迷ったら難しいほうを選ぶ。難しいほど自分を変える力は大きい。
サラリーマン時代の私は、それはもうカッコ悪かったな、と昨日の記事を書いていて、思い出しました。
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今よりも純心だったし、みじめでした。それが、30代後半で人生の転機となるイベントがあって、視界が一変したのです。
いえ。「イベントがあった」と書きましたけど、そのイベントは自然発生的に起きたのではなく、自分で選んで、起こしたのでした。
選ぶ。みじめでカッコ悪い過去の自分をほめるとすれば、その一点です。
今、読み込んでいる「葉隠」に、以下のような一節があります。
直訳すれば「二択なら早く死ぬほうを選べ」という意味です。熾烈です。
しかし私はこれを「7つの習慣」における弔辞と同じ意味にとらえています。自分の葬儀で、どのような弔辞を望むか、というあれです。
二択に迷ったなら、いったん生死は棚に上げて、自己の情熱が指し示すほうを選ぼう。先の一節をこう解釈すれば、7つの習慣と葉隠が重なってはこないでしょうか。
で、話は戻って過去の私の選択。二つ二つの場に迷ったら、困難なほうを選んできたつもりです。ローンが終わったマンション売って引っ越すとか。会社辞めるとか。だいたい、難しいほうが面白いのです。
「選択」には大きな効果があります。決めにくい、二択で選びたくないことほど、効果は大きいのです。それを体感しているから、これからも難しいほうを選ぶことでしょう。
死ぬほど難しいとしても、本当には死にませんから。
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