえで登用すれば、仮にたいした仕事ができなくても、それは単に能力が足りないだけで大きな害はない。
それがもし誤って悪人を登用したら、その人物がやり手であればあるほど計り知れない害毒を流す。

李克の人物鑑定法
1.普段どんな相手と親しくしていたか
2.富裕なとき、誰に与えたか
3.高位に就いた時、誰を登用したか
4.窮地に陥ったとき、不正は行わなかったか
5.貧乏したとき、貪り取らなかったか


池上彰の教養のススメ 東京工業大学リベラルアーツセンター篇、池上 彰のメモ


リベラルアーツとは与えられた問題の解を出すのではなく、自ら自由に問題を設定し、新しく解を探していく

リベラルアーツを学ぶにはできる限り自分が得意とする分野以外のことを学ぶと良い

社会的合意形成、家庭内合意形成
家庭内は「誰が」かが明確だが、社会的は集団になるので明確じゃない。

社会的合意形成をするには、そもそも意見があっていないので、まずは各人がどのようなことに興味を持っているか、心配しているか、懸念しているかを知る必要がある
対立する意見の調整じゃない
1. 意見
2. 意見の理由
3. 理由の来歴

裁判とは違い、勝ち負けじゃない。裁判で結論が下っても、負けた方が納得いっていないと対立構造はのこる。妥協でもない。妥協したと思うと、敗北したと感じる。
合意形成とは新しい意見の創造。
ポイントは少数意見に目をつけること。問題解決のアイディアが潜んでいる可能性が高い。意見がないと言う理由も大事。関心がないと言うこと。多数決じゃない。

日本人を無神教と言いながら宗教に入っている。合理主義と言うのもある種宗教に近い。

論理の言葉を理系の言葉、イメージ言葉は文系の言葉。
文系も理系それぞれの言葉を学べばいい。

理系で唯一生物学だけが意味や価値がある学問。工学系はただルールを定義しているだけ。科学には価値がない、科学の方法論は研究対象の価値を問わない。例えば、リンゴか木から落ちるのは何故?重力があるから、重力があるのは何故?…と繰り返すと答えがない。ルールは人間が発見しただけのもの。
生物学はそうじゃない。

教科書は「価値」や「意味」などは書いていない。解釈とか要らない。そうなっている。

すぐに役に立つ事は、すぐに役に立たなくなる。
リベラルアーツとは、教養とは何か。最先端とは逆で、それぞれの学問分野の人にあたる部分。陳腐化しない。5年10年で揺らいだりしない。哲学や宗教や古典文学などはまさにその典型。
ギリシャ哲学は2500年前から、仏教やキリスト教も2000年以上前から存在している。
MITではリベラルアーツは知識そのものではなく、学び続ける姿勢を教えている。

ハーバードやMITなどのトップの学生たちは、いかに社会を変えられるか、いかに社会に貢献できるかに徹底的にこだわっている。

本当に良いプレゼンには3つの要素が欠かせません。エートス、パッション、ロゴス。


是非読んでみてください~!

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