【JRA馬全頭見解付】かしわ記念(GⅠ)

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バリしゃん【怒りの最終】|note

バリしゃん【怒りの最終】(@Win__Variation)さん / Twitter

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✅直近の主な的中サンプル


✅昨年の主な地方交流重賞成績

今年の地方GⅠ初戦・川崎記念では◎ニューモニュメント(5人気3着)○ウシュバテソーロ(2人気1着)▲テリオスベル(7人気4着)とまずまずの予想を公開できました!

昨年は地方交流重賞でかなり儲かったので、今年もここは買い時だなというレースがありましたら積極的に予想を公開していこうと思いますのでお楽しみに!



船橋11R かしわ記念(GⅠ)


まず今年のかしわ記念を予想する上でポイントになるのがフェブラリーSのレベルの低さ。

・サウジ&ドバイに多くの馬が遠征
・ギルデッドミラー、デシエルトの離脱
・オメガP、チュウワWといったS級馬が引退

この辺りの要因が重なった今年のフェブラリーSは近年稀に見る低レベルなメンバーでの争いに。中央でダート重賞を勝った経験すらないドライスタウトが2人気、中央初出走だった地方馬スピーディキックが6人気の支持を集めた事がその証明と言えるだろう。

そして結果を見ても、2年続けて馬券外に敗れていたレッドルゼルが繰り上がりのような形で2着。距離不足&不向きな左回り、そしてスタートで落馬寸前の大出遅れという三十重となったメイショウハリオが3着と、結果的に新星が誕生する事は無く素直に"凡戦"だったと評価するのが妥当だろう。

そんな低レベルなフェブラリーS組が今年のかしわ記念に3頭エントリー。

大きく出遅れながら3着まで差し込んだメイショウハリオ、直線で詰まる不利があったスピーディキック、直線で脚を無くした先行馬の後ろに押し込められ長くいい脚を使える持ち味を活かせなかったソリストサンダーと、いずれも見直し可能な内容だったとはいえそもそものレースレベルに疑問符が付く上に"中央GⅠでの好走・善戦"という字面のみでやはりそれなりには人気を集めるだろう。オッズ妙味、期待値の観点から少なくとも軸には据えづらい。

であれば、非フェブラリーS組を中心に馬券を組むのが得策。


◎⑦ハヤブサナンデクン
◯⑬タガノビューティー
▲①ヴァレーデラルナ
☆⑤ソリストサンダー


◎⑦ハヤブサナンデクン(想定3人気)
左回り巧者&揉まれない先行策から持ち味の体力を活かしたい馬キャラ。

【9走前】の雅Sでは含水率の低いタフな馬場コンディション&先行馬には厳しい流れという先行馬には非常に厳しい条件(1~5着のうちこの馬以外は全て差し・追い込み馬)での競馬を強いられながら2番手から0.1秒差の2着。

この時の勝ち馬グロリアムンディはその後、差し有利のアンタレスSで先行策から勝ちに動いてオメガパフュームと0.1秒差の2着→今年初戦のダイオライト記念を9馬身差で圧勝というGⅠ級のポテンシャルの持ち主。そんな強敵に展開不利の中0.1秒差まで喰らい付いたこの馬もこの時点で重賞はもちろんGⅠでも勝負になる実力の持ち主であると言える。

その後も順調に歩みを進めて向かえた【5走前】のシリウスSは揉まれず先行したいこの馬にとっては酷な多頭数+1枠からの競馬で力を出し切れず。【4走前】の武蔵野Sは持ち前の体力を活かしたタフなレースでこそ力を発揮する馬という事を思えば、東京ダ1600mのスローペースの瞬発力勝負は適性外。レース質と馬キャラがマッチしなかっただけの敗戦で0.5秒差の5着であればそう悲観する内容ではないだろう。

【2走前】の東海Sは確かにカラ馬が馬群の外目を走っていた事で後続が動くに動けない先行有利の展開を利しての3着粘り込みとはいえ、そんな展開を利して逃げ切った勝ち馬プロミストウォリアは次走のアンタレスSでハイペースを自ら刻んでの逃げ切り勝ち、2着ハギノアレグリアスも次走の名古屋大賞典で重賞制覇、更に先週当時9着だったディクテオンがブリリアントSを勝利した通り超が付く程のハイレベル戦。そこで3着に好走する事ができただけでも十分評価できる。

【前走】のマーチSも脚抜きの良い内前有利の馬場とスローの展開を利しての押し切りだったとはいえ、これまで結果を出せていなかった右回り、そして持ち味の体力を活かせない脚抜きの良い馬場という条件で重賞のタイトルを掴んだ点にこの馬の目下の成長を感じる。

