面接

《6投稿目》圧迫面接がこの世から消えて欲しいというお話

私、大西が書くテーマは「就活」に関しての記事です。

昨年のこの時期は私もインターンの選考や本選考を受けていました。
就活中にしか話せないようなトップレイヤーの人たちと話すことができる機会として、就活を楽しむことができていました。

就活というのは、自分の人生を振り返るきっかけにもなるし、色んな人に話すことでFBももらえる、すごくプラスなものとして捉えていました。

しかし、一点だけどうしても違和感を感じずにはいられないことがありました。

それは、「圧迫面接」です。

幸運なことに私はこれにあたる面接を経験することは無かったのですが、友達の話しを聞いているととても採用とは思えないような「圧迫面接」が存在することに衝撃を受けました。
人格否定から嘲笑の嵐まで、こういった圧迫面接で心を痛める就活生がこの世からいなくなってほしい、そう切に願っています。

そのため、このnoteでは圧迫面接に対する私の意見を述べていこうと思います。
より多くの人事の方や圧迫面接で悩んだ就活生に届くと嬉しいです。

注:本記事で取り扱う「圧迫面接」は、面接時に就活生のエピソードや考えについて真向から否定するタイプの面接のことを指します。

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まずはその一例である、私の友達Aさんの話しをします。

Aさんはある人材業界の会社を第一志望にしており、そのまさに2次面接を控えていました。
その前日、AさんはLINEで私にその会社への熱い想いを語っており、当日しっかり話すことができたら、通るであろうと感じました。

しかし、当日Aさんが受けた面接はいわゆる「圧迫面接」でした。

その面接は雑談から始まったのですがなかなか終わらず、志望動機などを聞かれないままにされた一つの質問を投げかけられます。

「君って丸の内で働きたいだけでしょ?」

もちろん、この質問に対し志望動機や理由を説明し反論を試みたそうですが人事は聞く耳持たずという態度で、最終的には「そんな甘い考えじゃ駄目だよ」と一蹴されたそうです。

Aさんは第一志望であったこともありひどく落ち込み、このような結果になってしまったのは人事に対して想いを伝えきれなかったからだと自分を責めていました。

この様子を見ていて、Aさんが志望動機やガクチカを聞かれるような普通の面接であったならばこのような思いをしなくて済んだのではと、とてもやるせない気持ちになりました。

では、なぜ圧迫面接が存在するのでしょうか。


それは、ストレス耐性を見るため、その人の本質を見るため、志望度の高さを見るためなど、様々な目的のためでしょう。

たしかに数多くエントリーする中から、これらの要素を持った人をスクリーニングする手段として理にかなっています。
ましてや、数百人採用しなくてはならないという会社ではより一層スクリーニングの判断が難しくなるため苦し紛れにも取らざるを得ない手段となる場合があるのでしょう。
それがたった30分~1時間でできてしまうのだからとても費用対効果の高い採用方法であるともいえます。

では、この行為の中のどこに、志望してくれた学生へのリスペクトがあるのでしょうか?

学生は世の中に数多くある企業の中から「この会社が良い」と思って、エントリーしてくれています。
もちろん、この「良い」という程度については個人差が大きくあるものですが、「良い」と思ってくれることは企業にとって当たり前なことではありません。
手間のかかるESを書いて、さらには面接にまで挑んでくれる、こうした就活生の行動に対してむしろ感謝すべきことであると思います。

このような誠意を伝えることのできない面接官ははっきり言って三流以下であると考えます。
自らのスキルや器量が無いからこそ、学生の言っていることに対して反論をしたり、深堀には関係のない質問を投げかけてしまう。
人事の無力さゆえに圧迫面接というものは存在してしまっているのです。

だから、人事はもっと就活生に対して正面から向き合うべきだと思います。
特に面接では1人の就活生が通り過ぎる道として考えるのではなく、1人の就活生の未来を背負っている立場として真摯に対応していくべきなんです。

これから本選考が始まる企業も多くなるでしょう。
採用に関わる人事の皆さんはどうか、就活生であったときの気持ちを思い出して面接にあたっていただきたいと思います。

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