類は恋を呼ぶ

 よって、本件請求は認められない。

 債権法のレポートをダラダラと書きたれながら、この一文を書いては消して、書いては消して……を繰り返している。結局どっちなんだ、と教授に問われたところで「うるせえなさっさと答えを教えろよ」と胸倉を掴んでやりたくもなるけれど、生憎わたしたち学生がその答えを導かないことには、貴重な学科基幹科目の4単位が露と消える。
 だいたいが、わたしたちがいくら「認めてやれよ」とのたまったところで、何にも染まらぬ黒の法服をまとった碩学せきがくの方々が「認めない」と言えば、それが正しいということになる。そして法律とは、正しく生きている人間を助けるものではなく、社会の秩序を守るためのものだ。
 ならばいま書いているこのレポートにも、講義にも、世界にも、いったいどんな意味があるというのだろう。意味なくない? それなら「正しい札勘定のしかた」とか「〇〇円の30%OFF、を即座に暗算する方法」とか、あるいは「コーナーで差をつけろ! 仕事でポカをしたときの穏便な謝罪の裏技」とかを教えたほうがよくない? たぶん大学生のうち大多数の人間は、別に学者になりたくて入ってきたわけではないしなあ。

 けれど少なくとも、わたしが今こうやって大学生をやっていること自体には、最近確かな意味を帯びてきたと思う。
 何事もなく、つつがなく、学歴というシールを自分自身に貼ってもらうためにやってきたこの場所で、わたしは確かにもうひとつ欲しているものがある。

 ちら、と壁にかけたカレンダーを見やった。
 今日は12月24日。コテコテだなあ……となぜか恥ずかしくなってしまう。高校生までの自分における12月24日とは、ケーキやチキンやらが食卓に並ぶ(ので母親が多少手抜きをできる)日、プレゼントをもらえる日、そして最後の一年は(受験勉強のせいで)ごくありふれた普通の一日……程度の認識でしかなかった。

 でも、今年の12月24日は、これまでとは少し違う。

 いや、根本から覆される。

 過去の経験も認識も、なんの意味もなさないほどの、圧倒的な事実によって。

 逆転勝訴しか望まない。

 カレンダーの隣にある時計を睨みながら、わたしはもう一度自分に言い聞かせた。


 *

 ちょうど1年前、大学1年生の12月24日は、同じサークルの女友達とささやかなクリスマスパーティーを開いた。パーティーなんて名前は聞こえがいいものの、実際はただの飲み会である。料理上手な友達が次々に振る舞うメニューを腹に送り込みながら、実年齢より大人っぽく見られるわたしが、近所のコンビニで年齢確認をかいくぐって購入したお酒を飲み明かした。

 きっと男子だってそうなんだろうし、女子会でも話題はだいたい決まっている。当然わたしたちの場合も例外でなく、数杯飲んだあたりで、話題は「いま好きな人」に移った。

真綾まあやちゃんって、いま気になる人とかいないの」

 キッチンから新しい皿を運びながら、茉美まみがニヤケ顔でそう訊ねてきた。テリーヌやらローストビーフやら、おまえ本当はわたしたちをたっぷり肥えさせて出荷するつもりか……と疑いたくなるほど様々な料理をつくったのは、茉美だった。見た目は素朴。それでいて名門の女子高出身で、家もお金持ちな、ちょっと世間知らず。でも裏表のない優しい子。

「気になる人、かぁ。確かに茉美がそんなに料理うまいのはなんでなのか気になるけど」
「私のことなんかいいの。男子の話だよぉ」

 そこで「そういう茉美は、いるもんね」と口を挟んできたのは琴乃ことのだ。綺麗というより、可愛い見た目の子。でもサークルのミーティングでは「今ってその話する時間じゃなくない?」と場を律したり「その仕事、あたしがやる」と率先して発言できる、芯の強い女の子。
 茉美は「ちょっと琴乃ちゃん、だめだよ」と手を振って制しようとするが、その程度で怯む琴乃ではなかった。

