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【基礎学習】ランドマークを使ったデッサン

こんにちは。
うぃごうぃごです。

今回もブルアカのキャラをモチーフに教本のアウトプットを兼ねて2次創作を描きました。

ブルアカを始めてもうすぐ2ヶ月が経とうとしてますが、2次創作意欲を掻き立てるキャラが多くて困ってます笑

1次創作も進めなきゃなんですが…笑

◼️完成品

モチーフ:アル(ドレスver.)

制作時間は30.5時間(作業日数7日)

いままでの制作で一番手戻りが少なったのですが、後で紹介するランドマークを使ったデッサン法のおかげで大掛かりな修正を生み出さなかったのが大きかったです。

ちなみに、今作は描くに至った経緯がありまして、なんだかんだストーリーを持たせた作品はこれが初めてです。

◼️作品背景

この作品を描き始める前(3月初旬)、ブルアカではモチーフのアル(ドレスver.)がガチャでピックアップされていたのですが、ガチャを回すための石を大量に消費したものの出てきてくれず。

泣く泣く諦めて次の新登場の限定キャラ(正月フウカ)に狙いをシフト。
攻略サイトを見ると、正月フウカは相当強いらしく、期間限定キャラということもあって絶対引くと決めました。

そして待ちに待った正月フウカのピックアップガチャ開催日。
ここでも爆死し続け、石を大量に注ぎ込み、ようやくきた確定演出で排出されたのは正月フウカではなくアル(ドレスver.)。

これまでの石の消費量も相まって落胆する自分。

私が出て嬉しいでしょ?と言わんばかりの表情で出てきたアルは肩を落としている自分を見て大きく動揺する———

今回はそんな動揺して泣き崩れたアルを描きました。


◼️今回試した新手法

ラフに関して、これまで輪郭を描いていくコントゥールドローイングを採用していたのですが、今回は図形を用いる図形化ドローイングで描いてみました。


比率の計測

まずは参考絵に補助線を引いて等身と幅を測ります。

ヒールを履いているので、7頭身ではなく6.5等身とみて今回は描いていった


大ラフ

水色:図形でラフを描いていく(図形化ドローイング)
赤色:鎖骨や胸骨などの人体の目印となるランドマーク

図形を使って大ラフが描けたら、目印となる重要な骨をランドマークとして置いていきます。

今回のポーズの場合、膝蓋骨(しつがいこつ)や脛骨(けいこつ)といった膝の骨が見え方に一番影響を与えると感じたので、他の部位よりも向きや大きさに気をつけて設置。


ラフ

大ラフのレイヤーの透明度を下げて下敷きにし、輪郭線を整える。

今回初導入のランドマーク、最もありがたみを感じたのはラフ工程と線画工程でした。

折り曲げた膝なんかよく書き直しが頻発する部分なのですが、膝の骨がどうなっているのかが見えているだけでここまで描きやすくなるのかと感動。


線画、下塗り

線画と下塗りの工程でも1つずつ試験的に導入してみたことがありました。

これまでブラシサイズ4~6のGペンで描いていたのですが、今回はブラシサイズ12で線画を描いてみました。

全身絵のようにズームアウトしている場合、ブラシサイズを大きくして輪郭線が太いと返って不自然と思っていてサイズ4〜6で描いていたのですが意外と良さげな気がしました。

コートとドレスのシルエット塗り。
この時点でまだ輪郭線は描いていない。

下塗りでの初導入の手法はシルエット塗り
コートとドレスといった衣装は輪郭が複雑になりやすいので、シルエットでざっくりと領域を決めてから輪郭線を描くようにしてみました。
自然な形にできて時短にもつながったのでこれも好感触の手法でした。


◼️こだわった点

以前、オリ作の添削でコントラストをもっとつけたほうがいいと指摘されたのでコントラスト(明暗差)を強く意識し、明度差は70程度つけています。

「泣き崩れる」という設定から光源はビューワーから見て右斜め前に設置

そのほかにこだわったのは太ももの形

床に座り込むことで太ももが少しワイドになる様を太ももへのドレスの落影の面積で表現してみました。

太ももとドレスとの距離感によって太ももの形を補完する狙いです。


◼️終わりに

今作でも色塗りにすごく苦労しました。

特に右足の影の濃さに関しては正直コレジャナイ感ありまくりなので添削依頼を出してみたいのですが、二次創作の添削OKな方がどれほどいらっしゃるのか…

それと元々添削依頼する気はなかったのでレイヤー管理もだいぶ雑になってしまってるので綺麗にしないといけない…

もし添削してもらうことになったら以前と同じように投稿しようと思います。

それではここまでお読みいただきありがとうございました。

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