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最強の起業方法 「哲学を広める」

久しぶりに起業の話がしたい。
いろんな起業本を読んできた。成功した話と失敗した話を盛りだくさんと頭の中に叩き込んだ。
そして、ここ一週間ぐらいふつふつと考えていることがある。
今なら文章化できるはずだ・・・。

用語:ここでいう起業とは?

起業=誰にも雇われずに仕事をするという意味。
フリーランスとして独立した人と、会社を経営して社長になった2つのパターンの両方が含まれる。

よくありがちな起業の成功談

・時代にマッチしたサービスを作った
・需要と供給のバランスを考えた
・とにかく営業すりゃなんでも売れる(精神論)
・成功した起業家は全員失敗を経験しているから頑張れ(精神論)
・最初の5人の仲間が成功か失敗かを決める(人脈大事説)
・人と違ったことをした(ブルーオーシャンを探せ)
・とにかくめちゃくちゃ働いた
などなど

100人の起業家がいれば100通りの成功パターンがある。真似してもうまくいかないのが起業の面白いところだ。


最近思っていること

さて、一応ここまでがざっくりとした前提である。
もちろんこの記事はただのネット記事であり、書籍でもないし成功を保証するものでもない。私のただのメモ書きである。


★哲学を広める起業(最強説)

断捨離といえば、やましたひでこという人が検索に出てくる。
これが結構面白い。「断捨離」を世に広めることに成功したのだ。
書籍がバンバン売れればそれだけで起業として成功する。

じゃあ、「断捨離」ってなんだ?
というと、「片付け/整理整頓」である。

つまり、私がいいたいのは、何も作っていない、ということだ。
商品やサービスを作らず起業を成功させることができるのだ。
この視点から失敗しない安全な起業のやり方があるのではないかと思う。

下手にアプリを作ったりモノを作ったりするとコストが掛かる。
服のブランドを立ち上げても全然売れなければ在庫があまり大赤字になるだろう。数年で潰れることは間違いない。飲食店でも客がこなければ一巻の終わりである。しかし、「哲学を広める」のであればコストは0である。

私はこう思うんだけどね・・・と言っているだけだからだ。
それをうまく書籍にして広めることに成功すれば成功者となるのである。リスクはほとんどない。
noteに下らない記事を量産している私よりも有意義である。
有名になれればあとはyoutubeでもなんでもやればいい。書籍と広告収入でリスクなくがっぽり稼げるのだ。

*** コペルニクス的転回

起業というと、何かモノを作って売ろうとか、マッサージ屋とかやろうと思う人があまりに多いと思う。
というか99.9%そうかもしれない。

タピオカ屋とかパンケーキ屋とかかき氷屋とか、一瞬ブームになるものに乗っかろうと思う人も多いだろう。しかし、「モノを作ったり、自分の時間を切り売りする」と逆風がきたときに破綻しかねない。

しかし、「哲学を広める」起業であればそういうリスクがない。
失敗したとしても、「でも私はそう思うんだよね」と言っていればいいのである。

*** 絶対○○したら気持ちいい

昔、youtubeで富士山の麓で食べる卵かけご飯が旨いという動画を見たことがある。

確かにうまそうだ。ただ適当に卵かけご飯を提供する店をオープンすりゃ儲かるかどうかは分からないが「富士山を見ながら食べる」という付加価値(哲学)があれば客が呼べるかもしれない。これもここでいう1つの哲学だ。何も作るな、と言っているわけではない。

つまり、起業には哲学が必要じゃないのと言っているのだ。


パクリに哲学はない

逆にいえば、流行っているからという理由だけで、「無人店舗で餃子でも売ろうか」みたいな乗りで起業してもブームが過ぎ去れば終わるのである。

むしろ防犯対策などで思ったよりコストが掛かって失敗するかもしれない。

無人店舗で餃子屋がやりたいなら、それだけでは駄目で、場所や環境を考える必要があるだろうと思う。哲学あれば事業にアイデアも出ててきやすいし差別化もできる。ただ脳死状態で、起業をしても失敗するだけだ。


まとめ

金儲けに資金は必要ないという言葉を昔聞いたことがある。
私はこの記事で、起業にはモノやサービスは必要ないと書いておきたいともう。ただ哲学があり、共感してくれる人を万単位で見つけることができれば金持ちになれるのだ。

そして、その哲学は2000年以上前の哲学者(ソクラテスや釈迦)が言っていたことに近いかもしれない。

例えば私が結婚相談所を運営するなら、ただマッチングさせるだけではなく哲学を持ってやりたいと思う。出会いは人生を最高のものにする、とかなんとかいってやるのだ。
あるいは、コーヒーショップを経営するなら最高の場所でやりたいと思う。ただうまいコーヒーを提供するだけなら他でもできるからだ。

「こんな場所でコーヒーが飲めるのは最高でしょ?」と客に伝えて共感してもらえればいくらでも金儲けはできるのである。

おまけ:スイカゲーム?

最近、ネット配信で「スイカゲーム」というものが大流行している。
上から果物が落ちてきてくっつけていく単純なゲームだ。

実は初めてみたとき見たことがあるなと思っていた。

2048というゲームである。数字をくっつけていく単純なゲームだが昔、大流行した。
上から果物が落ちるのか数字をくっつけていくのかの違いようにみえる。

昔大流行したものを、今風にアレンジして作ればそれだけで流行る可能性は大いにあるだろう。そういう意味で歴史を学んで今風にするというのはアイデアを出すという意味ではありかもしれない。
もちろん、「なぜ、これが流行ったのか?」というところをしっかり理解した上で設計しなければならないが。

おまけ: イーロン・マスク

今世界で話題のイーロン・マスクは、最終的に火星で死にたいとか言っているらしい。世界中にいる「私も火星で死にたい」と思う人とすぐに仲間になれるのだ。同じ志があればそれだけで仲間だからだ。
だから起業家は、「結局どうしたいねん」ということを発言するべきだと思う。断捨離なら、モノを減らした方が幸せになるぜといえばいいし、モノを集めるコレクターなら好きな物を集めるとテンションあがるだろ?といえばいいのだ。何が正解というわけではない。毎日楽しく働いて金持ちになった奴が勝ちなのだ。

火星に行きたいと言って稼ぐ、かせ、、かせぐ・・。
ダジャレにもならねーな🌞