tukiさんの晩餐歌はドライブ中にヒット曲プレイリストみたいなので流れてるのを上の空で聞き流してるくらいで、なんとなくええ感じやなあと思う程度だったんですけど、流れてきたこれ見てたらあまりに良すぎて次の動画にスクロールする気にならなくなりました。
声にエフェクトかけて調整してるんだと思ってたんですけど、弾き語りでこれなんですね。
歌詞の『何十回の夜を過ごしても得られぬような』っていうところ、歌詞から推測するにおそらく聡い女性なので夜を過ごすの意味はわかってると思うんですけど、大人が思うそれと、中学生が思うそれとは多分違ってて、ある種美化されている部分もあると思うんですが、それも含めて良いなって思いました。たぶん、大人にとってのそれとは重みが違うと思うんです。そう考えるとロマンチックだなって。
歌詞の部分部分で独りよがりっぽい部分があるなって感じてた部分もあったんですけど、それも思春期の葛藤の中でのことだと思うとしっくりきて、これは精神的に不健康なわけじゃなくてむしろ健康的なことだなって。
この人のことを追ってないのでこれが自分の力によるものなのか、それとも企業が後ろに控えているのか分からないのですが、自力だったら良いなと思いますし、普段こういう事あんまり思わないですけどこの方はこれからも良い曲を作られそうだなって気がします。