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要塞型緑キッドのすすめ

ほとんどの方がはじめまして!
うぃんたー(@winter1717)と申します。

ちまちまと練習して一戦一戦に全集中して、どうにかこうにか勝ちをもぎ取るくらいの一般市民です。

今回フダフダ杯で予選をギリギリで勝ち上がり決勝トナメに残ったのでnoteを書かせて頂くことになりました。

初めてのnote記事になるので、
拙い文章になってしまうかもしれませんが、温かい目で最後まで見ていって頂けると嬉しいです。



1.デッキレシピ


↑フダフダ杯当日持ち込んだ構築


↑フダフダ杯後に丸くした構築


↑テコ入れして最近使ってる構築


結局2弾環境までのカードで組んだ要塞が1番丸くて収まりがいい…ってなりました()

8キッドと5ローは4:4が良いです。
3コス4000ブロッカー使い勝手が良すぎました。

リーサル狙いに行くのを強くするのであればお菊。
ゲームプラン8キッド寄りで安心感を高めたいのであれば3コス4000ブロッカー。

ドレークが有効に機能しながら着地できる場面が少し限られると感じた為、どの対面にも基本強く出れるホーキンスを採用。

焼かれやすく序盤にプレイしづらかったベッジの数を減らして3コス4000ブロッカーを4積みにしています。

いくら8キッドが強くても中盤の盤面でアドバンテージをどこかで取らないと容易く突破されやすくなってしまうので、5コスラインのプレイの仕方と枚数配分が大事だと感じました。



2.緑キッドを持ち込んだ理由


実はフダフダ杯前日までは赤系統で考えていて、
主に赤ゾロを練習して当日も持ち込もうと思っていました。

ですが、環境を考えた時に赤が5〜6割だろうと思っていたので、「果たして赤ミラーで強者相手に練度勝ちできるんだろうか…」という不安が拭えなくて、
直前で握るデッキを緑キッドに変更しました。

予選スイスドロー6回戦あれば、6回中3〜5回は赤踏んでもおかしくはないので、赤をメタれる側のデッキ(エースはごめんなさい)+自分が慣れてるデッキというところで緑キッドです。


フダフダ杯デッキ分布参考

↑フダフダの実ちゃんねる(@fudafudanomi_ch)さんから引用させて頂きました。


予選マッチング(スイスドロー6回戦)

1回戦目 白ひげ 後攻 ⭕️
2回戦目 白ひげ 先攻 ⭕️
3回戦目 白ひげ 後攻 ⭕️
4回戦目 エース 先攻 ⭕️
5回戦目 白ひげ 後攻 ✖︎
6回戦目 白ひげ 後攻 ✖︎

決勝トナメ(ベスト16上がり)

1回戦目 赤緑ロー(ちゃみさん) 先攻 ✖︎


………。
赤しかいないですこの大海原…。
マッチング運もありますが上に行けば行くほど強い方々が赤を握っていました。
ベスト4の内訳も白ひげ3エース1という結果だったので、しばらくは赤環境と見て良さそうです。


3.採用理由


基盤となりそうなカードや、
このデッキの顔である8キッド&5ロー辺りは問答無用で採用なので理由は割愛させて頂きます。


クリーク

個人的に黄色を1番見やすくなるカードかなと思っています。
採用する前の想定では黄色以外でも、
面並んだ赤ゾロのキャラ2枚処理や、白ひげの4コスバニラ動かしてきた後とかに出すタイミングあるかな…?と思っていたのですが、
大体が「6コストも使って出して更にハンド1枚切って今やることじゃねえな…。」って場面があまりにも多かったので、そう上手くはいかないようです。
カウンター値がないので他の札との採用枚数の兼ね合いが難しいところ。
CS店舗大会とかであれば色々なデッキ握ってる方が多いので、刺さる対面が増えるかもしれません。


ヤマト

キッドに必須なのか必須じゃないのかはエアプなのでわからないのですが、白ひげ以外にやたら刺さる対面が多いため個人的に必須の4投で採用。
エース/カタクリ/ナミなどシンプルにトリガーを踏みたくないデッキも増えたので、立ち位置が良さそうです。
あとは立てるだけで相手がやたらヘイトをこのヤマトに向けてくれるので、優先的に除去しようとテンポをロスしてくれたりすることもあるのでお得です。
カウンター2000+1000の2枚要求が実質ダブルバニッシュと同じだけのリソース消却を要求してると思っているので7000パンチを基本にしてます。
先3 ヤマト→先4 7000パンチ+ヤマトおかわり
の動きも結構やります。
予選4回戦目のエースにはヤマトのゴリ押しで勝てました…。

お菊

要塞キッドのデッキを考えた時に、
採用されないことも多いのかなあと思って迷っていたのがお菊です。
カウンター値がないカードを増やしてしまうデメリットと相手への圧力や先2後2の動きの選択肢を増やすメリットを天秤にかけた時に自分の中では後者が勝ったので積むことにしました。
過剰なアンチ4マルコです。
レストにしたい役割対象が少々変わりますが、
ネコマムシと交換も選択肢です。


桃源十拳+猛毒ガス弾『M・H・5』

磁気弦との選択の末に悩んで入れたピン差し2種類。

桃源十拳は言わずもがな4マルコをみての採用です。
終盤のお菊がいない盤面を見て4マルコを立てた相手に対して、恐らく桃源十拳で受ける計算をしていないので、不意のリーサルを組めたりします。

