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うりえる杯みに 2022JUNE アフターレポート

皆様こんにちは、こんばんわ。なこもです。
この度は、6/26(日)に開催されました、「うりえる杯みに 2022JUNE」にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。

今回、当日にご参加いただいたのが15名と少数でしたので、運営からの刺客として、我らが砂糖水君に選手として参加していただきました。意外と好評みたいだったのでよかったです。

「うりえる杯みに 2022JUNE」は、「アイドル♪サマーレッスン」が発売し、「SHiFT」「iDA」にアークゼクスが追加となったほか、封神・伝説指定・エラッタの更新にて環境が大きく変わった中での開催となります。

いったいどのようなデッキが勝ち上がっていったのでしょうか?
封神等の影響にも触れつつ、まずはメタゲームについて触れていきましょう。


メタゲームブレイクダウン

使用プレイヤー分布

4 エンジュP うらら
2 アグリィP
1 綾瀬 ニューP 春日 ペクティリスP プリズムP ユーリ

ベスト8プレイヤー分布

3 エンジュP
1 アグリィP ペクティリスP ユーリ 綾瀬 うらら

前日のあすつぁーる杯みににおいてもそうですが、ほぼ半数のプレイヤーが「アイドル♪サマーレッスン」で強化されたデッキを使用しています。ベスト8でも同様の分布であることから、アイドルの強化が間違いなく環境に大きな影響を与えているのは間違いなさそうです。実質アイドル頂上決定戦

封神・伝説指定の影響

今回の環境では、「終末天使サンダルフォン」「麗色昆虫レディローズ」が封神、「仲良しランチ」「仲良しショッピング」「ネイチャーズフェイス」が伝説指定を受けました。


長い間、お世話になった方も多いのでは。

また、「煌天断滅の剣レーヴァテイン」がエラッタを受けてしまい、その強力無比なライフ除外効果を使用できなくなってしまいました。

「ライフ1枚を除外する」効果が「1ダメージを与える」に変わりました。

これにより、前環境で猛威を振るっていた「白緑プリンセスサンダルフォン」は使えなくなり、「緑赤ヴェスパローゼ」は強力な決め札を失ってしまい、新たな相棒を探すこととなってしまいました。

その一方で、今回入賞した「白黒緑ズィーガー」や、今回は惜しくも入賞を逃してしまった「黒青緑ネイ」に関しては、「マイペースなリンデン」を採用することで、そのリペアに成功しているようです。もともとトラッシュからカードを回収することが得意なテーマなので、その恩恵を受けやすいのは大きなポイントでしょうか。

封神指定発表直後に高騰しましたね。私も焦って探しました。


これらの影響を受けたデッキを乗り越え、今回の上位に挙がってきたデッキは…

Pick Up Deck

・緑青エンジュ

アイドル環境を席巻しているのはこの女ァ!!!!!!!!!!

前日のあすつぁーる杯みにおよび本大会において上位トップシェアを占めたデッキとなります。アークゼクスやULBの強力な起動効果に加え、相手ターンにリソースを増やす・リブートできるアルターブレイク、自身の効果で絶界を付与できる「ないしょの夏祭り エンジュ」などが採用されています。もともとリソースを触ることに関しては得意なデッキだったので、今回のアイドル弾での強化によって、盤面を強くコントロールできるデッキへと昇華された形となります。

また、昨今話題となっているとあるカードを複数枚使用できることが、このデッキの優位性を高めている、ともいえるでしょうか。

そう、その話題となっているカードとは、
ワールドコンダクター ポラリス」です。

一時のエンキ・エンリルを思い出しますね。

15コストという驚異のコストの代わりに、強力な効果を3つまで選択して使用できるこのカードは、ひとたび使用できれば強力なアドバンテージを得られます。IGOB期ではほどんど使用されていなかったカードですが、アークゼクス期に突入してからは状況が一変、ほとんどのデッキに使用されていくようになりました。
緑青エンジュは、リソースを増やす・手札を増やすことが得意なため、この「ワールドコンダクター ポラリス」を複数回使用するというプランが現実的となっており、ライフレース上で非常に有利となっています。
実際、このデッキを使用されていた対戦卓では、ET卓が多数発生しておりました。
中には、ライフを取り切らずにゲームに勝利した、というプレイヤーの話も聞きました。あれ、どこかで聞いたな?

