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ラストアイドルと楽曲の思い出

2022年5月29日、
僕は有明にある、
東京ガーデンシアターにいました。

最も好きなアイドルグループであり、
人生で最も愛したアイドルグループ、
「ラストアイドル」の最後のライブ、
ラストアイドルラストライブを見届けるためです。

ラストアイドル

秋元康が「最強のアイドル」をつくるべくスタートした「ラストアイドル」プロジェクトは、秋元先生を愛してやまない僕の耳にすぐに入り、オーディションから興味をもっていました。後に「戦うアイドル」とも言われたラストアイドルは、7人の「暫定メンバー」と呼ばれるメンバーが選出され、デビュー曲「バンドワゴン」が決まり、楽曲、振り付け、衣装など全てが決まった状態で、「暫定メンバー」が、「挑戦者」と、ラストアイドルとしてバンドワゴンを歌い、デビューする権利と、その立ち位置を賭けて戦う、という番組からスタートしました。

そして約5年の歳月を経て、2022年5月31日に、ラストアイドルの歴史に幕を閉じました。

ラストアイドルをここまで応援できたのは、もちろん推しの影響もありますが、絶対に避けて通れないのが、ラストアイドルの楽曲の素晴らしさです。

デビュー曲「バンドワゴン」を作曲したのは、
欅坂46「世界には愛しかない」などを作曲した、
僕が最も好きな作曲家のひとり、
白戸佑輔さんです。
そしてもちろん作詞は秋元康先生。

秋元先生が初めてバンドワゴンのデモを聞いた時、本当に素晴らしい曲すぎて、これは本当に大事な時に使うべき曲だと、ずっと取っておいた曲とも言われています。

他にも、ラストアイドル内のユニットへの、
プロデュース及び作曲には、
小室哲哉さん、つんく♂さん、後藤次利さんなど、
有名な方々がたくさん協力しています。

そんなラストアイドルの歴史を振り返ると、
たくさんの思い出と一緒に、
僕の心に残り続ける楽曲がありました。

今回は僕が最も愛したアイドル、
ラストアイドルの、
僕が最も愛した楽曲トップ10をご紹介します。

(ちなみに…)
1st singleバンドワゴンを歌唱した7人は、LaLuce(ラルーチェ)というユニットとなり、元暫定メンバー及び挑戦者で、Good Tears、シュー クリームロケッツ、Someday Somewhere、Love Cocchiというユニットを結成しています。今回は、歌唱ユニットをわかっていただくために、表題曲にもユニット名を表記します。正式には、1st single「バンドワゴン」のアーティスト名はラストアイドルであり、そのラストアイドルのメンバーは、LaLuceの7人を指します。また、ユニット名の表記がない「ラストアイドル」は、ラストアイドルグループ全メンバーまたは選抜メンバーを指します。

それではランキングの発表です!

No.10 ラストアイドルファミリー
「ラスアイ、よろしく」
1st single 「バンドワゴン」収録曲

ラストアイドルのポジションバトルと恋愛のバトルをうまくマッチさせた歌詞が印象的でした。ライブで間違いなく盛り上がる一曲。ポジションバトルは涙ばかりのつらい戦いでしたが、それをカジュアルで明るいな曲に仕上げたことで、アイドルらしさが出ているところがいいですね。これを聞けばラスアイがわかるかも?


No.9 Love Cocchi
「青春シンフォニー」
2nd single「君のAchoo!」収録曲

2nd singleを賭けたプロデューサーバトルで、つんく♂さんがプロデュースしたLove Cocchiの楽曲です。誰もが憧れる清純王道アイドルの楽曲が、本当に魅力的で、最高の一曲です。ある番組の、ハロープロジェクト全58人が選ぶ「思わず嫉妬したアイドルソング」で、欅坂46「サイレントマジョリティー」と並んで第3位に選ばれたこともある名曲です。



No.8 ラストアイドル(シュークリームロケッツ)
「君のAchoo!」
2nd single「君のAchoo!」表題曲

「青春シンフォニー」と同じく、2nd singleのプロデューサーバトルで見事勝ち抜いた、秋元康先生プロデュース楽曲です。Achoo!とは、くしゃみの擬音語、日本語にすると「はくしょん!」などになります。くしゃみをテーマにした歌詞が斬新で、当時衝撃を受けたのを覚えています。シューロケのセンター松本ももなにピッタリの、可愛さを最高に引き出した楽曲で、プロデューサーバトル納得の勝利楽曲です。僕が初めてラストアイドルのCDを買って、初めてイベントに行き、シューロケの長月翠と話したあの日を未だに鮮明に覚えています。



No.7 ラストアイドル
「青春トレイン」
7th single「青春トレイン」表題曲

とにかくダンスがカッコいい楽曲。振り付けは、バブリーダンスの生みの親であるakane先生です。史上最高難度ダンスと言われたこのダンスをきっかけに、ラストアイドルのダンスのレベルが大幅にあがったのは間違いないです。スピード感とキレのあるこのダンスは、特に1番のBメロがめっちゃオススメです。生で見たときは鳥肌が立ちました!これはぜひ動画を見てほしい一曲です!