「だめも何もないっしょ。真綾は決して口が軽い子じゃないし、いいんじゃない? だいたいあたしに話せて真綾に話せないことなんか今更ないでしょ」

 幽霊部員を除けば、サークル内で同級生14人のうち、女子はここにいる3人だけだ。その環境がなおさら、わたしたちの連帯感を高めていた。分かりやすく脱力する茉美の懐に、わたしは飛び込んでみた。

「なに、茉美。今はそっちのほうが気になるなあ。ってか、わたしには黙ってたなんて水臭いぞ」
「いいじゃん、茉美。全部吐いて楽になろうよ。そっちの意味での『吐く』なら、あたしも嫌いじゃないよ」

 琴乃もわたしに加勢したことにより、多勢に無勢となった茉美は観念した様子で白状し始めた。どうやら、サークルの同級生である秀一しゅういちのことが気になるのだという。同級生の中では間違いなく一番のイケメンだけど、夜更かしの常習犯なのかいつも眠そうにしている。そして講義中はおろか、たまにミーティング中にもうたた寝をして、琴乃に一喝されたりしている男子だった。

「秀一ねえ」となんとなく呟いて、わたしはカシスオレンジの缶を傾けた。ふーん。礼儀作法とかにうるさい茉美にしては意外だな。むしろ逆に、そういう少しルーズなところに惹かれたのだろうか。恋なんてものは、互いの凹凸がガッチリ噛み合ったときに生まれる気がするし。

 なんだかんだと言って、そこから秀一について話すときの茉美の瞳はうっとりしていて、まさに恋する乙女だった。雰囲気と裏腹に擦れたところのある琴乃と、そもそも恋愛にさして興味のないはずのわたしにとって、そのさまはとても興味深く映った。

「秀一くん、こんな私にも優しいんだよ」
「出たよ、茉美の悪いクセが」

 半分くらいは本気で嫌がっていそうな調子で琴乃が言いながら、ビールを口に運んだ。

「本当に茉美が『こんな私』なら、男は優しくなんかしてくれないって何度も言ったじゃん」
「いや、これは本当なの。秀一くん、普段はだらしないけど、話してみたら真面目なところもあるし。こないだも、私のお弁当つまんで『美味い』って言ってくれたし……」

 そこで茉美は、ハッとした表情で口をつぐむ。何も気にしていない様子の琴乃が訊ねた。

「大丈夫? そんときの秀一、寝てなかった? 確かに茉美の料理は美味しいけど、料理じゃなくて夢を食べてたんじゃないの」
「待って琴乃、それよりも、秀一が茉美のお弁当食べてたことに注目しよう」
「なによ、なんか意味があんの。真綾」
「秀一が、前に言ってたのを聞いたことがあるんだよね。おれって自分にとって近しい存在か、お店で作られた料理以外は食えないんだー……って」
「ってことは……」

 わたしと琴乃は、同時に茉美のほうを見つめる。茉美は露骨に(やばい)という顔をしていた。真面目なのに、たまにこういう抜けたところを見せるのが、いかにも茉美らしい。きっと秀一にきつく口止めされてたんだろうなあ……と思うと余計に面白くて、わたしは口元が緩むのを抑えられない。

 でも、きっと秀一はこんな茉美をゆるすし、茉美はそんな秀一に対してもっとめろめろになる。目を瞑らなくたって、その光景が目に浮かぶ。いくらなんでも、どいつもこいつも馬鹿じゃないのか。それまでずっと守ってきたものが手をすり抜けていったのに、おまえが・あなたが、傍にいればいい……だなんて一言で諦められるものか。相手がいつまでも傍にいてくれる保証なんか、どこにもないのに。

 こういうところがきっと、茉美とわたしの違いなのだ。おそらくは、琴乃とわたしも違う。わたしだけが、いつまでもこうしてグダグダと文句ばかり垂れている。
 輝きに目をひそめながら。
 ほんの少しだけ、羨望の気持ちを目尻に滲ませながら。

