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11/7 ブリーダーズカップもワイドな勝負!

見出しの写真は数年前にニューヨーク旅行でベルモントパーク競馬場に行った際の写真です🗽

ベルモントパーク競馬場と言えば、アメリカ三冠レースの最終戦のベルモントステークスが有名ですが、1990年、1995年、2001年、2005年と4回ブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップの舞台にもなっております🏆

ベルモントパーク競馬場に行った時のお話はまたおいおいnoteでさせて頂ければと思います☝️

今年のブリーダーズカップはデルマー競馬場が舞台となります🏇2017年以来4年ぶりの開催です👀
2日目は日本から5頭の馬が参戦します👍

◆BCダートマイル(ダ1600m) 発走時刻:5時19分
出走日本馬:ピンシャン(牡4、川田将雅騎手、森秀行厩舎)
      ジャスパープリンス(牡6、福永祐一騎手、森秀行厩舎)

◆BCフィリー&メアターフ(芝2200m) 発走時刻:5時59分
出走日本馬:ラヴズオンリーユー(牝5、川田将雅騎手、矢作芳人厩舎)

◆BCスプリント(ダ1200m) 発走時刻:6時38分
出走日本馬:マテラスカイ(牡7、川田将雅騎手、森秀行厩舎)

◆BCマイル(芝1600m) 発走時刻:7時20分
出走日本馬:ヴァンドギャルド(牡5、福永祐一騎手、藤原英昭厩舎)

◆BCディスタフ(ダ1800m)発走時刻:8時00分
出走日本馬:マルシュロレーヌ(牝5、O.マーフィー騎手、矢作芳人厩舎)

日本では、ラヴズオンリーユーの出走するBCフィリー&メアターフ、ヴァンドギャルドが出走するBCマイル、日本馬は出走しないBCターフ3レースが馬券販売対象レースとなっております🎟

BCフィリー&メアターフに関しては、前回開催時は芝1800mであり今回は芝2200mに条件が変わっていて参考情報が少ないことから、ある程度参考情報の揃っているBCマイル、BCターフの2レースを予想したいと思います‼️

デルマー9R BCマイル

<レース傾向>
過去10年の勝ち馬を出身国別に振り返りますと、アメリカが7勝、フランス、イギリス、アイルランドがそれぞれ1勝ずつと圧倒的にアメリカ馬が強いレースとなっています。今回と同じデルマー競馬場で開催された2017年もアメリカ馬のWorld Approvalが勝っています。

アメリカの競馬場の特徴としては、基本、小回り・左回り・直線の短いコースとなっており、マイル戦については4つのコーナーを周るコースレイアウトとなっております。日本のマイル戦は全て2つのコーナーしか周りませんし、欧州のマイル戦は直線コースが主流となっておりますので、これらのコースで実績を挙げているマイラーとは違う要素が求められるコースになっていると言えます。

<血統>
マイルについては、小回りの4つのコーナーを周り、直線の短いコースということで、アメリカ競馬特有のスピードで押し切る能力が求められます。こういった背景もあり、芝レースでありながら血統面においてもアメリカのダート血統が全般的に活躍しています。アメリカ血統以外では、スピードについていくためにデインヒルもしくはGreen Desert 血を持っておくことは必須条件となってきます。

<予想>
◎6モーフォーザ
血統面からはダート戦もこなせそうなバリバリのアメリカ血統。G2ながらデルマーのマイル戦を2勝しており、また、デルマーの芝1800mG1のハリウッドダービーも勝利しており、コース相性は抜群。マイル戦で57Kgを背負って1:32台でのタイムでも勝利しており、持ち時計もかなり優秀。レーティングも117と出走馬内で一番高く、アメリカ馬の中で最有力は本馬。

○9マザーアース
冒頭にも挙げた、デインヒルとGreen Desertの両方の血を持つ、欧州のスピード血統。2歳時にはBCフィリーズマイルで2着に入っており、アメリカの芝マイル実績もあり。世界のあらゆる競馬場を知り尽くしているムーア騎手の手腕にも期待。

