ウィニペグ商会

42歳で家族と共にカナダ移住に挑戦し45歳で永住権獲得。永住権を無事にとれるまでの経験…

ウィニペグ商会

42歳で家族と共にカナダ移住に挑戦し45歳で永住権獲得。永住権を無事にとれるまでの経験をこれから移住を考えている人におすそ分け出来たらと考えています。ウィニペグで便利屋さんをしています。http://borusun.com/

マガジン

  • 移民活。永住権取得は結婚のごとし

    2016年に渡加して2019年にカナダの永住権を取得するまでの実録や、心構えなど自分たち家族が経験したことを書いてあります。

  • 永住権申請から取得までのタイムラインと費用(家族4人の場合)

  • ウィニペグ商会とは

    カナダのマニトバ州の州都、70万人都市規模のウィニペグ。日本人はおおよそ800人。永住権目的で来る方やすでに過ごしている方に何かビジネスができればとウィニペグ商会を発足し、ウィニペグを紹介していきます。

  • カナダで中古物件を購入。その手続きについて

    カナダで一軒家をオファーし、売主にオファーを受諾してもらってから、モーゲージ審査や住宅保険、弁護士に鍵を譲渡してもらい所有権が移るまでの手続きや感情をリアルタイムで書いています。

  • カナダで一軒家購入【オファー受諾までの道のり】

    非永住権者にも関わらず、カナダ・マニトバ州ウィニペグで一軒家を購入しました。その購入までのリアルタイムを4回に分けて記事にしています。

最近の記事

  • 固定された記事

マニトバ州ウィニペグ移住への虎の巻PDFを販売しています。

はじめまして、こんにちは。 2016年7月に日本から当時3歳の息子と5歳の娘をつれて、妻と力を合わせてカナダのマニトバ州ウィニペグに移住した青木和広(1974年生まれ)と申します。カナダではボルさんと呼ばれています。 カナダ公認移民コンサルタントさんに有料相談をして、マニトバ州への移住を決めた当時、私には特に専門知識や特殊技術といったいわゆる手に職を持っていませんでした。知人もいなければコネもありません。 英語に至っては移住直前に受けたIELTSのテストはオーバーオール

    • 今日でカナダ移住6年目に突入。皆様に感謝です。

      2021年の7月18日で、我が家族はカナダ生活5年が経ち、6年目に入りました。 カナダに来たばかりの頃は「日本からカナダにきて5年です」という人に出会ったら、もう恐縮するというか尊敬するというか、カナダ生活のプロが目の前にいると感じたものです。 はたして自分がそのプロになったかといったら、それなりに図々しくなったくらいで、英語は相変わらずいい加減だし、充分な収入を得ているわけでもないですが、そこそこ幸せな日々を送っていると思います。 思い返せば、渡加して1年半くらいで「

      • 心が塞ぐ日々。夢として考えていたビジネスプランの頓挫。

        最近、ショックなことが立て続けに起こり、心が塞いでいます。 特に先日、知人がガンで亡くなってしまったことが心にズシンときました。同い年でしたから、子どもや伴侶、そして仕事などについて無意識にも自分に当てはめて考えていたのでした。 (以下、私の個人的な話が主になり、さらに長文となりますので、時間がある時にお読みください) 昔のブログにも書きましたが、いつ私が亡くなってもよいように、生活をできるだけシンプルにしようと、最近も使わなくなっていた銀行口座を解約したり、生命保険を

        • 人生ゲームを家族で楽しむ。カナダ永住権までの道のりもかくごとし。

          先日、人生ゲームを家族で楽しみました。 ミニ版で日本から送ってもらったものです。 懐かしいですよね。 あなたは人生ゲームを楽しんだことはありますか? (うんちを踏んだら金運アップ!$15,000もらう。ってマスがあるのには笑った) 運次第で勝てるか勝てないかが決まるわけですが、職に就けなかったり、株で損をしたりとリアルです。 リアルじゃないマスも多く、ゴール前に「火星に移住する。$150,000 はらう」というマスがあって、実際にここに止まってしまって「なんでゴー

