マカロニと福音

ガスの音であったり 湯気の匂いであったり

キッチンにおちる灯りのちらつきであったり

そういうモノが僕の幸せ

西日のリビング 窓越しの朱が伝う

君を待つ賑やかな静けさ

そういうものが僕の幸せ


日々の憂いも 退屈も

今だけは全部忘れて鼻歌に仕舞う

君と囲む食卓が僕の幸せ

君との時間が僕の幸せ


「おかえりなさい」って。

ここから先は

0字

¥ 100

いただいたサポートは電脳広告屋『冬野屋』の運営費として活用させていただきます。