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それ、幻想かもよ!

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本当の自分とか幸せとか、そういうのって全部幻想かもしれないよ。
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2018年2月の記事一覧

「3高」「4低」…。結婚するための条件が非婚化を進める【コラム02】

「3高」「4低」…。結婚するための条件が非婚化を進める【コラム02】

バブル世代にはなつかしい「3高」という言葉があります。当時、モテる男の条件とは、「3高」、つまり「高学歴」「高収入」「高身長」といわれていました。

今更ながら疑問に思うんですが、「高学歴」と「高収入」はわかりますが、「高身長」とはどういう意味だったんでしょうか?

当時の女性たちが顔の造作をまったく気にしなかったわけではありませんし、みんなジャイアント馬場のような大きな人が好きだったわけでもあり

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ある特定の月に離婚が集中している事実。実に日本人らしい。

ある特定の月に離婚が集中している事実。実に日本人らしい。

日経COMEMOコラムの5回目です!

大多数の日本人が知らない日本人のこと。
明治初期まで、日本の離婚率は世界トップクラスでした。日本人は、世界的に見ても離婚再婚を繰り返す民族だったんです。
最近離婚が増えているという話も聞きますが、それはむしろ日本人としての原点回帰なのかもしれません。

三行半(みくだりはん)という言葉があります。

この三行半は、夫が妻に対して一方的に突き付けるものだと思っ

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仕事も家事も育児も。「働く専業主婦」を生み出す構造

仕事も家事も育児も。「働く専業主婦」を生み出す構造

東洋経済オンラインの連載「ソロモンの時代」29回目が公開されました。

今回のテーマは「結婚生活の理想は専業主婦か共働きか?」。

未婚女性の「専業主婦志向」が実現困難な理由
年収に関係なく未婚男には「共働き派」が多い

調査したところ、未婚と既婚、男と女で理想の結婚生活形態が正反対という興味深い結果が出ました。女性活躍社会とかイクメンとか共働き・共家事・共育児とかいう号令は大変結構ですが、現実は

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「みんなと一緒」じゃないと異常扱いする同調圧力こそが異常。

「みんなと一緒」じゃないと異常扱いする同調圧力こそが異常。

日経COMEMOのコラム、4回目を公開しました。

孤独担当大臣なんて不要。孤独=悪という考え方こそ見直すべき。

以前も孤独担当大臣については書きましたが、それをさらに突き詰めて、日本が抱えているのは孤独ではなく孤立なのだという話をしています。

どうしても孤独というと「おっさん」に話が向きがちなんですが、おっさんの孤独はあまり気にしなくてもいいかな、というか、おっさんなんだから甘えないで自分で

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時代や世代で、不良少年も草食男子も増えたり減ったりしない!

時代や世代で、不良少年も草食男子も増えたり減ったりしない!

日本から不良少年が激減した?

そんなことを恥ずかしげもなくメディア上で書いている人がいたので、事実を書いておきましょう。たぶん、その御仁は、警察の発表した警察庁の「少年の補導および保護の概況」という資料などを斜め読みして、わかったつもりになってしまったんでしょう。仮にも研究員とかいう肩書ならば、データは単体で表層的に見るのではなく、複層的に見たうえで解釈してもらいたいものです。

警察庁の資料は

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市民権を得た「ぼっち飯」。みんな本当はそうしたかったという事実

市民権を得た「ぼっち飯」。みんな本当はそうしたかったという事実

日経COMEMOのコラム更新しました。

「ぼっち飯」希望8割! 上司のランチの誘いはストレス?

独身男女の8割がランチは「ぼっち飯」を希望しているとのこと。上司の誘いはみんな内心嫌だと思っているんですよ。おっさんたち、わかりましたか?

ちなみに、みなさんはどこまで「ひとり〇〇」できますか?男女別ランキングも掲載しています。ぜひご覧ください!

NewsPicksでこの話題にコメントしていただ

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「あなたのためだから」と寄ってくる奴にロクな奴はいない

「あなたのためだから」と寄ってくる奴にロクな奴はいない

以前にこういう記事を書きました。

「ギブ&ギブ」の精神を他人に押し付けるやつはロクなもんじゃねー! という話です。

これに共感してくれる人もいるけど、「まったく賛成できない」と異論を唱える人もいるわけで、それは人それぞれ自由だからいいんですけど、この話って人類の長い歴史の中でいろんな賢い人たちがずーっと喧々諤々やってきて、いまだに結論がでてない問題なので当然です。

人にギブするという行為は、

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「3高」「3平」「4低」と移り変わる結婚の条件に翻弄される人たち

「3高」「3平」「4低」と移り変わる結婚の条件に翻弄される人たち

むか~し昔、今から30年くらい前、大都会東京に結婚したがっている女性がいました。彼女は自分のお相手となる男性にこんな条件を希望していました。

3高! 3高とは「高学歴・高収入・高身長」です。

そのために彼女は着飾って、毎週末はパンツの見えそうなミニスカートを履いて、特大の羽根つき扇子で踊りあかし、そんな「3高」男性を探しました。

しかし、結局そんな男性は見つかりませんでした…。

それから、

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意識高い系の人たち、名刺出さないで人とつながれますか?

意識高い系の人たち、名刺出さないで人とつながれますか?

NewsPicksでは、東京の丸ビルを舞台に一夜限りの酒場「丸の内ビジネス酒場」をイベント的に展開していて、昨年実施されたDMM.com会長・亀山敬司さんによるトークセッションの模様が記事として公開されています。

亀山さんのお話は非常におもしろいし、タメになることも多いので是非!

【亀山敬司】若者にカネを出して見守る。それが「大人」のやり方

【亀山敬司】大企業の社員は、週末にベンチャー村へ

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