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【運営ログ】ウリエル杯ヒストリー【主催必見?】

皆様こんにちは、こんばんわ。
ウリエル杯主催のなこもです。

「ウリエル杯5th」の開催が控えている中、こんなときに何を書いてるんだ?とお思いの方がほとんどでしょう。僕自身もそうです。

実は先日、カナリア杯主催のコーポさんが、こんな記事を上げていました。


その中には、初のCS主催に取り組むまでの流れや運営に取り組んでみての反省が書かれており、主催の自分としてはとても共感できる内容となっていました。

一番最初の「ウリエル杯」を企画したのが2016年。人数が集まらなくて断念したのを強く心に覚えています。

今回は、コーポさんの記事からインスピレーションを受けて、これまでの「ウリエル杯」の簡単な振り返りと、CS主催となるうえでのノウハウ?といったものをまとめていけたらと思っています。
よろしくお願いいたします。


企画経緯①:どうしてウリエル杯と名乗ることになったのか

CSの開催を考えていた2015~2016年現在、開催されていたCSは以下の通りでした。

予選7回戦の伝説のCS 「ミサキ杯
カドボ高槻で定期的に開かれていた 「ニーナ杯
立花氏が関東へ行く前に主催していたチーム戦 「さくら杯
立花氏主催の個人戦 「フォスフラム杯
BIG MAGICなんば店で行われている 「Day Of Ignition
(DOIはゼクスタよりもガチ度が高く、CSよりもカジュアル色が強い大会となっていますが定期開催してくださっているので載せておきます。)
BIG MAGIC様&デュエルフィールド様主催 「頭領杯
出展:シャイニングエンジェル様より

そのほかに、過去で関西で開かれていたCSは以下の通りです。

飛鳥杯
ガムビエル杯
ミカエル杯
白の世界CS
白巫女杯
ターキッシュ杯
ケイツゥー杯
デスティネ杯
出展:シャイニングエンジェル様より

Z/Xおじいちゃん達は見知った名前が多いのではないでしょうか?
僕自身、全てのCSに出れたわけじゃないのですが、過去にこれだけのCSが開かれていたのはほんとにすごいことだと思います。

ここで気づいた方もいらっしゃるかと思いますが、当時開かれているゼクスCSの名前は、開かれている地域と関連する色の世界のゼクスの名が充てられています。関西は白の世界担当なので、当然白の世界のゼクスやプレイヤーの名前が多く入っていますね。(頭領杯は除く)

そもそも、私のHNである「なこも」の由来は、白の世界のプレイヤーである「天王寺飛鳥」の台詞、「なんでこないなってもうたんや?」からきています。

そこから発想して、

「なこも」→「天王寺飛鳥」→エンジェル化したら「四大天使ウリエルA.T.」→「ウリエル杯」で行こう!!!

みたいな感じで決まりました。
飛鳥杯使っていいよと当時の主催の方がおっしゃっていたのですが、リスペクトも込めて名前は使わず、自分たちのCSとして、「ウリエル杯」でやっていこうと決めました。

まあ、最初に企画したウリエル杯は人数が集まらなくて開催中止になったんですけどね!!!!!!!!!!!!!!!




企画経緯②:どうしてウリエル杯をREBOOT再始動することになったのか



そもそも、どうして開催中止になったのか。
最初のウリエル杯は日程がかなり悪かったことが原因の一つにあります。

5/3(祝) さくら杯
5/4(祝) 日本選手権店舗予選
5/5(祝) 日本選手権店舗予選
5/6() 日本選手権店舗予選
5/7(土) ウリエル杯予定日
5/8(日) ヒロイックサーガ大阪
2016年GWの関西でのゼクスイベントまとめ
金曜日が平日でした。

最初に企画したのは大型のチーム戦。しかし、会場の確保の関係で、当初の予定日はこの日程になってしまいました。遠征をしてもらおうにも、さくら杯とあまりに日程が離れすぎている。
何回もやって信頼もあるさくら杯への遠征を考えているチームは多くいましたが、平日を挟んだ土日のウリエル杯にまで遠征を考えてくれるプレイヤーはそんなに多くなく…。
(交通費や宿代を考えたら当たり前のこと)

やむを得ず、開催を中止とすることになりました。

ここで学んだ教訓は、CSを開く際はなるべく近くのCSと連戦にすると遠征する人を呼びやすいということ。次に開く際は、ほかのCS主催に声をかけてみようと心に決めました。

