22時。

22時。

片手にカメラとGUの袋。

1人満員電車とまでは行かない空間の中、家に向かってる。

私は電車が通り過ぎる音が嫌い。

でも電車が通り過ぎるときの風は好き。

各駅しか止まらない停車駅。

いろんな電車がガタガタと騒音を鳴らし、

夏の夜に通り過ぎる涼しい風。

その風は季節によって変わる。

冬だと肌寒さを更に感じさせる。

その風が体に吹かれる度、何かに呼ばれる気がするのは私の気のせい。