MH5は個人的に低コストブロッカーの採用が環境に少し増えてきたように感じていたので、終盤リーサルを通しやすいように採用。

白ひげ→フォッサ、チョッパー、バルトロメオ
黄色系統→ガレット、ブリュレ
赤緑ロー→ベッジ、チョッパー

ただ、使えるタイミングが限られることを考えるとどの対面でも使える札を採用する方が活躍すると思います。




他にも入れ替え候補として、
相手レスト+カウンター持ちでネコマムシ
3コス焼かれないブロッカーシャチ/ネコマムシ
中盤制圧の鬼ホーキンス
辺りは採用検討しましたが、
前日にデッキ変更した弊害で使用感を確かめる暇も無く諦めました…。



4.プレイングと対面意識


大まかなプレイング方針として自分が意識しているのは、どの対面だとしても『8キッドに依存しないプレイング』です。

もちろん優先的に引きに行きたいカードであり、
なるべくプレイしたいキーカードなのですが、
8キッドありきでゲームプランを組み立てることによって過剰にライフで受けたりしてしまい、
相手に即処理されたり、サーチを回しても終盤まで引けないとなると、相手にリーサルのチャンスを与えやすくなってしまう可能性があるからです。

実際予選でも白ひげにエースやゴードンなどがしっかりと積まれていて、即処理ができるような環境を相手は整えていました。

8キッドは自分の盤面をより確かなものにする最後の蓋だと思っているので、蓋を外されて瓦解するようなゲーム運びをしないように心がけています。


白ひげ


先後どちらだとしても、ブロッカーは5マルコの餌になるので終盤までプレイせずキープ。

大まかな動きは
先攻時
先1 サーチ札(もも/ボニー)
先2 サーチ起動+サーチ札出し起動
先3 5ロー→サーチ札回収から何かor回収のみ
もしくは
先1 何もせずor1コスキャラ出し
先2 リーダー8000パンチ
先3 5ロー→1コスキャラ回収から何か

後攻時
後1 サーチ札出し起動
後2 リーダー6000パンチ+サーチ起動+サーチ札出し起動
後3 5ロー→サーチ札回収から何か
もしくは
後1 サーチ札2枚出し
後2 サーチ札起動×2+サーチ札出し起動
後3 5ロー→サーチ札回収から何か

後手の場合、相手が1ターン目にイゾウ出したか出してないかを見て後出しじゃんけんができるので、
出さなかった時は全力でサーチ札捻ります大体。

今の環境相手先5でほぼ確実に9ひげ飛んでくるので、こちらの後4はなるべく8キッド立てて起動メインで横に捻ってブロッカー出して番返します。

先5も相手の後5での9ひげを想定して、
先3先4で立てた5コスキャラ×2で6000パンチから
8キッド立てて起動メインでブロッカー出して8キッドに1ドン付与
とかで番を返すイメージが多いです。

9ひげ3連打とかエースが何回も走ってきた時は天を仰いで泣きます。



エース


もし対面したら心で泣きながら「ありがとうございましたぁ!!!」って言って帰ります。嘘です。
でもそれくらい無理です。
体感9割以上余裕で無理です。
緑キッドを握ってる民は当たらないように息を潜めてお祈りしてください。

6000ライン並べて除去しにくい盤面を形成するか、
5ヤマト連打でリーダー12000×2圏内まで持っていって無理矢理勝ちます。
8キッドは炎帝もらってもダブルアタック通さない状況下(横にブロッカー)でだけ出します。

どなたか是非勝ち方教えてください…。


カタクリ



どの対面でもいつも意識はしているのですが、
この対面で特に意識しているのは『盤面処理の匙加減』です。

盤面に付き合いすぎるとライフに余裕ができて、
8カタクリも10リンリンも選択肢に入れられる余裕ができてしまうので、触るか触らないかの判断基準はある程度持って動いています。

ペロスペロー→触らず
4カタクリ→ドレーク
クラッカー、スムージー→リーダー5000で様子見しつつドレーク
5ヤマト→触らず
なことが多いです。

自分→先攻 相手→後攻
だった場合、大体の相手の動きを読むと
後1 プリン
後2 4コスキャラ
後3 5ヤマト+1ドン付与リーダー7000
後4 7リンリンor8カタクリ
後5 10リンリンor8カタクリ
になってくると思うので、
トリガー何踏むか次第にはなってしまいますが、
先3 5ヤマト
先4 2ドン付与ヤマト7000+5ヤマトやドレーク
先5 8キッド出すかはその時の判断
とか、
先3 5ロー→ブロッカー出し
先4 ドレーク+2ドン付与リーダー7000かブロッカー
先5 8キッド出すかはその時の判断

自分→後攻 相手→先攻
だった場合、
先2 ペロスペロー
先3 ヤマトor1ドン付与リーダー7000+4コスキャラ
先4 7リンリン
先5 7リンリンor8カタクリ
とかだと思うので、
後3 サーチ起動→5ロー→サーチ札回収からブロッカー出し
後4 8キッド最速にするかの判断
後5 8キッド着地

相手の動きとの兼ね合いでアドリブなことが多いのであくまで大筋の目安です…。

正直どのタイミングで8カタクリに返されるかの勝負になるので、8カタクリに飛ばされても大丈夫なだけの盤面を作りつつ、
できればおかわり8キッドまで見えてると大体先にライフ詰められます。


対面ごとの考え方やレシピの変遷などは自分のメモも兼ねて随時追記していきます。



ここまで読んで頂き本当にありがとうございました。
ほんの少しでも緑キッドを握ってみたい方の参考になれば幸いです。


最後に、
フダフダ杯本当に楽しかったです…!!!
招待選手が豪華であったり、
他に来る方々も皆さん強かったり、
終始わくわくで楽しませて頂きました!
第二回もすでに計画されているみたいなので、
少しでも気になった方は是非!

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