そうして大会を開くことを考えていましたが、自分の仕事の環境が落ち着かず、なかなか開催できずにいて3年が経過。大会開催の計画を脳内でしつつ、大会へは継続して参加して運営の動きを勉強していきます。

ある程度必要なポイントをまとめたところで、「ウリエル杯」の再始動を開始していきます。
当時から親しくしていた、砂糖水君とくうき君に声をかけ、運営協力を再度依頼。
会場の確保も十分、ニーナ杯主催のヤナギさんに声をかけ、日程を合わせて連戦に。

そうやって無事開催できたのが、「ウリエル杯REBOOT」です。


初の運営で70名ほどの参加。参加してくださった当時の皆様は大変ありがとうございました。
実際運営してみてわかったこともあるほか、たくさんの失敗や課題が見つかった回でした。
詳しくは、上のリンクからお読みください。
今回の反省点を活かし、次回の開催へ向けて動き出します。


動き出したんです。
しかし、ここでまたしても大きな問題が発生します。
そう、今も現在進行形で苦しめられている、某感染症のパンデミックです。




企画経緯③:どうして動画を撮影することになったのか

新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的感染拡大パンデミック
世界の未曽有の危機に、その性質上対面せざるを得ないトレーディングカードゲームは大打撃を受けました。
また、その流行に対しての緊急事態宣言の発令によって、イベントの開催はおろか、自由に買い物もできない事態に。
当然、開催を予定していた「ウリエル杯  THE SECOND」も開催中止
第一波が収まっても第二波、第三波が世界を襲います。
規模を収縮しても、厳しい感染対策を求められるため、近隣の公民館では大会を開催することは難しくなってしまいました。

せっかく開催ができるところまで行ったのにこの仕打ち。ウリエル杯はGWに開催すると中止になるジンクスができてしまったと思うくらいには落ち込みました。

そんな中、リモート大会の開催が様々なTCGで試みられるようになります。当然、それはゼクスでも行われました。

でも、リモート大会が流行りだした当初から、各所で懸念されていた問題がありました。

イカサマ問題です。

リモートという性質上、カメラ外から小細工をされてしまうと、それをプレイヤー同士が見抜くことは極めて難しいです。それは、ジャッジで対戦を眺めていても同じでしょう。
お互いの信用のもとに成り立つこのリモート対戦という形式は、大会を開催する運営目線からすると、非常に危うい対戦形式でした。

また、ゼクスは他TCGと異なり、3×3マスのスクエアを互いに共有して行われるゲームです。
盤面の情報が逐次入れ替わるこのゲームは、リモート対戦をするのには非常に不向きだったのです。

それでも、非常事態宣言が発令され、自宅でリモート対戦をするしかない私たちは、身内のプレイヤーとリモート対戦でデッキを考えたりして遊んでいました。

そんな中、リモートでゼクスの大会を開いてくれる有志の方々がいました。
当然、大会に飢えていたプレイヤーのみんなはそれに参加します。
私は仕事の関係で参加が難しかったので、観戦で一つの大会に参加することに。

運営視点から話をすると、ひとりで運営をされていたとのことなので、時間管理などが大変そうな印象を受けました。
あとはdiscordのサーバー設定。気を付けないと観戦者もボイスチャットのほうで発言できてしまうため、サーバーの立ち上げの際は設定に気を配ることが必要です。非常に勉強になった観戦でした。

そんなこんなで、僕が観戦してた大会のほうでは、イカサマは起こることなく、無事全行程が終了。ほっとしたのを覚えています。

しかし、残念ながらもう一つの大会で、イカサマ事案が発生。

それを機に、Z/Xではリモート大会が行われなくなってしまいました。

流行が止まらない某感染症の勢いに居ても立っても居られなくなった私は、ついに重い腰を上げてある企画を実行に移します。


「大会ができないなら、動画取ればいいじゃん。」

というわけで、こんな企画をやってました。


この時、おんぼろPCで編集していたので、エンコードに死ぬほど時間かかったのを覚えています。(10年前くらいのノートPCでやってた、詳しくは記事を参照)
それを考えると開催から1週間の速さで編集を終わらせたコーポさん何者?????ってなってました。

結構な反響もいただけて本当に感謝ばかり。編集のいい勉強にもなりました。
しかし、肝心のウリエル杯の次回の開催の目途は、立つことはありません。
パンデミックが収まるところを知らなかったため、緩和されたとはいえ度重なる緊急事態宣言、まん防の発令にて会場の確保が全くと言っていいほどできなかったからです。



