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信じたくない事実を排除しようとする人は終わりです

日本には、戦後2回のベビーブームがありました。1回目は、戦後間もなくの1947年から1949年にかけて。2回目は、1971年から1974年にかけてで、1回目のときに生まれた子どもたちを「団塊の世代」といい、2回目のときに生まれた子どもたちは、団塊の世代の子どもたちであることから「団塊ジュニア世代」と言われました。

1990年代は、その「団塊ジュニア世代」の子どもたちが成人年齢に達する頃であり、通常なら第3次ベビーブームが来るはずでしたが、結局それは訪れませんでした。

なぜでしょう?

そもそも日本政府が少子化を推奨していたという事実をご存じでしょうか?もちろんそれだけが少子化の要因だというつもりはありませんが、今では新聞記者でさえ、この事実知らないんですよ。

新刊「ソロエコノミーの襲来」にも、同様の「知ってるようで知らない事実」を沢山ご紹介していますが、今回はその中から「少子化を推進していた日本」の事実をご紹介しています(ぜひ本の方も読んでください! )。

東洋経済オンライン連載から↓


毎度クソコメ多いですが今回もヤフコメは210件以上。あざっす! 貴方たちのクソコメが僕のネタになります。

ところで、エビデンス提示して記事化しているのに嘘扱いして信じない人が多いのが驚きます。

これこそ「自分の知らないことは事実ではない、自分の信じたくない事実は排除しようとする人の性」で、この性が利用されて洗脳というものが起きるんです。気を付けましょう! 


長文でいただいたこのコメント…

「子供は2人」政策とは霞ヶ関がいかに先を見る目の無い無能集団だったか(今は更に酷いが)を如実に表している。そして、今は一人暮らし世帯が多いから、予想外に消費は減退しないのではないか、というご沙汰だ。
確かにそういう面もあろう。ただ、一人暮らしで十分な収入を得て、単身生活をエンジョイしている人が多いのなら、それも言えよう。だが、非正規など薄給で働き、結婚はおろか愛だ恋だと言っていられないor関心も持てない層が、単身者のそれなりの部分を占めているのではないか。
勿論、薄給でも最低限の衣食住は必要だから、薄給同士の共同世帯より「個人単価」は高くつくだろうが、元が知れているから、経済にそれ程の影響はないだろう。それより、収入の多寡は別にして、一人暮らしの人たちが独居老人になった時、日本はその人たちを支えていく事が出来るのか。自助努力も必要だが、国としてもそれを考えておく必要があるだろう。

すげえな、この人。こういう物言いって政治家っぽいよね。なんか国民全体のことを俯瞰して、弱者に寄り添っているようでいて、結局何も言ってないに等しい。

この意見の最大の間違いは、いつまでもモノ消費・所有価値の観念で経済でとらえていることです。

独身者=低収入層というのは間違いではないですが、ことソロ市場に限れば、その低収入層による市場金額が全体の6割近くを占めるのですよ。「経済にそれほど影響はないだろう」とか適当なこと言ってますが、1980年代から拡大したコンビニ市場を支えていたのはまさにソロ生活者(主に男性)という事実を忘れてませんか?

いつまで昭和のマーケット感覚でいるんですか?


そして、出ました! 相変わらず鉄板のこのソロ批判コメ。

供給側の人手の視点が全くないよね?そこも検証しなよ。いい加減な事いうな。高齢者、独り身、子なし夫婦たちは、多かれ少なかれ、将来、今の子供たちの労働力に支えられることになるんだから。今一生懸命に子育てしている私らからしたら、ソロはお得みたいな自分の事しか考えてない身勝手な奴らのせいで、自分の子供たちが将来余計に苦労背負わなきゃならなくなるのは、非常に腹立たしい事である。

いい加減なこと言ってるのは貴殿の方ですよ。子どもがいる家庭は子どもが支えてくれるなんていう昔の家族神話はもうないんですよ。8050問題って知ってます?家族が家族だけを頼りに親の介護の面倒見ていたら、親子共倒れになります。そうした昭和の幸せな家族像をいつまで引きずっているんでしょうか?

