葬送のフリーレンの作者さん(山田鐘人さん)は
女性だと思ってます。
大ヒットしている葬送のフリーレンは最初から読んでいて、面白い漫画だと思っています。
ドラゴンボールやワンピース、ナルトのように猛烈に次回が気になるタイプの興奮マックスな漫画ではなく、淡々と進む物語を静かに満足しながら読むタイプの漫画だと感じます。
戦闘シーンは度々あるものの、細かく動きが描写されるのではなく、敵に見つかるシーン→攻撃シーン→逃げるシーン、といった風に時間間隔の空いたコマが淡々と描かれるので、バトルシーンをアニメ的にダイナミックに描くと言うより、紙芝居的にパラパラと表現されています。
これらの点から、乗り物やスポーツといったスピード感のあるものに興味を示す男性ではないと感じました。
次に感情描写です。
男性の描く漫画でももちろん心情描写はありますが、女性の表現は何だか男性とはテイストが違う感じがします。
男性漫画家だからといって心情描写が女性に劣る訳では無いのですが、性別によって描く感情の種類が違うような。
(小説なんかだとまた違うと思いますが、漫画ではそんな傾向があるかなと)
勝利への渇望、ひたむきさ、自己犠牲をしてでも何かを守ろうとする思い、そこにスリルが加わったのが男性的な心情描写。
逆に、女性の場合は勝利には拘らずに内面的な部分を重視する心情描写。
葬送のフリーレンはバトルよりもキャラクターの心の動きを丁寧に描写する部分が強く、女性的な印象です。
次に、キャラクターの印象。
フリーレンの周りには魅力的な男性キャラが沢山いるんですけど、男性からよりも女性からみて魅力的な男性キャラクターたちに描かれていると思います。
うるさくなくて、下品じゃない。
サブ主人公的な元気な青年キャラクターもいますが、サブヒロインの尻に敷かれていますし、女性から見て可愛い感じ、嫌じゃない感じに仕上げられてるような。
なんというか、男臭さがない。
清潔な男性キャラクターたち。
朕は男性かつ鈍感なので女性の感情については正直良くわかりませんが、しかし感覚としてはそんな感じがします。
後は我ながらこじつけですけど、ペンネーム。
山田鐘人さんというペンネームなので男かと思ったのですが、あえて男性感を出すために女性っぽくないペンネームにした可能性もあるかなって。
鐘人という名前が字的に本名では無さそうな感じがして、女とは思われたくないけどゴリゴリに男の名前にするのも抵抗がある、みたいな理由もあったのかな、なんて。
とはいえ、山田鐘人さんが男でも女でも関係無いんですけどね。
漫画が面白ければ性別なんて関係無いです。
これだけ書きましたが、当たっているかは分かりません笑
鋼の錬金術師は大好きでしたけど、作者の荒川弘さんが女性だとは分かりませんでしたし笑
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