 すると琴乃が、市役所の職員みたいに毅然とした態度で言った。

「茉美、もう正直に白状なさい。もうそれしか手段はないよ」

 すかさず「そうそう。ここでの虚偽陳述は偽証罪に問われます」と、わたしも援護射撃する。茉美はとても分かりやすく狼狽うろたえていた。

「いや……でも……」
「ダイジョウブ。アタシタチ、トモダチ。ダレニモイワナイ、ウソツカナイ」
「ソウソウ。アンシン。ワルイヨウニハシナイ。ミンナニハナイショノハナシ」

 わたしと琴乃の唆しかたは、ススキノの飲み屋の客引きみたいに胡散臭かった。数秒後に茉美は、最近になって秀一と付き合い始めたことを白状した。意外にも、告白したのは秀一のほうからだという。あんた今日こんなとこで女子会やってる場合じゃないでしょ……と突っ込んだ琴乃は、口調とは反対に柔和な笑みを浮かべていた。向こうは向こうで今頃は男子会らしいから明日二人で会うの、と茉美も嬉しそうに笑っている。

 男子会か。

 そういえば《彼》くんも、そんなこと言ってたっけな。

 当時のわたしはのんびりと思い出しながら、缶の中身の甘ったるい酒を空っぽにした。


 あの日の夜、なぜ《彼》くんのことが――。

 否。

 彼のことが、頭に浮かんだのだろう。


 *

 あのクリスマス女子会から、ちょうど一年が経った。

 茉美と秀一の関係は今も続いている。秀一は男友達に関係を明かしていないらしいが、茉美が随所でボロを出しまくっているので、今となっては「公然の秘密」となっていた。うちのサークルは過去にサークル内恋愛を起因とする大問題が起きたらしく、するとしても面倒臭いから秘密裏にやるというのがセオリーなのだけれど、まあもうあの二人には今更何も言うまい……というのが無言のコンセンサスだ。

 自分、いや、自分たちはどうだろうか。
 誰かにバレていないだろうか。

 正直言ってしまえば別につまびらかになったところでどうでもいいのだけど、好き好んで波風を立てるほど、わたしたちは外部に刺激を望んでいない。だから一応は関係がバレないように、最大限の努力をしている。学内では必要以上に接近しない、互いの家を行き来するときは別行動、デートに行くのは絶対に誰も知り合いがいない遠くの場所……など。
 売れっ子芸能人でもないくせにどうしてこんな窮屈な思いをしなくちゃならないのか、たまによく分からなくなる。好きな相手と一緒にいることの、何が罪だというの。ゴシップ誌の編集部内で付き合っているわけではないんだけどな、わたしたちは。

 ただし普段そうやって抑圧されている分、家で二人きりのときとか、デートのときの幸福感はすごい。はっきりと恋人に対する愛情とか、存在それ自体へのありがたみを感じる。わたしを選んでくれてありがとう。同じサークルにいてくれてありがとう。同じ大学へ進んでくれてありがとう……って言うか、そこまで行くなら生まれたこと自体にさっさと感謝しろ。

 誰かへの愛のために世界のすべてを敵に回せる存在は歌詞の中にしかいないし、人間が愛だけを食べて生きていけないのは理解していても、それに匹敵するほどに胸の中が満たされている。たとえ家族であっても自分の身体に触れられたくなかったわたしが、今や二人きりの場所では自ら彼の手を握るようになったのだから、もはや迂闊に茉美のことを笑っていられない。馬鹿って言うやつが馬鹿だってよく言うけど、あれ本当だよ。馬鹿は馬鹿同士でしか罵り合わないもん。

 誰かを好きになるという気持ちがわからない……などと寝言を言っていた時代がわたしにもあったけれど、そんなのは結局ただの弱音だったのだと気づいた。自分の繰り出す「好き」が相手に通用しなくなった時、返す刀で腹をかっさばいてこようとするその感情から、逃げようとしていただけ。相手の中から自分がいなくなったという事実から目を背けるには、最初から誰にも依存せずに生きてゆくのが最善だと、自分自身に言い聞かせていただけだ。
 わたしがその弱気を乗り越えて、もっとしっかり見つめ合いたいと思える相手に出会えたこと。それだけでもこの人生には意味があったんじゃないかな。今は素直にそう思うことができている。たかだか十数年だけど。