企画経緯④:どうしてREMOTE大会を開催することに至ったのか


ゼクスのリモート大会があれから開催されることなく、パンデミックとなってから約1年が経過しました。ほかのTCGはリモートで大会を開催しているにも関わらずです。

どう考えてもイカサマのせいです。ゼクスのリモート大会は、貴重な開催の機会を損失する結果となってしまいました。

身内でリモートゼクスするほうが楽しいということとなってしまう悲しい状況。
運営としては、この状況を見逃すわけにはいきませんでした。

運営で相談し、以前の勉強させていただいたものを糧に、「ウリエル杯REMOTEプレ」を開催することに。

結果としてはまずまずといったところでしょうか?プレの名目通り、試験運用としては十分の結果と言っていいでしょう。
様々な地域の方にご参加いただけたほか、なんと外国の方が1名参加してくれていました。
これはリアル大会ではない、リモート大会ならではの強みですよね。

REMOTEプレが開催されて以降、少しずつ感染症の流行が収まりを見せ始め、徐々にカードゲームのリアルイベントが再開されはじめました。
もちろん、関西もそれは例外でなく、DOIがついに復活。

徐々にゼクス勢がテーブルトップへと戻ってきました。

しかし、我々は忘れ始めていたのです。

感染症は、忘れたころに感染拡大するまた数が増えてくることに。

企画経緯⑤:どうしてウリエル杯が3rdじゃなくて4thからの再開となったのか

席数を減らしながらも、徐々にDOIを再開してくださったほか、各地のゼクスタも再開し始めたことで、ゼクスのプレイヤーたちが返ってきた10月~11月ごろ。
DOIの運営してくれている我らがぱらやん店長に、場所をお借りできないかお願いをしてみることに。

な「ウリエル杯、そろそろ復活したい気持ちがあるんですけど、場所お借りできたりしないですか?」

ぱ「いいですよ!!!ぜひやってください!!!!!!!!」

とのことで運営ラインが再始動。

過去の告知記事をみていただけるとわかりやすいと思いますが、
本当に運営一同楽しみに準備をしていました。

動画での告知なんかも勢いに任せてしてみたり。
久しぶりの開催だったので、かなり力を入れていたのを覚えています。

実際、その反響はすごくて、受付開始からわずか1時間で参加予約がすべて埋まったのは本当に印象的でした。

(受付は12/1の21時からでした。)

その後、運営と店舗側で相談させていただき、参加枠を拡張してなんとかキャンセル待ちの人たちにもご参加いただけるようにしました。

この時の勢いはすさまじいものだったと今になって振り返ると思いますね。
しかしながら、受付を開始した12月の末から、少しずつコロナの感染者数が増える兆しを見せていました。
そして、1月に入るころにはどえらいことに。
3桁、4桁まであっという間に増えていく感染者。

残念ながら、その煽りを受けて、「ウリエル杯3rd」は中止することを余儀なくされてしまいました。

どうやっても次回のウリエル杯につながらない。せっかく受付開始から1時間で埋まるくらいに反響をいただけたのに。
もったいないし申し訳ない。

そんな思いでいっぱいでした。

しかし、ウリエル杯はただでは死にません。
もうひとつ、大きな切り札がありました。


ウリエル杯のチーム戦の開催へ向けて動いていた2月ごろ。
場所の確保に向けて動こうとしていたタイミングで、運営の砂糖水君から突然電話が。

な「なんや」

さ「もう場所取った?とってないならメガプレイズでチーム戦やらん?32チームくらいはできそうやねんけど」

な「??????????????やります!!!!!!!!!!!!」

というわけで場所の問題、解決。

メガプレイズ…プレイズ大阪日本橋本店様のデュエルスペースを借りて、開催することが決定した瞬間でした。

この電話がきっかけで、現在の体制ができあがっていくことになるわけです。
なんとかここまでつなげられて本当によかった。

そして、この辺りでナンバリングを考え直し、
ナンバリングの付くウリエル杯がチーム戦、月の英語を付けるうりえる杯みにが個人戦という形に変更しました。

開催できなかったTHE SECOND、3rdを飛ばし、改めて4thからナンバリングを開始することにしたのです。

企画経緯⑥:どうしてカバレージを書くことにしたのか

対戦動画を撮影する環境・物品はあるのですが、編集へ充てる時間が十分にとれなかったことが主な要因です。書いてみたかったのもありますが…。
しかし、前回のウリエル杯のカバレージを見てもらったらわかると思いますが、結局動画編集するのと同じかそれ以上の時間を費やしちゃってるんですよね笑

