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2018年『ビジネス発想源』書籍ランキング(第11位〜第20位)

この『トップリーダーズ 〜読書発想源〜』だけではなく、経営者・マーケティング担当者向けの日刊メールマガジン『ビジネス発想源』でも日々、いろいろな書籍を取り上げています。

そこで、2018年1月〜12月の一年間に紹介した本の中から、読者の皆さんに人気が高かった本を、10冊ずつランキング形式でお伝えしていきます。

今回は先月に引き続き、2018年の第11位〜第20位の上位10冊。第21位以降は来月以降に順次お伝えしていく予定です。

どの本も、経営者やクリエイターの皆さんに役立つ発想や考え方のヒントが見つかる本だと思います。皆さんの今後の書籍選びの参考になれば嬉しいです。

※順位は、2018年の間に『ビジネス発想源』シリーズの中で紹介された書籍の中で、読者の皆さんがその際に表示するURLをクリックした数を計測し、順位を算出しています。「筆者のオススメ順」ではなく「読者の皆さんの興味順」だということです。

※この記事は単独で1,900円となっていますが、そもそも月額でも1,980円ですので、単独購入よりも他の記事も読める月額購読(月1,980円)のほうが圧倒的にオトクです。月額購読を強くお勧め致します。『トップリーダーズ』月額購読はこちら

それでは、2018年『ビジネス発想源』書籍ランキング、第11位〜第20位を11位からどうぞ!


▼2018年『ビジネス発想源』書籍ランキング(第11位〜第20位)


■第20位:『やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力』(迫俊亮氏著/ディスカバー21)

過去10年にわたって業績が下降していた靴修理店を展開するミスターミニットに、29歳で社長に就任してV字回復を果たした迫俊亮社長の著作。

経営改革の必要に迫られている時は大抵、問題が山積みで「どこから手をつけていいのか分からない」という状態です。ではどこから取り組んで、どのように広げていくのが効果的なのか。そのような改革の手順が実例としてよくわかる一冊です。


■第19位:『YKKの流儀 世界のトップランナーであり続けるために』(吉田忠裕氏著/PHP)

父が創業したファスナー事業だけでなく、AP(建材)事業にも進出して新たな柱とし、世界71の国・地域に展開するグローバル企業へと育て上げた、YKKの第2代社長である吉田忠裕氏の著作。

世界的大企業でありながら、非上場経営を貫いたり、本社機能を東京から富山に移したり、コーヒー事業もやっていたりと、経営学でのセオリーでは説明がつかず経済学者からも大きく注目されているYKKの経営の理念を、トップ自らがその一つ一つの意図と共に詳しく述べています。


■第18位:『スターフライヤー 漆黒の翼、感動を乗せて 〜小さなエアラインの大きな挑戦』(スターフライヤー著/ダイヤモンド社)

新北九州空港を拠点とし、顧客満足度8年連続第1位を獲得するほど多くの根強いファンに支持されている特徴の航空会社・スターフライヤーの取り組みをまとめた本。

「飛行機の機体に黒色はありえない」という常識を覆して漆黒の機体を登場させ、内装やグッズに至るまで全てのコンセプトデザインをロボットデザイナーに依頼したりと、普通の航空会社とは全く異なる取り組みを次々に仕掛け、さらに大手に比べてパイロットやCAの確保が難しいながらも顧客満足度1位を独走するほどのサービス力を持つ、その根底にどのような意識や理念があるのか、とても参考になります。


■第17位:『町工場の全社員が残業ゼロで年収600万円以上もらえる理由』(吉原博氏著/ポプラ社)

「完全残業ゼロ」「年3回の10連休」「ボーナス手取り100万円」など常識破りの経営で大きく注目を集めている、吉原精工の創業者である吉原博会長の著作。

もともとはブラック企業だったと自認する同社が、いかにしてそのような取り組みを始め、どのような結果が出たか。どんな企業にも適用できる「これをやめたら、こんなにも幸せになれるのか」という改革のヒントがたくさん載っています。このような「変えたら、メリットしかない」というような改革はとても大事ですね。

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