window10デスクトップパソコンが、ウィルス等の仕業でＭＢＲが破壊され、BIOS起動すらしなくなるも、自力で奇跡的に復旧できたので、ここに記録する。

１．パソコンスペック

ドスパラGALLERIA RM5C-G60S(電撃BB2020/SKMP/B460)

【CPU】
Intel Core i5-10400 BOX(1200/2.9/12M/C6/T12)
【メモリ】
Samsung M378A1K43CB2-CTD(DDR4 PC4-21300 8GB)
Samsung M378A1K43CB2-CTD(DDR4 PC4-21300 8GB)
【SSD】
PHISON PS5012-E12S-512G(Y M.2 2280NVMe 512G TLC)
【マザーボード】
ASUS PRIME B460M-AJ(B460 1200 DDR4mATX)
【グラフィックカード】
Palit NE6166S018J9-161F(GTX1660S 6G GD61D1H1P)
【電源S】
AcBel PS3A5551A-B(550w,80+B,w/JP cord)
【PCケース】
SLR TH-522P SKM-P(162583 mATX 14cm OCP USB3.0)
【ファンN】
FLUENCE TW-NX4A(air flow:Fan→radiator)
【ソフトウェアS】
MS Windows10HomeAdvanced KUK-00001(OA3)

２．症状

電源を投入しても画面が真っ黒。何も表示されない。

３．復旧方法

以下の動画に沿って作業する。

４．必要なもの

　別のパソコン１台（古いノートパソコンでも可）

　ＵＳＢフラッシュメモリー　or　ＤＶＤ－Ｒドライブ（ＤＶＤ－Ｒ１枚）

５．手順

　（１）動画を参照し、別のパソコンでWIN10メディアの作成

　　（USBメモリー　or　DVD－Ｒ）

　（２）（１）を故障パソコンのUSBスロットに差し、起動を試みる。

　　　（ここでブラックスクリーンから脱出出来るハズ！）

　（３）画面が現れ、「WINDOWSセットアップ」→「コンピューターを修復する」→「トラブルシューティング（詳細オプション）」→「スタートアップ修復」　　　　　　　　

　　　　（軽症の場合はこれで治る。）

　（４）（３）で「コマンドプロンプト」を開く。動画を参照しながらコマンドを打ち込む。

　中等症の場合は、

　bootrec /fixmbr

　bootrec /fixboot

　bootrec /rebuildbcd

の３コマンドで治るが、症状が重ければ「bootrec /fixboot」で「アクセスが拒否されました」という悲しい結果が流れる。

　　　（重症であることを自覚させられる）

（５）BIOSを立ち上げ「セキュアブート」を無効にするか、「セキュアブートキー」を削除する。

（６）動画を見ながらコマンドプロンプトで、diskpartやら、何やら打ち込みます。スラッシュ「/」とバックスラッシュ「\」に気をつける。バックスラッシュ「\」は、日本語キーボードでは「￥」と表記されるが、強気で打ち込む。

（７）再起動させてみる。（重症者もこれで治るハズ。）

（８）感謝の意を表し、動画のいいねボタンを押す。

その他、コマンドプロンプトでCHKDSKを併用する方法もあります。

コマンドプロンプトは、一般人には心理的障壁が高く、ほとんどの人は、コマンドを打ち込む前に諦めて、ＯＳをクリーンインストールするか修理に出すでしょう。しかし、そこで踏ん張り、ダメ元でチャレンジしてみる価値はあります。

上記の動画は同様の動画の中で最も分かりやすかったです。

2022/01/09追記）内臓のDVD-ROMドライブの調子が悪かったため、筐体内のSATAケーブルの差し込みをＭＢ上で変えてみると、再び起動不具合が発生しました。慌ててケーブルの差し込みをもとに戻したところ直りました。

ＭＢのSATA端子故障でもＯＳが起動しないことがあるようです。