NovelAIで様々な衣服を指定するときに素材を指定することができる。
今回はいろいろな素材や模様を試して集めてみました。
全16パターンと一部は組み合わせて出力しました。
AI出力やイラストの参考になればと思います。

生地指定すると単にコート、Tシャツとだけ指定するよりも質感が強調されたり、異質な存在の服を作ることができます。

スライムを指定するとこんな感じ。

きちんと服だけスライムになっていますね。
蛇革を指定するとこう。

特に面白いのがこれらを組み合わせることができることです。
スライムと蛇革を合わせると

ファンタジーの世界で合成された装備みたいですね。

なお今回のプロンプトは基本的に以下ものがある前提です。

{{{fashion show runway}}},upper body,1girl

ランウェイを指定しているのはなんとなく面白そうだからです。
ランウェイじゃない画像も多々ありますがその時は忘れてください。
着せているものはコートかTシャツにしました。
なかには出にくい素材もあるのでその時は{{{}}}で囲んで強度を足してください。

あとこれは余談ですがもともと下着を指定して出力していたので今回の内容はそのまま下着にできます。noteに掲載できるとは思いますが念のため肌色抑えめの格好でお送りします。
気になる方はご自身で出力ください。

素材単体の指定例

・グリッター（ラメ素材）

キラキラです。パリピ感を簡単に出すことができ、派手にするのに重宝します。

・ホログラム

ホログラム加工です。ラメとは違ったカラフルさが出ます。SF感ありますね。

・黄色の透明PVC

手動で描くと大変な透明PVCもAIならラクラクですね。羨ましい。
中国ソシャゲとかのタクティカルファッションっぽい雰囲気がでます。
余談中の余談ですがwhite Clear PVC sheets でスケスケになります。

・木目

意外と不思議な柄が出やすい気がします。

・銃の滑り止め加工

ザラザラ加工。シックな質感になります。Stipplingだけだと点描も意味する言葉になるので出力結果が微妙でした。

・カーボンファイバー

モータースポーツ的スタイリッシュさ。
AIガチャの打率が低めなので{}をつけることをオススメする。

・縫われたレザー

単にレザーでもいいのですが、より革っぽさを出すためにquilted leatherにしました。

で、ここからひねりを効かせてひし形の縫い目をつけてみます。

ソファを引っ剥がして貼ったような感じでいいですね。
縫い目があるとボディラインが出てハリが出ます。

・リブニット

ボディラインといえばコレ。

・ラテックス、ツヤテカ

ぴっちりな服でシワもうまく表現されています。フェティッシュですね。

・銅版

独特で複雑な模様を出してくれるのでかなり面白いと思います。
実は銅版画風の絵を出そうとして失敗して出てきたのがコレ。
StableDiffusionは銅版画風の絵を出してくれるんだけどなあ……

・ジャガード生地

ツヤツヤしすぎず、高級感ある光沢と模様になる。
余談ですが下着に向いています。ええ。

・ダマスク

ジャガード生地に似てる。比較すると花とかが大きく出やすい。
余談ですが下着に向いています。ええ、ええ。

・花の刺繍

花以外にも花の名前を具体的に指定したり蝶など色々指定できます。

素材の組み合わせ例

・蝶の刺繍+ダマスク+ジャガード

ゴージャスですねえ。異なる素材で絶妙な光沢とライティングが出ています。中央で抽象的に黄銅色の蝶の羽が表現されています。

・ホログラム+カーボンファイバー

SF感あります。キャンギャル感もあります。

・ラメ+クリアPVC+木目

いろいろ噛み合わなさそうな素材を集めてみました。もっとケバいものになるかと思いきや絶妙なバランス感が出ています。どんな世界観で使えばいいかは不明。

・じゃあせっかくなので全部のせ

よくわかりません。が、それぞれの要素をなんとか取り入れようとしている感じはあります。取捨選択って大事ですね。

まとめ

この記事描くのに模様や生地について調べ回ってた。
結局は勉強、大事。

おまけ
スチームパンクを指定したら何やら「蒸気してる女性」がでてしまいます。