        • 固定された記事

        マニトバ州ウィニペグ移住への虎の巻PDFを販売しています。

        マガジン

        • 移民活。永住権取得は結婚のごとし
          62本
        • 永住権申請から取得までのタイムラインと費用(家族4人の場合)
          2本
        • ウィニペグ商会とは
          4本
        • カナダで中古物件を購入。その手続きについて
          3本
          ¥300
        • カナダで一軒家購入【オファー受諾までの道のり】
          4本
          ¥300
        • マニトバ州ウィニペグに移住したら
          1本
          ¥300

        記事

          カナダ・マニトバ州移住のメリット。減った生活費等。

          永住権を取得してからの家庭の支出を見てみると、だいぶ落ち着いてきて、管理しやすくなりました。 移住したてのころは「こんなにもお金が出て行ってしまうのか」と思っていたものです。思えば、移住当初は学生だったわけで授業料や教材費、そもそも生活用品もそろっていませんでしたから足りないものが多かったのです。 移住する人へのアドバイスでよく聞くのが 「あっちでも買えるんだから処分しちゃって、現地で買えばいいのに」 というもの。 これは一人暮らしの人なら当てはまりやすいのですが、

          カナダ・マニトバ州移住のメリット。減った生活費等。

          【移民活。永住権獲得は結婚のごとし】おわりに。

          海外移民、海外移住するというのは結婚に似ていると書いてきました。 結婚には法律的な義務や責任、また、覚悟や暗黙のルールが必要とされることがあります。 海外移住や(移民)においても責任や覚悟を求められることが多いものです。 これら責任や覚悟にどれくらい向かい合えるかで結婚も海外移住も決まってくるかと思います。 旅行だったらその国や地域に対して責任や覚悟を持つ必要はなく、嫌だったらすぐに離れられます。 海外移住の場合、衣食住、収入や貯蓄の使い方をさらに熟考しなければなり

          【移民活。永住権獲得は結婚のごとし】おわりに。

          海外移住(カナダマニトバ州)のメリット・デメリット

          カナダの永住権を取得し、海外に移住して4年近く経った現在、改めて海外移住(マニトバ州移住)について振り返ってみたいと思います。(主に家族連れ向けですが…) 海外移住だからこそのメリット ・世間体がないに等しいから楽 ・子どもたちの学費がほぼ無料で英語を自然に覚える ・地震や津波がない ・政治を憂う必要なし ・医療費や公立小中高教育費がほぼ無料 ・人々がフレンドリー ・付き合いの飲み会や冠婚葬祭がほとんどない ・家が安い、売るときに価値がほとんど下がっていない

          海外移住(カナダマニトバ州)のメリット・デメリット

          ついにランディング。カナダ永住権を確定させた当時の日記。

          (2019年9月17日当時の日記) カナダへの便に乗るため成田空港のチェックインカウンターに行くと、長蛇の列がありました。 「今現在、コンピューターがシャットダウンしていまして手作業でチェックイン手続きをしています」とのこと。 2時間前に着いていて本当に良かったです。 ようやく私たち家族の番になるころにはコンピューターが元通りになったようで、チェックインがスムーズになってきました。 こわれもの注意のシールを張ってもらい、チケット発券という時になって、 「あれ?お子

          ついにランディング。カナダ永住権を確定させた当時の日記。

          2019年にCo-PRが届きカナダの永住権を取得確定当時の日記。

          (2019年8月2日当時の日記) 昨日、8月1日(木)にようやくCo-PR(Confirmation of Permanent Residence)が届きました。 7月15日(月)にパスポートリクエストに応える書類(写真含む)をプライオリティメール(翌日届くけど値段が高い方法)で午前中に送り、次の日の14時過ぎにはオタワのオフィスに着いていました。7月31日の18時20分に先方から配送手続きが開始されたと追跡番号からわかり、翌8月1日(木)の13時に家に着きました。トータ

          2019年にCo-PRが届きカナダの永住権を取得確定当時の日記。

          カナダ永住権までの道のりがディシジョンメイドになった当時。

          (2019年7月29日当時の日記) さて、永住権獲得までの道の進捗ですが、2週間経ってもCo-PRが移民局から発送されてきていません。どうなっているんでしょう? メールしても何も返信がありませんし、今頃、スタッフはサマーバケーションで大自然でバーベキューをして蚊に刺されているのかもしれませんね。 でも、IRCC(=CIC)から7月27日土曜日にメールが届いていました(土曜日にメールが来ているのは土日も働いているのでしょうかね?) 「あなたの申請がアップデートされました

