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”これまで” を ”これから”に変えるチームづくり 〜俺たちのAチーム〜

The Agile Guild(TAG) Advent Calendar 2018 12日目 の記事です。


今年はTAGの活動に参加して
チームの大切さをより一層感じているところです。

・目的を共にする仲間がいる心強さ
・目的を共にするからこそブレない方向性
・目的のために進む推進力

まだ見ぬその先の景色を見たいから
仲間を信じて目的に向かう

そんなチームをつくりたい。つくろうとしているよ。というお話です。
(偶然にも仕事でチームを作るタイミングと重なったこともあって)


TAGへの参加でさらに加速しつつある、そんなこれまでの活動を振り返っての感想戦です。
(チームとしてはまだまだ立ち上がったばかり。いや、立ち上がろうとしている最中)



チームで強くなりたい、チームで成果を出したい

個が成しえないことも、チームならできる。
もっと大きな成果を出すために。

そう願っていた2016年頃
自部署のチームはあれどチームではない感じ
言うなればパーティ(パリピ感

だが今年、ついにそのタイミングはやってきた。



わかってはいるけれど望んでしまう

最初からロイヤルストレートフラッシュをつくることはできない。

何より(というかそもそも)そんな即戦力は簡単に集まらない。

そして漫画のように、弱小チームが全国優勝してしまうようなドラマもそうそう生まれるものじゃない。


でも・・・



開発チームはコードが書けてなんぼでしょ

チームをつくる上でコードが書けるメンバーだけを揃えることはできるはず。
望むべくは最強のコーディング集団・・・?
全員コード書けるほうが早くゴールにたどり着ける・・・?

・・・
だが、はたしてそれは正解なのか?・・・


限りあるリソースを見渡しながらチームづくりを考えた先にあった問いは
・全員開発者でなければいけないのか?
・スキルの無さはチームにとってマイナスか?
・フルタイムでなければ仕事はできないのか?

時短勤務は扱いにくいのだろうか?
コードが書けないことはそんなに問題なのだろうか?
これから大きな案件を進めていくにあたり、どんなメンバー、チームならより良い成果を生み出すことができるだろうか・・

そして部が掲げるインクルージョンを目指せるだろうか・・


なにより、
俺はこのチームをどうしたいんだ?

プロジェクトの成功か、個人の成長か、チームの完成度か

お前はこのチームで何を目指したいんだ?


戦える戦力が揃わないと気づきつつも、今必要なのは本当に最強チームなのか?

最強でなければチームではないのか?


でも、この時点でほぼ答えは出ていて、
とにかく個人の成長を最優先に、チームをつくる。
チームで成果を出すことを知ってもらう。
という目的が大きかったです。

そう、最強でなくてもいい。
(最強の定義もないしね)




On ne fait pas d’omelette sans casser des œufs.
-卵を割らずにオムレツを作ることはできない


迷わず行けよ行けばわかる。|・`ω・)



大型プロジェクトなので多少の余裕は作れるだろうし、任命責任の所在は明らかだ(自分)
スキルはあるが価値観の合わない(合わせにくい)メンバーを集めるより
共に成長できるメンバーと前に進みたい。
正しいものを正しくつくりたい。


であるならば、この案件を使ってこの更に先に向かって
チームを強化していく=個人の成長をMaxまで高めたい

と、決めました。(そしてそれはこの案件の顧客のためにもなるはずだと)



よろしい。ならば作ってみよう

調整に時間はかかりましたが、チーム結成にあたり新たに3名を追加
・運用チームから1名
・テストチームから1名
・開発チームから1名

入社2年目でも、主婦でも、職人でも、チームとして最高のパフォーマンスを発揮できるはず。

共通しているのは、正しいことをやりたい思いがあり
目的のために目的を問える
スキルの絶対値ではなく、チームとしてのバランスとアジャイルな手法への適合性
旧態依然としたチームから殻を破れる可能性



チームとしての総戦力はLv1からのスタート
悪しき習慣を取り払い、良くも悪くも飼いならされた環境からの脱出
殻を破り、勇気を持って次の一歩を踏み出せる仲間との出会い

まずはチームとして成立するメンバーが揃った。
実はつい2ヶ月前のことだ。


チームの状況は現在進行形なので、また折を見てこの旅の経過を発表してみようと思う。



良いチームで良い仕事。
まだ戦いは始まったばかりなのだ。

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