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それ、幻想かもよ!

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本当の自分とか幸せとか、そういうのって全部幻想かもしれないよ。
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2018年9月の記事一覧

パワーカップルとプアーカップルという夫婦格差

パワーカップルとプアーカップルという夫婦格差

東洋経済オンライン連載、更新しました!

今回のテーマは、「夫婦の所得格差」についてです。

年代や子の有無関係なく、夫婦をひとかたまりの類型で見てしまうと気付きませんが、共働きが増えているといっても、その内情は、ほとんどが夫の年収の方が高い「妻の上方婚」で占められています。

婚活で「女性の上方婚志向」=「年収いくら以上じゃないとヤダ」という発言は、ともすれば男性側から非難されますが、現実の夫婦

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自ら斃すべき壁となってくれる老人こそ素晴らしい

自ら斃すべき壁となってくれる老人こそ素晴らしい

若者に対して高齢者たちが、「選挙に投票しないように」と呼びかけるムービーが、とてもいい!

英語がわからない人でも、こちらの記事でわかりやすく解説されています。

これの何がいいって、おじいちゃんの役割ってまさにこういうことだよ! って思うからです。おばあちゃんは違うかもしれないけど…。

世代間対立なんてものはいつの時代もあるわけで、若者は常に老人が気に食わないし、老人は若者が気に食わないん

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貴乃花引退会見を見て、まだ傍観者でいられるのか?

貴乃花引退会見を見て、まだ傍観者でいられるのか?

貴乃花親方の突然の引退の報。びっくりしました。

こちらに貴乃花親方会見の全文が載っていますのでご覧ください。

簡単に説明すると、例の貴ノ岩傷害事件の真実に関する告発状を貴乃花親方が提出。その後部屋の弟子の暴力問題があり3月28日付で取り下げた。親方は降格処分を受け、一兵卒としてゼロからスタートするとした。しかし、8月、協会が依頼した外部弁護士から「告発状は事実無根」という書面が届く。親方は書面

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咲くとは笑うこと。咲かせるとは笑顔を作ること。

咲くとは笑うこと。咲かせるとは笑顔を作ること。

「花咲か爺さん」って昔話、知らない人はいないと思いますが、詳細なストーリーまで覚えていない人も多いんじゃないかと思います。

ある山里に2組の老夫婦がいた。1組は心優しい老夫婦で、その隣人は欲張りで乱暴な老夫婦であった。
優しい夫婦が傷ついた子犬を見つけて飼うことにし、わが子のように大切に育てる。
あるとき犬は畑の土を掘りながら「ここ掘れワンワン」と鳴き始める。
驚いた老人が鍬で畑を掘ったところ、

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樹木希林さんが教えてくれた「人の役目」

樹木希林さんが教えてくれた「人の役目」

女優の樹木希林さんが15日にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。

ツイッターでは、たくさんの彼女の名言が並びました。何個かご紹介します。

あのね、年をとるっていうのは本当におもしろいもの。年をとるっていうのは絶対におもしろい現象がいっぱいあるのよ。だから、若い時には当たり前にできていたものが、できなくなること、ひとつずつをおもしろがってほしいのよ

どれだけ人間が生まれて、合わな

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安室奈美恵が生み出してくれたものは歌だけじゃない

安室奈美恵が生み出してくれたものは歌だけじゃない

※9/16追記あり

明日、9/16に平成の歌姫こと安室奈美恵さんが、平成最後の秋に引退します。

歌に疎い人でも「アムラー」という社会現象が起きたことはご存じでしょう。全身を安室奈美恵ファッションにした女性が街にあふれていた現象です。1996年をピークに大流行しました。ミニスカート・厚底ブーツ・ロングヘアに茶髪・極端な細眉が特徴で、日焼けサロンなどで焼いた浅黒い肌も好まれました。

それから20

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名刺交換でしか人とのつながり持てない人はヤバいという話

名刺交換でしか人とのつながり持てない人はヤバいという話

イベントの交流会などで、よく束になった名刺を片手に、誰彼構わず名刺交換だけを延々と続けている名刺デリバーを見かけます。名刺を交換すると安心するのか、ロクに話もせずに、また違う誰かと名刺交換へ。それ本当に意味ないよなあと思っています。

名刺交換というビジネス文化は、いい面もありますが、それはあくまでビジネスマナー上のことであって機能的にそれが意味あるのかな?と疑問なんですよ。

eightとかのサ

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誰かと一緒という「つながり」を感じられること。

誰かと一緒という「つながり」を感じられること。

とってもほっこりする漫画です。

日記を書いているこぐまくんの顔がどんどん満面の笑みに変わっている。

多分、こぐまくんは最初はケーキを作れる喜びでいっぱいだったでしょう。作ることに没頭できれば、それはそれで人は精神的充足感を得られます。

でも、自分が作ったケーキ、うまくできたという達成感を共に分かち合うこの「てんいんさん」の登場で大きく感情が変わります。

日記の中では「一緒→うれしかった→楽

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正しいだの間違いだのと、思考の蟻地獄に陥っていませんか?

正しいだの間違いだのと、思考の蟻地獄に陥っていませんか?

東洋経済オンライン連載「ソロモンの時代」更新です!

今回のテーマは、「東京の蟻地獄化」についてです。

江戸時代の江戸は、地方からの出稼ぎ男性の集中化で男余り現象が起き、結果として男の有配偶率が極端に低下、結婚もせずそのまま江戸で死んでいくという状況が生まれました。

それは、「江戸の蟻地獄」と呼ばれています。

一方現代、若い層を中心に東京への人口集中が深刻化しています。働く女性にとって東京は

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クリエイターなんて職業は、AIに簡単に代替えされてしまう。

クリエイターなんて職業は、AIに簡単に代替えされてしまう。

こないだの朝生は、久しぶりに面白かった。

テーマは「AIで人は幸せになれるか?」的なものだったのだが、東大の松尾教授や落合陽一さんの話がなかなか込み入った話までしててよかった(いちいち、田原さんが「全然わからない! 」とか口をはさんでくるのがウザかったけど…)。

ところで、番組の中でAIやロボットによって代替可能な職業とそうじゃない職業という表がありましたが、これ右側のやつもほとんど代替可能で

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