売らない勇気

弊社某営業所で、今年から年末年始のテキ屋へのLPガス販売をやめます。理由はいろいろありますが、まず値段が安い(上げられない)こと、大晦日、正月も容器を運搬し回収する手間があること、彼らのガス消費方法が危なっかしいし、一般的に事故リスクが高いということです。

 2年前から営業所では、やめたい、やめようという声があったようなので、ようやく実現しそうで嬉しいです。まさに見切り千両です。

我々ガス屋は、テキ屋向けにガスを喜んで売っていません。多くは儲かっていません。タダ同然で売らされているというのが実情です。

ガスを入手できなくなるテキ屋は文句を言うのでしょうが、そもそも彼らが我々から適正な料金で買い、消費設備の技術基準を遵守するのであれば、売らないことはないです。しかし、現実は守られていません、容器・調整器は期限切れ、鉄板焼き器は、火力を上げる改造が施され、ヒューズガス栓(安全装置)を付けられません。鉄板焼きの向こうは無法地帯です。極めてあぶなっかしいのです。

よく管理されたイベントのように、主催者が一括してガス屋と契約し、容器の固定(転倒防止措置)状況を管理するなどの来場者への危害を減らす意識は、絶対に必要なのですが、それが無いテキ屋さんが、個別にガスを入手し、好き勝手に使うことは今後益々難しくなるでしょう。

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