 今のわたしには、少しでも長く、一緒の時間を過ごしたいと思える存在がいる。

 願わくは、これからもできるだけ長く、そうでありますようにと――。


 頭の中にひっそりと咲くお花畑の中を歩いていたら、現実世界のチャイムが鳴った。急ぎ足で玄関に向かい、ドアスコープを覗く。たった今まで顔を思い浮かべていた存在が、ひんやりと冷たい玄関ドアの向こうにいた。

 ドアを開けたら、彼の頬は北国の寒さで真っ赤に染まっていた。今日の最低気温はマイナス2ケタだったはずだ。ドアが閉まって数秒経っても、玄関には冷凍庫に手を突っ込んだような冷気が残っている。

 彼の肩に積もった雪をはらってあげると、手に残った雪がじんわり融けて、すぐ水になっていく。ぽたぽたと雫が玄関のタイルに落ちて弾けた。彼は雪をはらわれているあいだ、いやー参った……なんて言いながら、わたしのなすがままにされていた。頭の上に手をやったら、少し膝を曲げて屈むさまは小動物みたいで可愛らしかったけれど、きみに自助努力という言葉はないのかな? エントランスでもう少し落とせましたよね? 彩りのために雪をかぶるのは、クリスマスツリーくらいなもんだと思うんだけど。

 だいたい落ちたよ……とわたしが言うと、本当に「参ったなあ」みたいな顔をしながら、彼は詫びた。

「悪い。めっちゃ遅くなった」
「ほんとよ。今まで何してたの。女遊び?」
「バカ言え」

 笑いながら、彼は鞄に少し残っていた雪を払い落とす。

「情報処理室でレポート書いてたら、8割くらい書いたのにパソコン落ちやがって」

 彼は高名な小説家たちも舌を巻くような遅筆である。単純に問題を解けと言われたらすぐに解けるけれど、それを文章で表すのに時間がかかる。そのことも、今となってはよくわかっている。だから彼に対する声の掛けかたも、わたしは心得ていた。

「そ。……でも、あなたが一気に8割も書けたなら、それはえらかったね」
「サンキュー。ちゃんと最後まで書き直して、もう出してきた」
「でも定期的に『Ctrl+S』を押すことが必要だったのではありませんか」
「すんません」
「ま、いいや。わたしもたぶん同じレポート書いて待ってたから、許す」

 わたしと彼は同じ学科にいる。取っている講義もだいたい似通っている。当然、いつもレポートを書き上げるのが早いのは、わたしだ。なんなら成績もわたしのほうが高かったりする。

 ただ、もう提出した……という彼の言葉が正しいとすれば、今回は彼に軍配が上がるだろう。わたしはまだ九割しか書けていない。その理由は、もうはっきりしている。

 どっかの誰かさんがいつまで経っても来ないから、判例集よりも時計を見つめる時間のほうが長かったからだ。
 時計を見つめていなくても、頭の中に浮かぶのは事実認定やその背景ではなく、特定の誰かの顔だったからだ。
 そして、レポートに着手するのが遅くなったのは、今日これから一緒に食べるディナーを準備していたからだ。

 分かっているのか。
 入学当時は勉学だけに燃えていたはずのわたしが、今となっては頭の中がすっかり特定の色に染められているのは、誰のせいなのか。
 染まった色は、誰によって垂らされた絵の具によるものなのか。
 違う色が混ざり込んだことで、もはや純白に戻ることができなくなったわたしに対する責任を取ってくれるのか。

 今回ばかりは被告への請求を、是が非でも認めてください裁判長。

「ねえ」
「え?」

 胸の中だけで問いかけたつもりが、口から飛び出てしまっていた。

「あ……いや、なんでもない」
「なんだよ、気になるなあ」
「ずっと気になってたのはわたしなんですけど。あれだけ準備したのにすっぽかされたら、今頃泣きながら二人分の料理をひとりで食べることになってたんですけど」
「それはない。よりによって初めて二人一緒にいるクリスマスなんて日を、レポートなんぞに邪魔されてたまるか。だから早く片付けたかった……んだけど、集中しすぎました」

