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いちごジャム記録2023 【最終回】 おいCベリー&紅ほっぺ×40%

「おいCベリー」&「紅ほっぺ」=いちごの品種です

2023年のいちごジャム録・最終回です。作ってから記事にするまで間が空いてしまいましたが、ご愛嬌ということで。

そろそろ旬も終わりだし、たくさん作って気が済んだし……ということで、スーパーの地元野菜直売コーナーにあったいちごで作り収めをしました。

なお写真を撮り忘れました。
せめて証拠のラベルだけでも。なんて虚しい写真なんだ。

2パックで約600円。まあまあのお値段。

これまでジャムにしてきたいちごに比べるとややお値段高めですが、めずらしい品種を見かけたので、興味を惹かれて買ってみました。紅ほっぺは食べたことあるけど、おいCベリーは初めてです。食べ比べると、確かに味が違ってました。おもしろーい!

最後だし、今回は思いっきり好きなように作っちゃいますよ!

◇◆◇

前回の記録(ぷるぷるのゲル化に成功)

今回の内訳はこちら。(作成日2022.6.2夜仕込→6.3炊)

【材料】
いちご 430g(2パック) ※紅ほっぺ&おいCベリーを使用
グラニュー糖 172g ※果物の重量×40%
レモン汁 大さじ1弱くらい

いちごを洗って、ヘタを取り、好きな大きさに切ります。

今回は刻みまくります!

六分割くらいにしてみました。
一度やってみたかったんですよね。

案の定、とても時間がかかります。
でも、刻んだいちごって小さくてかわいい。

砂糖を計ります。グラニュー糖を使用。
40%で軽やかな甘さを目指します。

半日後。いい感じですね。
とてもいい匂いです!

並行して、隣のコンロで空き瓶を煮沸消毒します。
(沸騰したら清潔な布巾に置いて乾かしておきます)

火にかけたら中強火で20分以内を目安に、一気に煮ていきます。
香りが飛んでしまうため、あまり弱火でコトコト煮ないようにしています。

アクを丁寧に取ります。
なくなってきたら、炊き上がり直前にレモン汁を入れます。
砂糖少なめなので、今回は大さじ1弱程度にしておきます。

瓶に詰めて、緩めに蓋を閉めます。
もう一度鍋に浅くお湯を張って、瓶ごとコトコト煮たら中まで殺菌されて保存作業終わりです!

完成

できました!

今季通算18瓶目(最終)

今回は瓶詰できなかった余分が出たので、味見していきます。
どれどれ……。

思ったよりジャムっぽい!

細かく刻むの良いですね。
見た目がきれいで、キラキラ、とろーり。

パンに塗るとこんな感じ

それに、粒が細かいので塗りやすいです。
味も甘酸っぱくて爽やかでおいしい!!
もう少し作りたい気もしますが、とっくに梅仕事の時期なので、梅シロップづくりに気持ちを切り替えて、ジャムはいったん区切りです!

2023年の振り返り

ひたすら50%前後でゲル化を試行錯誤した年でした。
記録を取ることにしたのは予定外でしたが、記事を残せてよかったです。

結論としては、

  1. 果物の重量×40~45%程度の「よくある手作りジャムレシピ」は正しい。(当たり判定が広いため失敗しづらい+保存がきく)

  2. ゲル化を目指すのであれば、果物の重量×60%以上の砂糖が必要。

  3. 砂糖の量に応じてレモン汁の量も増やす必要がある。

なんだかんだと、今年はたくさん実験しましたが、作り慣れた40%前後の甘さ控えめジャムと、がっつりとゲル化する60~65%程度の砂糖多めジャムに軍配が上がったなぁと思います。

アヲハタの公式レシピでは75%なので、来年はチャレンジしてみたいものです。焦がさずに作れる自信があまりありませんが……でも何事も挑戦ですからね!

🍓

さすがに来年以降は記録を残さないと思いますが(写真を撮るの、手間なので…)、ジャムづくりは今後も変わらず楽しんでいきたいと思います。
ではでは、今年のいちごジャム録はここまで。

読んでくださってありがとうございました!

ねこです

楽しいことに使ったり楽しいお話を読んだり書いたり、作業のおともの飲食代にしたり、おすすめ作品を鑑賞するのに使わせていただきます。