「離婚したいと言われた」離婚問題で悩むTさんのお悩み
こんばんは!
WhyWhyカウンセラーのふぁーこです!
きょうもお悩みをいただきましたので一緒に考えてみようと思います。
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女性 Tさんからのお悩み
今までずっと仲良が良いと思っていた旦那さんから、
突然『離婚したい』と言われてどうしていいのか分からず途方に暮れています。
結婚して7年の30代後半(旦那さんは3歳年下)夫婦で、子供はいません。
共働きで、私は会社員、旦那さんは家業を継いで自営で働いています。
1か月前には二人で海外旅行にも行きケンカもなく仲良くしていたのに、
離婚したいと言い出してからは別人のようになりました。
会話もなく私を避けるようになり、話をしても離婚を迫るか暴言ばかりで、
あまりの変わりようにどうしてしまったのか?訳が分からず苦しいです。
私もイライラして嫌な態度を取ったりすることはありましたが、
喧嘩をしたとか嫌われるような決定的な何かをしたようなことはなく、
あまりに突然で訳がわかりません。
・最初から好きではなかった
・もう女としては見れない
・なんで結婚したのか後悔してる
・お前の顔を見るのも嫌だ
・生理的にムリ
・なんでもキレイに片付けすぎて寛げない
・料理の品数が多くてムダ
やることなす事全てを否定され、どうしたらいいのかかも分かりません。
私は旦那さんの事が好きなので、離婚したくありません。
今は話し合いすら出来ず、私を見る目は『汚いものを見るときのような目』で
旦那さんの態度や言葉、色々な事に傷付いてボロボロです。
眠れず、食欲もなく1週間で5キロ痩せてしまいました。
誰にも相談できず、どうしていいか分かりません。
大好きな人なので離婚したくないけれど、
全く別人のようになってしまった旦那さんとはもうやり直せないのかも…
と思うと気が変になりそうです。
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Tさん、誰にも話せないお気持ちを、打ち明けてくださってありがとうございます。
突然のことで、どれだけビックリして、ショックを受けていることでしょう。
ふぁーこだったら、料理の品数多くてめちゃくちゃうれしいのになぁ~!
キレイに片付けてくれたらとっても助かるのになぁ~!
5キロも痩せちゃったなんて、ぽっちゃり好きなふぁーこからしたら、思わぬハプニング!!
健康的な痩せ方でないとしたら、まずは栄養をとって、寝れるだけ寝て、
自分の身体を一番大切に考えてみてくださいね。
その上でなんですが、Tさんがやってきたことは、すべてご自身とだんなさんのためですよね?
それはしっかりわかった上で、でもやっぱりTさんがそんなことをしてくれたらと思うと、
ふぁーこすっごくうれしくなるなぁ~!
だって、Tさんの行動には「愛」があるでしょう。
いろんな愚痴はあれど、「愛」があるから今悩んでいるんでしょう。
そんなTさんが苦しんでいるとしたら、どういう「愛」がこんがらがってしまったんでしょうね。
どういう愛し方、愛され方をしたかったんでしょうね?
パートナーシップって、人それぞれ距離感や愛し方が違うじゃないですか?
たとえば自衛隊の潜水艦に勤める方がだんなさんだったら、
何ヶ月か会えないとか日常的だろうし、
一緒に農家をやっているご夫婦は基本的にずっと一緒に生活しているだろうし、
イタリア人のように直球で愛を伝え合う人たちもいれば、
照れちゃって「好き」とか言葉では全く言ったりしないご夫婦もいるでしょうし。
Tさんはどんな愛し方、愛され方をされたいですか?
