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(書評)TIME OFF 働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術

読んだ。
中身は、当然だが休息に関する話が多い。
睡眠と運動がメインだ。天才や偉人たちの日課や仕事のやり方が書いてある。結構分厚いが読みやすいタイプの本。まあ私は8割ぐらいは知っている話だったので斬新なことは特に無い。

睡眠時間が減ると、癌になりやすくなるらしい
最近、食生活も含めて若い世代で癌になる人が増えているという。

・睡眠不足
・運動不足
・超加工品ばかり食べている

きっとこのトリプルパンチが癌になったり鬱にさせたり、ボケさせたりしているのだと思う。そもそも睡眠をしないと脳や細胞などを回復させることができず疲労が蓄積されていくだけだ。それだけでも寝なきゃダメということは分かるだろう。

また、睡眠には他にももっと良い効果いろいろとあるが、いちいち私が説明するまでもなく「毎日8時間寝ろ」というだけでいいだろう。夏場でも部屋の温度は15度~20度ぐらいにすると良い。
エアコンでいうと寝る前に最低温度に設定して1時間ぐらい回せばいいだろう。実際我々の先祖は暗い洞窟の中でそのぐらいの温度で寝ていたらしい。

* 単純作業とクリエイティブな仕事は別

庭の草むしりは単にやらなければならないが小説を書いたりする仕事は頭を使う。闇雲に働けばいいというわけではない。今の世の中は知的労働の方が金持ちになりやすくなっている。毎日4~5時間ほど集中してクリエイティブな仕事をするのが一番良いらしい。がむしゃらにクリエイティブな仕事をしても効果が薄いのだとか。もちろん4~5時間働いて、それ以外は休息しろというわけではない。クリエイティブなアイデアは散歩していたりシャワーを浴びていたりリラックスしているときに思い浮かぶことがほとんどだ。
つまり、休息しようと散歩でもしようかと歩いている間にメインの仕事のアイデアが思い浮かんでくる。
1日中、机にしがみついてペンを走らせていてもそれほど良い仕事ができないのはこのためだ。クリエイティブなアイデアが欲しいときは休息をすると良いことが起こるだろう。(これも何年も前からよく言われている話だが)

* まとめ

とにかく現代人のほとんどは働きすぎだ。
単純労働の仕事をがむしゃらにやっても生産性を上がらず金持ちにもならない。
まずはゆっくり休み、最高の体調を整え、集中したり決断したりしなければいけないときに力が出るようにしよう。

「最近働きすぎているな」とか「睡眠が足りていない」と思っている人は一度読んでみたらいいだろう。休むことのメリットをたくさん教えてくれる良い本だ。

あまり内容を書いてしまうと読んだ気になるのであえてざっくりしたことを書いています😋 クリエイティブな仕事をしている方は読もう。