No.6 ラストアイドルファミリー
「明日の空を見上げるために」
2nd single「君のAchoo!」収録曲

ライブの最後に聞きたい名曲です。アイドルにはありがちな曲かもしれませんが、夢や希望を信じて進む曲は、アイドルが歌うと、ここまでのいろんな努力をしっているからこそ、心にぐっとくるものです。どんなに落ち込んでいても、心を前向きにさせてくれる一曲です。


No.5 ラストアイドル
「眩しすぎる流れ星」
4th single「Everything will be all right」収録曲

サビの最初、「Shooting star 恋の足音 聞こえますように…」という歌詞を初めて聞いた時、その美しさに鳥肌が立ったのを覚えています。初めて聞いたのは、僕が初めてラスアイのライブに足を運んだ、当時の推しメンの卒業ライブで、思い出深い一曲です。アイドルっていいなと、いつも思わせてくれる一曲です。


No.4 ラストアイドル(LaLuce)
「Everything will be all right」
4th single「Everything will be all right」表題曲

ラストアイドルで1番カッコいい曲、と言っても過言ではない一曲です。4th singleを賭けたプロデューサーバトルで後藤次利さんがプロデュースしたLaLuceの楽曲で、見事表題曲を勝ち取りました。現在の推しメン、そして1番好きで最も長く応援していた推しメン、安田愛里ちゃんの魅力が最も前に出ている楽曲で、僕が安田愛里ちゃんを推すきっかけになった曲です。力強さや美しさが存分にあり、そしてかわいさもあるRomanticでDramaticな楽曲です。MVもすごくいい感じに仕上がってますので、見ていただきたいですが、プロデューサーバトル決勝で勝利した際、プロデューサーの後藤次利さんがベースを、審査員のマーティ・フリードマンさんがギターを生演奏した伝説の回もオススメです。ギターソロもかっこよかったですが、なによりこの二人をバックで歌うラスアイってすごい…。YES!って叫びたくなる一曲です。MVと生演奏、どちらも動画入れておきますね!

No.3 Someday Somewhere
「Again&Again」
1st single「バンドワゴン」収録曲

ある事故から生まれた伝説の楽曲です。someday somewhereセンターの間島の左足指骨折により、1番大事な初パフォーマンス及びMV撮影で、パフォーマンスができない状態になりました。そこでプロデューサーの秋元康先生が、その状況を見て、急遽歌詞の変更をし、さらに振り付けの変更を指示。間島はセンターで椅子に座った状態でパフォーマンスをし、楽曲終盤にメンバーの支えで立ち上がり、最後はマイクの前に全員が一列に並ぶというストーリー性のある振り付けになり、歌詞は何度転んでもまた何度でも立ち上がればいいという、夢を追いかけるアイドルの歌詞になりました。ラストアイドルの泣ける一曲です。


No.2 ラストアイドル
「大人サバイバー」
6th single「大人サバイバー」表題曲

ラストアイドルで、日本大学の有名な「歩く芸術」と称される団体行動にチャレンジした時の楽曲です。楽曲中にも団体行動の振り付けがあります。とにかく曲が好きで、特にサビの「Survivor!」の部分が好きです。勇気と元気をもらえる一曲です。動画は団体行動から大人サバイバー披露の動画です。


No.1 ラストアイドル(LaLuce)
「バンドワゴン」
1st single「バンドワゴン」表題曲

ラストアイドル最高の名曲は、間違いなくこの曲でしょう。何度この曲を聞いたことかというくらい、何度も何度も聞いていて、僕のスマホの音楽再生数1位です。僕の最も好きな作曲家のひとり、白戸佑輔さんと、僕の最も好きな作詞家秋元康先生という最高の組み合わせです。歌詞がとにかく神がかっています。歌詞のすべてが最高で、曲のすべてが最高です。最高のアイドルを目指し戦い続けたラストアイドルにピッタリの最高の楽曲です。ラストアイドルラストライブのアンコールでこの曲を聞いた時、涙が止まりませんでした。

以上、僕が最も愛したアイドル「ラストアイドル」の、僕が最も愛した楽曲トップ10でした!
僕が苦しい時、辛い時、ずっと助けてくれたのはラストアイドルです。

挫折した暗闇で
何度助けられたか?
あの光

僕にとっての光は、ラストアイドルでした。
ラストアイドル、出会えてよかったです。
ありがとう。

「バンドワゴン」/ラストアイドル
作詞:秋元康
作曲:白戸佑輔

この街を歩くとどうして
知らぬ間に早足になるのだろう?
そう 誰もが自分の大事なもの
奪われないかと不安になるよ

立ち止まり(立ち止まり)
深く息をして
空を見上げ問いかけた

僕が欲しいものとは?
たった一つ願うもの
ずっと(ずっと)追い求めてる
あの夢か?
人混みに飲み込まれ
どこかで見失っても
絶対(絶対)
バンドワゴンに振り回されない

気づいたら大人と呼ばれて
物分かりいいふりをしているけど
今 鏡に写ったその姿は
本当になりたい自分だったか?

太陽は(太陽は)
雲があったって
どんな時も存在する

僕が欲しいものとは?
決して譲れないものだ
あの日(あの日)心震えた
憧れか?
手を伸ばし諦めて
それでも また夢見て
そんな(そんな)
欲望だけが教えてくれる

夢なんか見なければ
傷つかないのに…
夢を見なきゃ
生きられない

僕が欲しいものとは?
挫折した暗闇で
何度(何度)助けられたか?
あの光
希望とは生きること
未来が続く限り
ずっと(ずっと)
チャンスはあるよ

Ah-
僕が欲しいものとは?
たった一つ願うもの
ずっと(ずっと)追い求めてる
あの夢か?
人混みに飲み込まれ
どこかで見失っても
絶対(絶対)
バンドワゴンに振り回されない


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