自分の老後の面倒を見てもらうために子どもたちは生きているわけじゃありませんよ。逆です。大人はすべての子どもたちを育てるために生きている。そして、それは、ソロだろうが子無しだろうが一緒です。自分の子であるかないかは関係ない。働いて税金納めて、消費して経済回して、そうした行動すべてが巡り巡って子どもたちのためになっている。それこそが「経済(経世済民)」です。


クソコメが多い中、こういう有益なコメントもあります。

働きながら1972年、1975年に出産しました。新聞の社説などには人口会議からの、「子どもは2人まで」という宣言が大きく報道されてました。とても第三子まで望める状況は社会的にも職場内でもありませんでした。産休も産前産後の12週間で職場復帰し、保育園探しにも大変でした。今、後輩達が産休・育休の向上、保育園の増加などの恵まれた条件の中で、出産と育児ができるようになったのは良かったと思います。でも、働く事を希望したり、働かざるを得なかったりする女性が多い現代社会ではまだまだ不十分な法律や環境です。いろいろな角度から、少子化問題を考えていってほしいと願っています。

現代だけが子育てしにくい時代というわけでもないんです。現在70歳を超えるおばあちゃんたちの時代も大変だったんです。

人は自分の経験したものしか痛みを感じません。しかし、先人の経験や過去の事実を知ることで、「我も彼も時代は違えど、同じ痛みも知る者」とわかりあえるでしょう。

よく、テクノロジーも違う時代を比較しても意味がないということを言う人がいますが、決してそんなことはない。むしろ、時代が変わろうと、人間なんてほとんど変わらないんですよ。時代のせいにして片づける方がよっぽど乱暴です。


最後に、ヤフコメよりレベルの低いクソコメが集まることで定評のある東洋経済オンラインのコメント欄から、笑かしてくれたコメントをご紹介しましょう。

これ、ID変えているけど、どう見ても同一人物だよねwww

よりによって「だんご3兄弟」を例に出すって、あなたこそ「何を言ってるんだろう」ですよ。自分の親戚が3人子ども生んだら、政府の正式文書の残る事実がデタラメになるんだとさ。

いや~ホント、毎回ネタをくれてありがとうございます。あなたこそアンチという名のファンです。ちなみに、IPアドレスわかるんで、あんまり調子に乗らない方がいいと思いますよ。

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荒川和久@「ソロエコノミーの襲来」著者

4月8日に新刊「ソロエコノミーの襲来」が発売です! 「超ソロ社会」「結婚しない男たち」も引き続き。東洋経済等でコラム執筆したり、テレビ・新聞によく出ます。独身研究家として活動させていただいてます。メディア出演・執筆・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージからお願いします。

それ、幻想かもよ!

本当の自分とか幸せとか、そういうのって全部幻想かもしれないよ。
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コメント2件

「子供は二人まで」宣言については無知ながら知りませんでしたが「人口爆発で資源が足りなくなる!」という話は確かにとてもよく耳にしましたね。間接的に「子供は少なく」と言っているようなものですね
国勢調査など、データソースをはっきり提示している、このわかりやすい記事に対してのバカバカしいコメントには、国民のレベルの低さに私もがっかりしてしまいます…。
「自分の知らないことは事実ではない、自分の信じたくない事実は排除しようとする人の性」、よくわかります。私もその壁によくぶち当たっています。この壁をどう乗り越えられる記事を書くのかが、今の私の課題です
これからもご活躍期待しております
昭和初期くらいまでは、ひと家庭で5~7人の子供が当たり前な世の中でした。何より映画「楢山節考」がヒットし 当時の高齢者は頷くくらいですから。私の世代でも、多くても3人(2人が断トツでした)、ご近所や学年でも兄弟姉妹が多い子なんていませんでした。全体的に人口減少となったのには日本の経済的に、多いと何か支障が起きることがあったのでは?と思ってます。過去の政策の有無や人様の云々より、現実的に団塊世代を最後に急激に人口減が様々な分野に良し悪し問わず波及することを個人レベルから遠い将来に向けて考える必要があるでしょう。甥がいますが、彼ら世代が今の私くらいになったら どうなっているのか、とても気にしています。
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