 すみませんでした、と言いながら彼は深々と頭を下げる。

 彼と付き合い始めてようやく、わたしも友達の恋愛事情を聞いているときに面白みを感じるようになってきた。そして同時に思うのは、自分が悪いときは逆ギレしたりせず素直に謝れて、どれだけ舞い上がっても自分を見失うことのない存在は、実はとても稀有なのだということだった。冷静に聞けば別にたいしたことじゃないのに、すごいことのように思えてくる。

 たとえ他人が「普通じゃん」って言ったとしても。
 わたしだけは、きみのこと「特別」だと思ってるからね。

 そんな気持ちを込めつつ、彼の頭に、わたしは自分の掌をポンと載せてやった。

「よろしい。……とりあえず、上がりなよ。頑張ったきみには、ちゃんとご褒美があるから」

 ま、わたしにとってもご褒美なんだけどね。きみが来てくれただけで。
 うぁーあったけえ……と手を擦りながら後に続く彼へ、心の中だけで呟いた。

 別に恋愛なんかしたくないという人は好きにしたらいい。
 ただ、それを自分たちに強制してほしくはない。
 やっと淡く染まりはじめたわたしたちの関係を、誰にも邪魔されたくはない。
 だから今は、降り続く白い雪が覆い隠していてほしい。

 別にクリスマスじゃなくたって、好きな人と過ごす夜は、ぜんぶ聖なる夜だと思うけど。
 せっかくこういう夜だし……って言い訳ができるのは、今夜くらいだとも思うから。

 縮こまりながら、流し台で手を洗っている彼に、後ろから声を掛けた。

「あのね」
「ん?」
「わたしたち、いつも向かい合わせでごはん食べてるでしょう」
「そうだな」
「今日、隣同士で座って食べようよ」
「なんだ、真綾。なんか観たいテレビでもあんの」

 なんにも分かってないな、きみは。
 わたしは、ばん、と彼の背中を強くぶったたいた。
 そして、いっt、くらいまで言って振り返った彼の胸元に飛び込んで、思いっきり抱きしめてやった。


 うんうん、そうだね。
 きみにはもう少し、学んでもらわないといけないな。
 わたしがどれだけ、きみの色に染められているのかってことをさ。


 今日はせっかく、こういう夜だし。

 /* end */



 執筆時BGM : 柊 / Do As Infinity

(※もしもお時間がございましたら、あわせてこちらをお読みいただけると、私の請求も認められるかもしれません。知らんけど)



 本作品は、わたくし西野夏葉本人が生意気にも主催している「アドベントカレンダー2022」の参加作品となっております。

 第9走者である西野は、12/1から紡がれ続いていた煌びやかなオーナメントの紐を高枝切りバサミで真っ二つにしてしまったのではないかと不安で仕方がありませんが、そこのところは明日以降の参加者のみなさまがうまいこと結びなおしてくださると信じてやみません。

 なお、明日12/10以降の公開予定は下に貼ったカレンダーの通りとなっております。今となってはFNS歌謡祭でもこんなオールスターなメンバー集められないと思いますよ。さすがにグランドプリンス新高輪の「飛天」は埋められないとしても、この方々の作品を一目見ようとする創作の民の力でPENNY LANE 24くらいは埋められそうじゃないですか?

 ってか皆さん本当に大丈夫なんですか? 西野の企画参加するより先にクリスマスで家族団らんの真ん中に置く七面鳥を丸焼きにしたり、高層ホテル25階の超高いディナーとかを予約しちゃったり、シャンパンとシャンメリーを間違ってカゴに放り込んだり、クリスマスに合わせて東京中を火の海にする爆弾を……っていい加減にしろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!

 来年はいい年になるといいですね。

 ちょっと早い? あ、そう。


お読みいただきありがとうございます。いただいたサポートは、創作活動やnoteでの活動のために使わせていただきます。ちょっと残ったらコンビニでうまい棒とかココアシガレットとか買っちゃうかもしれないですけど……へへ………