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天才たちのリスクの取り方は捨てるにある

この記事まとめ

天才たちは自分の目的のためになんでも捨てていく。
物理的なものは当然、国、家族、資産、人間関係、プライド、学歴、価値観、なんでもである。
そこが天才と凡人を分けるものかもしれないという話。
(※良い子は真似しないように)

満ち足りた生活を捨てて出家した釈迦

まず思い当たるのは出家した釈迦。特に詳しくはないニワカの知識で語るが満ち足りていた生活を捨てたとされている。裕福な家庭に育ったところで、自分の価値観と違えばその全てを捨てるのである。そうやって捨てるからこそ真剣に物事に向き合えるのかもしれない。当然、家族や親戚など周囲の人からは反対があっただろうけれど、これまた全無視である。そういう選択が現在できる人はどのぐらいいるだろうか? まだほとんど信者がいないゼロからのスタートであり、自分の考えが勘違いである可能性もあるのではないか。そういう不安定な状態で恵まれた環境を捨てるのは難しい。

シリコンバレーで活躍するITの創業者たちは学歴を捨てる

スタンフォード大学とかハーバード大学とかの学生がアイデア1つを持って学校を中退して会社を立ち上げるパターンが多い。自分がやりたいことに100%時間をつぎ込むには学校をやめるしかないのだ。学歴はクソであると見切る能力。日本の大学とは少し様子が違うだろうけれど、勇気のいる決断であることは確かだ。

有名人のほとんどは安定を捨てる

テレビに出ているような有名人は安定した仕事を捨てる。そんなものに興味はない。歌であれお笑いであれ、自分が好きなことで生きていくと覚悟を決めなければプロにはなれない。後戻りはもちろんできない。また多くは地元を離れることにもなるだろう。家族、友人、恋人など人間関係も同時に捨てて東京に行くことが多い。まだ売れていない人はバイトをしたりして時間を捨てる可能性もある。すべては投資であり、リターンがどのぐらい得られるかは誰にも分からない。

渡米する

歴史上、母国を捨ててアメリカへ行った人は多い。自由の国アメリカ、あるいはアメリカンドリームである。
実際、アメリカなら夢が叶う可能性は少し高いのだと思う。家族で渡米するパターンあるだろうし個人で渡米するパターンもある。(環境大事)

坂本龍馬は脱藩した

坂本龍馬は脱藩した。当時の脱藩は重罪であり、死刑になることもあるリスクのある行為だとされる。時代が違っても天才たちは国を捨てるのだ。

(例外1)最初から何も無いパターン

持っているものを捨てる天才たちは多いのだが、あまりに家が貧しくてなにもなかったパターンの天才たちもいる。あえて名前は書かないのだが思い当たる人たちはいるだろうか? 何もないということはメリットになり得る。すべてゼロだからだ。何もなければ時間を奪われる心配はない。管理をすることもない。誰かの顔色を伺う必要もないのだ。何もない=自由という意味でもある。だからこそ自分の才能を100%出せるのである。


(例外2)良い親に恵まれた天才

すべての天才たちが全てを捨てたわけではない。親が教育熱心だったり子供の才能を伸ばそうと英才教育をさせたというパターンもあるだろう。でもこれはレアケースだ。この記事を読んだ99%の人はそういう人たちではないから一応書いてはおくが、例外である。


二次元はどうだ?

一応いままではリアルな人物の話をしてきた。二次元の場合は顕著である。多くの主人公は旅に出たり、両親が海外赴任していたりして自由を勝ち取っている。

何もないゼロからのスタートだからこそ自分に必要なものだけを選び取り、才能を伸ばしたり夢を叶えることができるのだ。


まとめ

積立NISAとかポイント活動とか真剣にやっている人たちは天才にはなれない。安定を求めるからである。すべてを捨てて自分がやりたいことに100%集中できるなら才能を伸ばすことができるし、いずれ天才と呼ばれる日もくるだろうと思う。あれもこれも持ちながら、安定して天才的な成績を残すのはとてもむずかしい世界だと思う。

人生一回、安定を求めてぬくぬく生きてもいいし、全てを捨てて夢を追ってもいいかもしれない。あとは個人の問題である。

(知らんけど)

私もこのnote(500記事以上書いている)があっさり閉鎖したときは「捨てて次へ行ったんだな」と思ってもらえれば幸いである。