今回は左回り+外枠+地方交流重賞+良馬場替わり。前述した通り左回りで揉まれず先行する形がベストのこの馬にとって、左回り船橋&外枠、そして出走馬の半分近くを勝負にならない馬が占める事で実質的に少頭数戦のような競馬になる事が大半の地方交流重賞替わりは絶好と言っていいだろう。持ち前の体力を活かせる良馬場替わりも大きな強調材料に。押し切りに期待。

◎が体力を活かした消耗戦に持ち込む事を考えると、相手には今回よりも長い距離に実績のある距離短縮馬や差し馬をチョイスしたい所。

◯は⑬タガノビューティー。【5走前】のグリーンチャンネルCはダートでは全く底を見せていないデシエルト&後の武蔵野S勝ち馬でレモンポップと同等かそれ以上のポテンシャルを有していたギルデッドミラーの3着。【4走前】の武蔵野Sは展開不利。【3走前】のチャンピオンズCはコーナーロスの有無が結果に直結する中京ダートで、後方から枠なりに外を回る負荷の大きい競馬と昨年秋の競馬はいずれも敗因明白。

ブリンカーを着用した今年の2戦がいずれも好内容で【2走前】の根岸Sでは展開の助けがあったとはいえ、フェブラリーS組よりも質が高かったであろう1~3着馬に次ぐ4着。【前走】のコーラルSも再度展開が味方したものの、3,4着馬が次走でOP勝ちというメンバー且つこれまで凡走が続いていた阪神、右回りコースで結果を出した点にブリンカー効果が伺える。

直線の長いコースでの差し決着がベストというキャラだが、捌きやすい実質少頭数の交流重賞+◎がタフな展開に持ちんで差し馬に出番がありそうなレース展開は大歓迎だ。展開&中京で外を回るロスがありながら今回1人気のシャマルと僅かに0.5秒差だったチャンピオンズCの内容を考えれば能力で劣るという事も考えづらい。

▲は距離短縮ローテで挑む①ヴァレーデラルナ。基本的に牝馬限定戦で活躍していた馬の牡馬混合替わりは嫌うのが吉だが、現在の牝馬ダート路線は近年稀に見る程ハイレベルな馬が揃っている。その現牝馬ダート路線を牽引しているのがグランブリッジとこの①ヴァレーデラルナ。

ライバル・グランブリッジが関東オークスで0.7秒突き放したスピーディキックがフェブラリーSで直線進路を失いながら6着。更にその2頭に唯一喰らい付いているといっていいテリオスベルあ川崎記念で4着に好走した事が、今の牝馬ダート路線のレベルの高さを物語っている。
ダートでは一度も連対を外した事が無い綺麗すぎる馬柱の影響で過剰に人気を集める可能性が高い点がネックな分三番手評価としたが、1600mへの距離短縮も問題なく印を打たざるを得ないといった所。

フェブラリーS組で唯一印を回すのが☆⑤ソリストサンダー。◎を打った【前走】のフェブラリーSは直線で外に出そうとするも2着レッドルゼルに蓋をされる形で内に押し込められた挙句、前を走っていた先行馬の脚が長かった事で追い出しを待たされる不利。スムーズなら掲示板争いはできていただろう。揉まれないポジションから長くいい脚を使ってこそのこの馬のキャラが活かせない競馬になってしまっただけにこの敗戦で"衰えた"と判断するのは余りにも早計。

【2走前】の南部杯はレース中にアクシデントありで完全参考外。それ以前の国内での競馬に目を向ければ、【4走前】の昨年のかしわ記念2着、【5走前】のフェブラリーSは脚抜きの良い内前有利馬場を利した1~3着馬をただ1頭外を回る形で追い詰めての4着といずれも好内容。揉まれる可能性が低く長くいい脚を使うキャラを活かせるであろう実質少頭数の地方交流重賞替わりはプラスで、小回り戦に関しても2年連続2着の実績、そしてこの馬のキャリアで1,2を争う程の優秀な競馬だった【12走前】の門司S(小倉ダ1700m)の内容から大歓迎。前走の敗戦で衰えたと判断されて人気を一気に落としそうなここは狙い時だ。


フェブラリーSからの出走となる②メイショウハリオ③スピーディキックの評価を下げた理由は前述した通り。

④シャマルは◎を打った南部杯で脚抜きの良い内有利馬場で大外を回る負荷の大きい競馬を強いられながらタイム差無しの3着に好走しているように、能力的にはここでも最上位クラスの存在。

それでもスマートファルコン産駒らしく脚抜きの良いスピードが問われる馬場を得意としており、その南部杯や圧勝した【前走】の黒船賞はいずれも不良馬場での競馬。タフな地方の良馬場の1600mを押し切れる程の体力があるかと言われれば疑問符が付く上に、◎ハヤブサナンデクンが消耗戦に持ち込んでくる点も当然マイナス材料。火曜のかきつばた記念も勝利し今年の地方交流重賞での成績を6戦6勝とした川田将雅が騎乗する事で過剰人気は必至。ここは思い切って消しの評価で。


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