世の中には不思議なもので、将来を不安がっている人が大勢いるらしい。（特に若い人）
就職できそうにないとか、結婚できそうにないとかだ。
私からすると笑ってしまう。そもそもできると思っていること自体が間違っていると思うからだ。

私は最近毎日麻雀をやっているのだが、あがれる確率は約２１％と言われている。つまり５回に１回程度しか上がれないのだ。その前提で麻雀をしているからあがれなくて当然と思っている。あがれたらラッキーなのだ。

でも世の中には、毎回あがれると思っている初心者がいる。理屈で考えて無理なのだが、毎回あがらないと気がすまないらしい。そういうメンタルでいると麻雀はとてもつまらないゲームになってしまう。そもそもあがれない方が普通だからだ。（初心者は毎局、無理に攻めて振り込んで大負けするのだ）

そして、これは麻雀だけの話ではない。株を買えば翌日下がると思っていないとメンタルがおかしくなる。１００％上がる株なんてものは存在しないので、逆に買えば下るぐらいに思っていないとだめだ。本当にそう思っていればフルレバなどのポジションの取りすぎをすることはない。

当たって砕けろ

そもそも勝てないと思って勝負を挑むというぐらいの気持ちで毎日生きていれば楽しいだろうなと思う。なぜなら負けても笑っていられるからだ。
街でナンパをする人たちはそれをよくわかっている。１００人に声をかけて一人でも話を聞いてくれればオッケーぐらいのテンションでやっているからだ。無視されて当たり前と思っているから気軽に声をかけられる。

noteを書くにしても、面白い記事を書けばすぐにバズってフォロワーが増えると思っていれば継続は無理だろう。「バズればいいな」ぐらいのテンションで気軽にやっていかないと長くは続かない。全てはそういうものだ。

最悪なのは、負けることを恐れすぎて何も行動を起こさないこと。
株を買えば損をすると思い込んでいたり、告白したら振られると思い込んでいる人たちだ。過去にも記事にしてきているが負けの潔癖症である。
あまりに勝負をしてこなかった人生だから負けに対する免疫がない。恋愛で失敗して自◯したりする人もその典型だろう。
初心者は負けて当たり前だし、そもそも負けてもともとと思わなければ話にならない。

勝ち負けではなく成長しているかどうか

負けたくないと思う気持ちはよくわかるが大事なのは１年後に成長しているかどうかである。そこに焦点を当てていれば何も怖くない。
とりあえず株であっても３００万円ぐらい負けてからがスタートかなと思っていれば想定内ということで特に問題ない。２０年後１億円ぐらい稼いでいればゴミみたいな授業料だ。そもそも最初から全部うまくいくと思っている人は麻雀でもやって「期待値や確率」と「運」の世界を覗いてみればいい。

自分が配牌で四暗刻をテンパイしていたとしても親が天和であがってしまうことすらあるのだ。

まとめ

リスクを取らないことがリスクという名言がある。
負けるのが嫌だからといって何も行動しないとずっとレベル１のままなので、負け覚悟でいいから勝負してみたほうがいいと思う。

毎日がつまらないのは勝負をしていないからであり、毎日勝てている人は人生たのしくて仕方ないのだ。その理由は昔から負けまくってきたこと。そうやって少しずつ成長したものが楽しく人生を過ごしている。