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UBSがクレディ・スイスのAT1債無価値後に初のAT1債を発行!需要が好調な理由とは?

UBSは11月8日、2023年6月に経営危機に陥ったクレディ・スイスを救済買収して以来初めて、AT1債券発行しました。今回の発行で35億ドルを調達しました。
 
UBSはクレディ・スイスを買収した際、クレディ・スイスが発行した170億ドルのAT1債は無価値とし、市場は大きく揺れました。また、UBSはクレディ・スイス買収によるコストから約6年ぶりに四半期赤字を計上しました。そのため、今回のAT1債発行が上手く行くかどうかはわからない状況でした。
 
UBSは9.25%の利回りで5年と10年の繰り上げ償還条項付きの新しいドル建てAT1債券を2本発行しました。当初の利回りは10%以上でした。しかし、35億ドルの債券発行に対して250億ドル以上の需要があったため、利回りが9.25%に引き下げられました。なお、新しいAT1債は一定の条件が満たされた場合、普通株に転換できるという特徴があったため、これが需要を喚起した理由の一つと考えられます。
 
なお、今回のAT1債券に対して、S&PはBBの格付けを与えました。また、新しい債券の公募資料によると、株式への転換は予測不可能であり、スイスの規制機関による広範な法的権限が投資に悪影響を及ぼす可能性がある」と警告しています。
 
フェデレーテッド・エルメスのクレジット担当責任者Filippo Alloatti氏は、UBSは約110億ドルの不足があると推定しながらも、債券の株式への転換の可能性はあると推測しています。
 
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