次のウリエル杯では、カバレージを書くかどうかはわかりませんが、気が向けば書こうかなと思っています。
もしよかったら読んでくださいね。

CS運営をしてみたい人へ:CSをやるのに必要なことは

さて、ウリエル杯のこれまでを長々と語ってきたのですが、
運営をやるうえで、必要なことを下記に残していきます。

もし、今後ゼクスの大会を開こうとしている有志の方がいれば、ぜひとも参考にしてください。

運営をやるうえで必要なもの
・公式Twitter、イザジン
・マッチングソフト(TCGマイスター、フリーソフトなど)
・景品を準備する前資金
・運営補佐
・やる気
・PC(あると便利)
・開催規模にあった会場
・動画撮影用の器具(動画を取るなら用意しましょう)
・他CS運営とのつながり

・公式Twitter
5分で作れるので作りましょう。
告知に必須です。
ゼクスではイザジンでの参加受付が主流なので、参加者の管理は、最初はイザジン使っとけばいいと思います。

・マッチングソフト
もし店舗の協力が得られるなら、TCGマイスターを導入しているか聞いてみましょう。もしかしたら使わせてもらえるかもしれません。
もし無理なら、フリーソフトやオンライン上のサービスがあるのでそれを活用するのも手です。

・景品を準備する前資金
単純に景品を買うのにまとまったお金がないとだめですよって話です。
あとは場所代がかかるなら、そのお金も。
あと、参加費が発生する大会で、おつりが出ることが予想される際は、それも準備が必要です。確認しておきましょう。

・運営補佐
慣れるまでは、一人では間違いなく死にます。友人に声をかけて手伝ってくれる人を見繕いましょう。
もう一回言います、慣れるまでは一人では間違いなく死にます。

・やる気
やる気がないと運営はできません。
皆のやる気を分けてもらいましょう。

・PC
ノートPCはあるならそれを。
なければタブレットとかでもいいと思います。
参加者の管理や、スコアの管理があるのとないのとではやりやすさが違うと思うので、できそうなら用意しましょう。
動画を編集するなら、無理のないスペックのパソコンがあるとなおよし。

・開催規模にあった会場
コロナ禍からいまだ抜け出せていないため、公民館での開催は、非常に制約が重いところが多いと思います。
店舗を借りれれば最高ですが、それが無理な場合は足で探すしかありません。
頑張ってください。
アーシア杯、あの規模の会場どうやって探し出してるんだ…?と疑問に思っています。

・動画撮影用の器具
文字通りです。別にビデオカメラでなくでも、スマホでもいいと思います。
ただし三脚は別。
僕はこの動画を参考にして物品を購入して使っています。

よければご参考に。
ただとるだけなら便利です。持ち運びに目をつむれば…。

・他CS運営とのつながり
なるべく連戦できるようにすると人の集まりがいいので、声をかけてみるくらいはしてもいいと思います。
ゼクストリームに合わせてみるのもいいかもしれませんね。

終わりに

CS運営は楽しいこともある反面、様々な情勢に影響を受けてしまう立場となってしまいます。
その影響をどれだけ飲み込むことができるか。
それにかかっていると思います。

ぜひ、ゼクスの大会の主催をやりたい人にとっての参考になれば幸いです。
コロナ禍で苦しんだなりには、なんとか立ち上がれたほうだと思っています。

だからみんな、ウリエル杯来てね。
チームが組めない人は、ハッシュタグを活用してくれれば運営がRTしに行くので・・・・。

#ウリエル杯チームメンバー募集

ラスト1枠!!!
お待ちしております。


と言っている間に予約枠全て埋まりました!ありがとうございます!!!!!!!!!
以降の予約はキャンセル待ちとなってはしまいますが、参加を少しでもご検討されている方は、お早めにご登録くださいませ。

よろしくお願いします!


Special Thanks


お世話になっている店舗様を紹介して終わります。

BIG MAGIC なんば店様

在庫豊富なお店です。買取も強く、いつもお世話になっております。
DOIをやってくれているお店はここです。
毎月2回開催しています。
大阪に立ち寄った際はぜひ。
デュエルスペースもあり、快適に遊べます!!!


プレイズ 大阪日本橋本店様

まじででかい。今年の2月下旬にオープンしたお店です。
店の中も明るくてきれいです。大阪に立ち寄った際はぜひ遊びにきてください!
ウリエル杯、アスツァール杯はここでやってます。


終わり

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