ここで大切なのは、本当に「うれしい、たのしい」と思える愛し方、愛され方を本気でイメージしてみることです。
難しければ、恋愛小説や恋愛映画を観たり、恋愛ドラマを観たり、理想の夫婦を思い出したりしてもかまいません。
そこで、そんな理想的な恋愛やカップルや夫婦の物語、愛のつながりを見ると
苦しくなったり、嫉妬したり、悲しくなったりすることもあるでしょう。
でも、イメージした分だけ、その理想に近づくことができます。
イメージというものは、実現できるものしかイメージできません。
だから、イメージしてみてください。
嫉妬や悲しみ、寂しさがでてきたら、もし実際にその感情が出てきたときに、
パートナーにどんなふうな対応で愛し、愛されるとうれしいのか、たのしいのかもイメージしてみてください。
それから、Tさんはやさしいので自分を責めたり、自己嫌悪することがあるかもしれませんね。
そのときに、まずは自分がいつもなにをしているか思い出してください。
朝起きて、顔を洗った。→顔を洗って健康的・清潔的でいる自分エライ
カーテンを開いた→部屋に光をもたらしてあげてエライ
布団を整えた→布団にもやさしくできる自分エライ
お湯を沸かして飲み物を飲んだ(朝食をとった)→身体に栄養を送り込んでエライ
メイクをした→女としての自分を高めていてエライ
服を着替えた→服の役割を与えてあげて服を喜ばせてあげてエライ
靴を履いて仕事に行った→靴のことも足の裏も大切にしていてエライ
このように、1つ1つ自分の行動をエライエライとつぶやいてみてください。
ほんとうの意味で、心から思えなくても今はいいんです。
自分が「当たり前」「○○すべきだから」とおもっている「ふつう」のことは、
クセがついてしまってどれだけ周りが「すごい」「エライ」と言っても
「いやできて当たり前だから」「ふつうだから」と思ってしまいますよね。
でも、これを生まれたての赤ちゃんがやっていたらどう思いますか?
「バブバブ~、おはようでちゅ、起きたでちゅ。一人で立って顔洗うでちゅ。カーテンもあけられるでちゅ。お腹すいたから朝食用意するでちゅ」
ちょっとちょっと!!!うちの子めっちゃ自立しててすごいんですけど!!!って思いますよね。
それくらい、あなたのしていることは「ふつう」でなく「すばらしい」ことです。
それを、まずは自分でかみしめるために、やってみてほしいのです。
1日ではなく、ことあるごとに繰り返し繰り返し、
「エライ」「エライ」とつぶやいてみてほしいのです。
怒りが出てきたり、イライラしたときも、
「怒りを感じてあげてエライ」「ココロに怒りを迎えてあげてエライ」「とにかくエライ」
と自分自身に言ってあげてみてください。
もちろん、怒りだけでなく、感情の整理のために日記を書いてみるのもオススメです。
今はスマートフォンでいろんなアプリや日記用サイトもあるでしょうし、紙の日記でもいいと思います。
そうして「エライエライ」作戦を何ヶ月か続けてみると、
自分の気持ちにフォーカスを置けるように少しづつなってくると思います。
今までは
「あの人が○○と言った。」
「どうしてあんなことあの人は言うんだろう」
だったのが、
「あの人が○○と言った」→「その言葉を受けて私はこう思った(感じた)」
「どうしてあんなことあの人は言うんだろう」→「あの人が言ったこの言葉でどうして私はこういう気持ちになるんだろう」
というように、少しづつ自分の心に目を向けられるようになっていくのではないかと思います。
そうすると、今までは「だんなさん」はどうしてこういうことをするんだろうという旦那軸の意識から、
「わたし」はどうしてこう思う(感じる)んだろうという自分軸へ意識をもってくることができます。
そうすると、最初に言った理想の愛し方、愛され方のイメージが役に立ちます。
わたしは、どういう愛し方をしていきたいのか?
わたしは、どういう愛され方をしていきたいのか?
そのために、わたしができることはなんだろう?
そうして自分の理想に基づいて、自分で選択ができるようになります。
そして「自分がどう選択したいのか」を考えられるようになります。
そのときに、
「別人のようにわたしのやること成すこと責めてくるけれど、わたしはこの人が好きだから別にいいや」
と思うのか、
「わたしの気持ちが納得しないから、納得するまで話し合いたい」
と思うのか、
「どうしても別れたくないって思っていたけど、この人と私がほんとうに幸せになるなら別れるのも1つの手かな」
と思うのか、
「いきなりはムリ。自分と向き合う時間がもっとほしいから時間がほしい」
と思うのか、
いろんな自分の気持ちを一番大切にできる方法で、選択ができるのではないかな、と思います。
最初はなかなかむずかしいかもしれませんが、自分自身と向き合ったことで、
自分も相手も変わる(変える)ことができます。
ぜひ、ステキなTさん、もっともっとステキなTさんになっちゃってください!
またいつでもご相談くださいね!
それではきょうも、絆創膏を貼ったら絆創膏に羽が生えたようないい夢をみましょう~!