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初めてのオフグリッドソーラー

志布志市地域おこし協力隊の藤原です。

ミッションは「住まいと仕事のコンシェルジュ」でして志布志市への移住のサポートが主です。
空き家バンクも担当しています。

空き家は全国的に問題となっていますが、志布志市も例外ではありません。
空き家バンクに掲載されていない物件も多くあるような状況です。
まだまだ志布志市の空き家バンクへの認知度も低いので、市内外の方に空き家バンクを知ってもらうことも大事だと考えています。

空き家バンクの利用促進もそうですが、空き家の利活用についても考えています。その一環として、志布志市内で行われたオフグリッドソーラー発電の勉強会に出席しました。

既存の電力会社による送電網(グリッド)から外れて、電力の自給自足を行うオフグリッド発電は空き家と相性がいいように感じたのが、勉強会に参加した理由です。

また、志布志市は台風の被害も大きく、昨年も台風の際は停電がおきました。台風の際は停電がよくあるそうですが、普及にかかる時間差が、同じ志布志市内でもかなりあるため、地域によっては復旧まで数日間を要する場所もありました。
オフグリッドソーラーのことを初めて聞いたとき、電力の自給自足を行っていれば、停電時でもある程度の電気を賄えるのではと勉強会前に考えていました。

勉強会ではソーラーパネルで作った電気を蓄電池に溜めておくといったことも始めて知りましたが、電気を備蓄すれば天気が悪い日でも電気が使えます。
最初は天気が悪い日はどうするんだろうなどと考えていましたが、そういった疑問にも答えてくれるような、入門としては最適な内容でとてもよかったです。
グループで実際にソーラーパネルを使って電気を実際に作ることも出来たので、話を聞くだけとは違って理解が深まりました。

会場にあったソーラーパネル
こちらでは太陽光を利用してご飯を炊いたり、芋を調理しています。
(この場合は焼くになるのか…?)
ソーラーパネルにインバーターやチャージコントローラー、蓄電池をつなげて
電球を光らせ扇風機を回している様子です。
(最初は上手くいかず扇風機が回りませんでした。)

会場で参考書籍としてテンダーさんの「わがや電力」という書籍を購入しましたが、対象年齢が12歳くらいからで設定されており、わかりやすくて読みやすいので、こちらも入門書として最適な内容でした。

家の電気を全て自給自足にする!となると、かなり大変ですが、スマホの充電やパソコンを使う分だけとか、一部分を自家発電に変更するのも面白そうです。

勉強会後に調べて見つけた、東京の調布市で「一般社団法人えねこや」さんが行っている活動もすごく興味深く、この分野も非常に奥が深くて楽しそうです。

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