はたしてこの環境は健全なのでしょうか????

「ワールドコンダクター ポラリス」抜きにしても、相手ターンにリソースを起こすことができるので、「iDA, Make your wish come true.」を迎撃に使用したり、アークゼクスやULBの起動効果を構えたりすることができるなど、器用に立ち回ることができる点も、このデッキの大きな強みです。

何回読んでもこのカードのテキスト強いですよね…。

今後のカードプールの追加で、このデッキを超えるデッキは登場するのでしょうか?



・黒赤アグリィ

アークゼクスの実装で、以前よりも攻撃回数を伸ばしたこのデッキ。実に黒赤というカラーにふさわしいデッキへと昇華しました。
元々IGOB期から、攻撃性能ガン振りのデッキでしたが、今回のアークゼクス実装で、「自分の攻撃したゼクスを破壊しながらトラッシュの質をピンポイントに高める」ことができるようになったほか、「狙いを定めて アグリィ」が単体でリブートできるため、デッキが回った際の爆発力は、どのデッキの追従も許さないことでしょう。

どうしてこんな簡単にリブートするんですか?

先程述べた緑青エンジュとの相性は、アグリィ側が相手のイベントタイミングでの動きに干渉できるカードがないことから、あまり良くないと思われます。
しかし、相手が準備を終えるよりも早く相手を倒せば問題ありません。
今後の環境の推移に注目です。


・白緑ペクティリス

元々ライフを回復して長期的に戦うことができるテーマでしたが、今回のアイドル弾にて、アークゼクスによる自分のゼクスの展開と、連パンができる「トロピカルタイム ペクティリス」を獲得しました。
これにより、ライフ回復による長期戦も可能でありつつ、かつこれまで以上に相手のライフを詰めやすくなっています。

もしかしてリアンですか?

「トロピカルタイム ペクティリス」が、自身の効果でイグニッションアイコンを持つことができるのもポイントでしょうか。ライフを回復する上にライフのカードが硬いのは対ビートダウンにおいて大きなアドバンテージとなります。

「SHiFT, Make Your Day.」も無理なく積むことができ、相手への迎撃で用いることも可能なこのデッキは、ライフレースにおいてはエンジュと同様にどのデッキの追従も許さないといえるでしょう。


さすがにアイドル弾で強化された影響か、アイドルたちのカードパワーが目立つ結果となりました。今後開催のCSでは一体どのようなデッキが勝ち上がっていくのでしょうか?

※この記事を執筆した時点(7/3)で複数回のCSが行われましたが、優勝はどれも緑青エンジュでした。やばくね????????


上位入賞者インタビュー

今回も、前回と同様に上位入賞者にインタビューを取らせていただきました。
質問内容は、以下の通りです。
なお、今回も特定の表現に関しては一部内容を書き換えていますのであらかじめご了承ください。ご承知の程よろしくお願いします。

①使用デッキ
②デッキの選択理由
③うりえる杯みにの感想
④ご要望
⑤最後に一言

優勝:3D様

①緑青エンジュ
②ニチャれるため
③ニチャれました
④なるべく連戦だと遠征しやすいです。宜しくお願いします。
⑤お疲れ様でした

準優勝:まゆみ様

①黒赤アグリィ
②構築基盤上の何もかもを持ってかったのでコントロール合戦の択を捨てて強靭なグー環境を破壊したいなと思いまして。
③新環境直後なのもあり、見慣れないカードも飛び交い刺激的な楽しい大会でした。
④今回も楽しい大会でした。 次回も楽しみにしております。
⑤相手だけアイドル♪サマーレッスンをプレイし、それを指を咥えて眺める生活はとても辛いですよ。

