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「勇気だ。」英語を日本で身につける為に必須なモノは。

*自分で書いたnoteを1年ぶりに読んだら、色々思い出した。失恋から立ち直った今、思いを書き残そう。

「6秒と7分30秒」

 よくあるプレゼンの出だし感がこざかしいですが、これは何を表す数字かわかりますか?私が高校で行なった教育実習(英語)での授業中、英語を発声した時間を表しています。一つ目の6秒が生徒一人の平均です。従って、大多数の生徒は0秒です。50分間の高校英語の授業で、0〜15秒しか英語を発声しません。7分30秒が、当時の教員(私)の発声時間です。生徒はこの50分の授業を受け続け、自然な言語習得に繋がるだろうか。

「waterとcharge」

 ご存知かと思いますが、ミネラルウォーターのノリで、「ウォーター」(ォに強勢)と発声すると、ほぼ英語としては伝わらない。日本語をわかる・日本人の友人が多い・アニメオタクでカタカナが読める外国人達には、なんとか把握してくれるレベルかも。また、これも知ってる方が多いと思いますが、ter と部分が「手抜きな感じ」で ナ、「ぅおなぁ」って発声されるケースが多い。chargeも同じくで、「チャージ」と読んでも文脈なしには理解はきっとしてくれません。「マッチに火がつくくらい」の感じで、チャァッっと言って、r の下巻きをして、ジッポライターの指を止める感じで、「ジッ」と息を絞り出してやっと聴き手は、charge のスペルを想起してくれます。

文法よりも大事なもの、それは「勇気だ。」

 英語発音、もちろん私のそれは100%ではない。しかし、学習に没頭し出した高校一年くらいから、なるべく発音にも注意した。勇気という精神性と関連して、私はメンタルが一周してニヒルな方に振り切っていて、今も変わらない。高校の2年くらいからか、笑われようが、陰口言われてようが、なぜかほぼ気にしなくなった。疎外されればされる程、勉強に没頭できる環境がシャープになって行った。(文化祭をサボッたら、ガッツリ系のイジメにあったのはミスだったが。)

 本論に戻ろう。例えば、学校の教室で、ひょっとしたら高校を出て入学した大学の講義室や、図書館ワークスペースですらも、適切に英単語の発音をすれば、茶化した感じで、「フュー!」「かっこいい〜」みたいな雰囲気が沸き上がるかもしれない。私の場合も忘れもしない、高校2年生の頃、英作文の答えを集中して読み上げて(しまい)、「ぅおなぁ,(water,)」とカンマ前まで、私なりの正しさで発音すると、「クスクス」が笑いが起きた。しかも、ブサイク野郎に笑われた。demon slayしてやろうか、というくらいのニヤケ具合だった。だが、以降も気にせずに、自分が正しいと思う発音や、見よう見まねの音声変化も踏まえ、その一文の読み上げを、勇気とニヒル(どうせ友達なんて要らないし)で以って貫徹した。

 そう、ここにこそ、強い振り切った「勇気」が必要なのだ。「日本語、カタカナで表記しやすい発声、発音でするよね〜」という、どの点から見ても間違った遠慮というか、なんというか、誰も得がない同調圧力というか、脱力的趣味の語学感で、みんなで並走しようよ〜感の空気が漂っているのだ。統一された点数や資格はわかりやすい、しれっとcertificate や数字を学歴と同じ具合に書けば、「この黄門が目に入らぬか!」と、その800点や○級は私達の努力が完結したかのように、過去に陶酔できる。

 un-learn(学びを消去)しなければならい癖

water を「ぅおなぁ,」と発声することは、TikTokで「ヤリラフィー」を口ずさむ、よりも絶対に簡単で且つ意義深い。もし「ウォーター」と言い続ける「どの点から見ても間違った遠慮」によって染み付いた癖は、ほぼ100%学び直し、矯正しなければならない。なぜなら、英語で話す相手はチョークを持った先生ではなく、日本語が通じない外国人であるからだ。 

 勇気を持とう、勇気を持って、発声や発音をしよう

「ゥオナァ,」「ジャペェン(Japan)」を笑うヤツがいるかもしれない。いやいるんだ。それなら、そんな「ヤリラフィー」野郎がいない世界へ行けばいい、それは狭い教室と比較にならないくらいMajorityの世界だと思う。その世界に行くために勇気を伴った学習が必須なのです。

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