          カナダ永住権までの道のりがディシジョンメイドになった当時。

          カナダ永住権のCo-PRが間に合わずビザ延長手続きをすることになった当時の話。

          (2019年7月19日当時の日記) 昨日、7月18日で気づけばカナダにきて3年が経っていました。 当時、レッドリバーカレッジの入学許可が出ず、学生ビザが発行されないため、変更不可の飛行機のチケットが無駄になるかと思っていたら、ぎりぎりで学生ビザが間に合って、飛行機に乗れたのは良いものの、バンクーバー乗り換え時のビザ手続きが長引き、予定していたウィニペグ行きのフライトが乗れなかったというあのジェットコースターのような日々から3年経ったわけです。 いまだに手続きのジェットコ

          カナダ永住権のCo-PRが間に合わずビザ延長手続きをすることになった当時の話。

          カナダ永住権まであと少し。パスポートリクエストがきた当時。

          (2019年7月15日当時の日記) 7月15日の月曜日にパスポートリクエストが来なければ、7月22日までのランディング(最終的なPRステータスへの変更手続き)はあきらめて、オンラインで進めているオープンワークパーミットの手続き&支払いを済ませようと思っていたところ、ウィニペグ時間の朝5時59分にIRCCより「Ready for Visa」という件名でメールが届いたのでした。(7月13日に急にEstimated Completion dateが9月5日だったのが8月5日になっ

          カナダ永住権まであと少し。パスポートリクエストがきた当時。

          永住権獲得までの不安、海外移住の問題あるある。

          (2019年6月12日当時の日記) 今、無職の状態や、永住権取得直前の生殺しのような状態などが、急に思考に結びついてきてしまって、自分のふがいなさや怒り、焦り、怒ってしまった息子への罪悪感、将来への不安が波のように押し寄せてくるのです。 これって、移住し始めた時の感情に似ています。 それは、『日本では上手くやってきた(過去)つもりなのに思い通りにいかない、はたして今、正しい方向に進んでいるか(現在)わからない、そして、これからも上手くやっていけるか(未来)わからない』と

          永住権獲得までの不安、海外移住の問題あるある。

          カナダ永住権目前までのストレス。

          (2019年6月8日当時の日記) さて、最近。永住権に向けた動きで、MPNP(マニトバノミニー)が通ったとか、Decision Madeの連絡やパスポートリクエストが来たなどを目に耳にします。 サマーバケーションを前にカナダの移民局が滞っている書類を活発に処理しているからかもしれませんね。 まわりが進んでいるのにずっと待たされているのがストレスになっていまして、せっかく子ども達が学校の夏休みに入ってから一時帰国しようと考えていただけに諦めざるを得ない状態になっています。

          カナダ永住権目前までのストレス。

          2018年当時。一軒家購入後に気づくデメリット。

          (2018年10月10日当時の日記) 今日も雪が降っています。考え方がネガティブになりがちな今日この頃です。 雪が本格的に積もる前に庭の落ち葉を綺麗に掃いているのですが、あまりの落ち葉の量の多さにげんなりします。掃いても掃いても落ちてきてキリがないって感じで……。 昨年この時期に大発生したテントウムシは今年はほとんど発生せず、カメムシのほうが多かったです。(そういえば蚊も蜂も少なかった) 尺取り虫が大発生した記事を以前書きましたが、その後、モンシロチョウや青虫、蟻が我

          2018年当時。一軒家購入後に気づくデメリット。

          いい加減さについて。確かな情報を得る重要さ【カナダ移住】

          (2018年1月23日当時の日記より) カナダにきて、特にカナダ人による事務処理のいい加減さ(=適当さ)にはよく泣かされてきましたが、このいい加減さに自分が合わさなければ生きていけないとも感じています。 日本のニュースをネットで見ていますと、いい加減さに対して目くじらを立てる人が多いように思う時があります。 たまに自分に厳しくしているがために他人にも厳しくなり、その人のいい加減さを許せず、批判して、さらに自分自身が生きづらくなってしまっている人が見受けられます。 つま

          いい加減さについて。確かな情報を得る重要さ【カナダ移住】