3位:ユタ様

①緑単ピュアティ
②元々使用していてノウハウがあり、多いと思っていたエンジュに有利で立ち位置が悪くないと考えたため
③初めてベスト8より上に行けて嬉しいです。
④(回答なし)
⑤(回答なし)

4位:Jr.様

①緑青エンジュ
②使われたら嫌なので使いました。
③人数少ないなら景品減らしてもらってもかまいませんよ
④(回答なし)
⑤ワールドコンダクターは○○

ベスト8:ポテム様

①緑青エンジュ
②発売日前から身内で回していて強かったからです。
③今日レよ楽ιカゝっナニτ″す
④(回答なし)
⑤しばらくは引退して別のゲームします

ベスト8:かみゆぎ様

①白黒緑ズィーガー
②アーク環境以前から使い続けていたテーマで、他のデッキよりはミスをしない自信があったため
③今回も上位卓に上がれて楽しかったです!
④開催日が新弾発売日の週末だとカードを集めたりリストを練る時間が少ないと思うので発売日翌週の土日とかだと嬉しいです
⑤ETポラリスライフ差勝ちしょうもねぇえ~~~😇

ベスト8:砂糖水様

①コズミックイースター&饗宴入りアスツァール
②時間切れになりたくないので殴れる手段を増やしたかった
③決勝トナメ1回戦で鍵2でコズミックイースター2回使ってジャッジキルされました。大変申し訳ございませんでした。
④(回答なし)
⑤参加者が少なめで奇数だったので参戦しました!とても楽しかったです。次回はフィーユ使いたいなあ…。

ベスト8:アダチ様

①緑白ペクティリス
②以前から使っていたデッキで強化が入ったから
③進行等臨機応変にスムーズに出来ていた
④(回答なし)
⑤エンジュ環境

皆様ご協力ありがとうございました。


運営よりお知らせ

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
最後に、運営より何点かお知らせがございます。

①ドタキャンについて

今回、多数の方に連絡なしの当日キャンセルをされてしまいました。参加のキャンセルをするのであれば、必ずご一報いただけますと幸いです。複数回ドタキャンを確認できた方に関しましては、こちらから参加のお断りをさせていただくほか、他CS主催様へ情報を共有させていただきます。ご承知いただきますようお願いいたします。

②次回のウリエル杯開催予定について

元々は7月にも開催予定でしたが、今回のあすつぁーる杯みに・うりえる杯みにの参加者数を鑑みまして、一旦、うりえる杯は7月開催を取りやめることとなりました。何とか毎月開催を目指しておりましたが、このような結果となってしまい申し訳ありません。
次回は、「うりえる杯みに 2022AUGUST」と題しまして
2022年8月21日(日)に、個人戦(32名規模)での開催となります。
「未知<ミスティックアーク>」環境終盤での開催となります。
皆様、ぜひともご参加くださいませ。

なお、アスツァール杯に関しましては、プレイズ様からのお知らせをお待ちください。連戦となるかどうかは未確定です。
プレイズ大阪日本橋本店様の公式Twitterはこちら↓

デュエルスペースが広いだけでなく、アクセスもよく、非常に遊びやすいお店です。関西にお越しの際は、ぜひ一度お越しください。
よろしくお願いします。


③景品について

今後のウリエル杯では、アスツァール杯同様、新弾のBOX+シングルチケット形式となると思います。
参加者に応じた形で調整できるようにしていきます。
皆様がなるべくゼクスをエンジョイできるような環境を整えていきたいと思っておりますので、
ご理解・ご協力の程よろしくお願いします。


終わりに

今回もご参加いただきまして誠にありがとうございました。
次回は8月の開催となり、少し時期は離れてしまいますが、
関西のゼクスを盛り上げられるように頑張っていきますので
応援よろしくお願いします。

それでは、次回のうりえる杯みにでお会いしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。



終わり

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