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ファイロファクスのウィンチェスターのようなシステム手帳を入手した

ファイロファクスのシステム手帳、ウィンチェスター。その後の中国製になってしまったものとはまったくちがう、伝説的なシステム手帳です。

いつか入手したかったのですが、どうやらそれっぽい(?)のが私のところにやってきました。

謎のバインダーが気になるので買ってみたら

メルカリ、とても面白いですね。思わぬものが出品されています。

ファイロファクスのビンテージのバインダーもたまに出ています。やはりそれなりの値段ですが。

と思ってたら気になる出品が。

写真ではウィンチェスターに見えるのですが、ノーブランドです。ものすごく安い。

失敗してもどうということのない値段だったので、思い切って買ってみました。

Taurus Lather は80年代の英国製の香り

届いて開封してみると。

やはりウィンチェスターにしか見えない。

しかしfILOFAXの名はどこにもなく。

Taurus Lather MADE IN ENGLAND との箔押しがあるだけ。

しかしこの雰囲気、どう見ても。

表2のポケットの様式は、ウィンチェスターとは異なります。

リングはクラウゼ。ファイロファクスがクラウゼを使ってたことあったのかな?

fILOFAXとTaurus Leatherのコラボ製品なのか

その長い歴史で、ファイロファクスは様々なコラボしたり、別注品を作ってるから、これもそのうちのひとつかも。

読者様からこの元記事にコメントいただいたのですが、fILOFAXとTaurus Leatherは協業してたことがあって、その時に作られたものじゃないか? と。

ブログからnoteにコメントを移動できないので、ここに引用しておきます。

Olivia が 2020-07-07 23:21 にコメント
はじめまして。fILOFAXなどシステム手帳が大好きで、こちらのブログにたどり着きました。
システム手帳の記事をはじめ、とても楽しく拝読させて頂きました。
fILOFAXは、一時Taurus Leather社の革を使ってシステム手帳を出していましたね。
懐かしくこの記事を読ませて頂きました。
ただし、fILOFAXの銘を入れてTaurus Leatherを併記し、リングもfILOのリングでした。
こちらは私も初めて拝見しましたが、ウィンチェスターによく似ていますね。
fILOの仕事をした折にTaurusが自社製品としてシステム手帳を作ったのかもしれません。販促用とも考えられますね。
Taurusは堅牢なツール・バッグで有名な皮革会社ですので、製品や作りは間違いないですが、システム手帳など文具は現在、作っていないようです。
知っている人間は少ないかもしれませんが、かなりレアですよ。
素敵なお買い物をされて、うらやましいです。

長期間の保管のせいか、ダメージを受けているところがあります。

コバは切りっぱなし。ステッチ。断面のカーブ。すべてのディテールが素晴らしい。

高級感はありません。エイジングを期待するようなレザーでもないです。現場で移動オフィスとして使うための、ひたすらタフなシステム手帳です。

使って2年半でどう変化したのか

使い始めて2年半が経ちました。どのように変化したかみてみましょう。


古い製品だからか、ヤレと色落ちが速いです。


バッグに放り込むと、背表紙のアールの部分がよく擦れるため、色落ちが激しい。

毎朝、インスタグラムに手帳とノートとコーヒーの写真をシェアしてます。ウィンチェスター(?)はやはりサマになりますね。

・2020-04-20初出
・2022-10-28noteに転載

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