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#御苗場 を終えて


とまぁ、まとめたらこんな感じです。


本当に色々学びある3日間でしたので、一気にまとめて一つの記事に仕上げて今これだと思う学んだ事を2点発表したいと思います。


まず一つ目は、御苗場を通じて、「写真って視覚芸術」だなって身を持ってわかりました。


自分は、今フリーのカメラマンをしておりまして、依頼された方の写真と撮った写真でその依頼者にどの様な効果があるかを提案しております。

いわゆる商業フォトグラファーです。


今回の展示会では自分の撮りたい物で自分を表現する「写真家」として挑戦したわけですが、今思うと商業的な写真を展示しておりました。

(初めての大規模写真やったので、本当に手探りでした)


そして、他の展示者の作品を見ていると、僕が知らない写真の可能性がありふれてました。


こんな表現の仕方があるのか?

こんな魅せ方があるのか?

こんな撮り方があるのか?

これが視覚芸術っていうヤツなのか?


正直

自分は視覚芸術の凄さを軽視しておりました。

写真って自分の見た事象をファインダーを通してシャッターを切ること。それが芸術になるの?美味しいの?と思っていたレベルです。


僕が思う芸術って言うのは、白紙のキャンパスに絵を描いたり、古木から彫刻を作ったりして表現する物で、無から有を作り出すイメージです。簡単に言えば何もない状態から、創造性豊かな作品を自分で描いていくのが芸術やと思っていたので、シャッターを切るだけで芸術なんて作れるわけがないと思っておりました。


しかし、御苗場を通じてファインダーを覗いてシャッターを切って撮る写真でも芸術は作れるんだ。見た事象を写真で表現する視覚芸術の可能性に身を持って理解できました。写真ってすごいよ♪


そして2つ目は、審査員から高評価を頂く作品は良質なLPですわ。


「LP」と言うのは、WEB業界の言葉でランディングページの略であります。(以下LP)

LPは着地ページという意味で、WEBサイトのリンクをクリックしてユーザーが最初に訪れるページという意味になります。


わかりやすく展示会的な意味で表現すると、「あなたの作品のもっと見たいという導線ちゃんとしております!」的な意味になります。


審査員に選ばれた作品の多くは、「あなたの作品をもっと見たい」という導線が完璧でした。天才です。


僕が見た限り、いくつか特徴がありました。(個人的見解箇条書き)


作品テーマの一貫性

・作品のポートフォリオが置いてある

・作品の説明が端的にわかりやすく書いてある

・展示されている作品は多くても9作品未満


そして導線の多くは、作品に目を止まる→作品文章を見る→作品テーマを想像する→ポートフォリオを見る→どんな作品テーマが妄想する→展示者とお話しして作品に対する理解度が増し心動かされる→感想noteを書いたら名刺交換をする。流れになってました。


これがわかってから、展示スペースを見て、如何に自分の作品を見た貰った人達にどんな行動をとって貰いたいのか?をひたすら見ておりました。


御苗場を終えて、また新たな挑戦を始めます


今回、勢いで関西御苗場に参加しましたが結論最高です!


しばらくは、自分の視覚芸術を追求したいので、当分参加はしないのですが来年は完璧なLPを作るために見せ方や展示の仕方を研究したいと思いますし、もっと表現力を追求していきたいと思った次第でございます。


関西御苗場 挑戦編は、ここで一旦幕引きさせて頂きます。



そして新たな挑戦


「インバウンドカメラマン」挑戦編 開幕です\(^o^)/

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