▲1マスターオブザシーズ
冒頭にも挙げたデインヒルの血を持っている。モーフォーザと同じく、レーティング117と出走馬内で一番高い。また、父のDubawiは前日開催されたBCジュヴェナイルターフで産駒のModern Gamesが勝っており、その点でも押さえておく必要あり。

△11ガットストーミー
アメリカを代表する血統であるStorm Cat 、Unbridledを持っている。さらに、母系ではスピードの血であるIn Realityのクロスも発生しており、血統面では好走してもおかしくない。また、ハンデ差も考慮するとレーティング117(114+3)と出走馬内で最高位タイとなる。

△10ブロウアウト
父系にはデインヒル、母系にはStorm Cat、母父はディープインパクトという欧州と米国と日本のハイブリッドのような血統。汎用性の高い血統で、しれっと好走しても不思議はない。

<予想印・買い目>
◎と○から印の馬にワイド流し

◎6モーフォーザ
○9マザーアース
▲1マスターオブザシーズ
△2スムーズライクストレイト
△3スペースブルース
△10ブロウアウト
△11ガットストーミー
△12パールズガロアー



デルマー11R BCターフ

<レース傾向>
過去10年の勝ち馬を出身国別に振り返りますと、アイルランドが5勝、アメリカが3勝、イギリス、フランスがそれぞれ1勝ずつとマイルとは傾向が逆で欧州の馬が強いレースとなっています。今回と同じデルマー競馬場で開催された2017年もフランス馬のタリスマニックが勝っています。

デルマー競馬場の芝2400m戦については6つのコーナーを周るコースレイアウトとなっております。道中のコーナーが多いことからペースはそこまで早くならず、スピード勝負というよりかはスタミナ勝負、あとは、最終コーナーでどれだけ加速して直線に迎えるかが鍵となります。

<血統>
Galileo、Cape Cross
の血を持つ馬が活躍します。特にGalileoは、2013年のMagician、2015年のFound、2016年のHighland Reel3頭の勝ち馬の父として、2018年の勝ち馬のEnableの父父として名を連ねており、アメリカの芝クラシックディスタンスにおいてもかなり重視すべき血統となっています。

<予想>
◎8ブルーム

父方にGalileoとCape Cross両方の血を持ちます。さらに父母のウィジャボードはジャパンカップにも出走してお馴染みの世界を駆け巡った名牝ですが、BCを2勝していおり、アメリカの芝レースにも所縁の深い血統でもあります。また、サンクルー大賞典勝ちやフォワ賞2着などフランスの競馬場で好走しており、フランス馬のタリスマニックがBCターフを制したデルマー競馬場との相性も良さそう

○13タルナワ
母方にCape Crossの血を持ちます。昨年のBCターフの覇者であり、今年の凱旋門賞2着の実績馬。レーティングも出走メンバーの中で最高の122。抜けた存在であることは間違いない。

▲14ジャパン
父方にGalileoの血を持ちます。凱旋門賞は出走せず、ここ2走はアメリカで続戦し、ここに標準を合わせてきた。臨戦過程からは一番本気度が伺える。この馬もブルームと同じくフランスでの好走歴があるのも好材料。

△12ティオーナ
父方にCape Crossの血を持ちます。スノーフォールをヴェルメイユ賞で下した馬だが、凱旋門賞は参戦せず、実力は未知数な部分が多い。54Kgの斤量が有利に働けばチャンスあり。

△10ユビアー
Galileo、Cape Crossの血は持ちませんが、本日のデルマー競馬場の芝レースで活躍していたDubawi産駒。イギリスの馬であるが、前走はベルモントパーク競馬場の芝2400mのレースを使い、かなり強い内容で勝った。アメリカの競馬場への適性は高そうで侮れない存在。

<予想印・買い目>
◎と○から印の馬にワイド流し

◎8ブルーム
○13タルナワ
▲14ジャパン
△7ウォルトンストリート
△10ユビアー
△12ティオーナ
△15ボリショイバレエ


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