こどもからのおくりもの②


長男と近所の大学の学祭に行ってきました。そして、最終日の目玉のビンゴ大会に参加しました。
最後の最後でビンゴになり、舞台に上がる事が出来たのですが、ジャンケンで負けてしまいました。
涙ぐみながらも、相手を称え、舞台を降りてきた長男は、とても晴れやかな顔をしていました。
舞台袖で、係の方からもらったお土産のお菓子の袋を誇らしげに私に見せると「一生食べへん!宝物にする!」と笑っていました。

初めての場所へは行きたがらない長男。そんな彼の重い腰を上げさせたのは、大好きな「謎解き」でした。夫から学祭で謎解きが行われていると聞くと5分で準備して出かけてきたそうです。

以前なら、上手くいかないと不機嫌になって八つ当たりしていたのに、「謎解き」に苦戦しても、時々グチを言いつつも終始落ち着いていました。
ビンゴ大会でも、あたりの人が出るたびに
「まぁ、こんなもんだよね。」
「仕方ないよ。こんだけ人がいるんだもん。」
と、自分で自分をはげましていました。
おそらく、最後にビンゴにならなかったらものすごく落ち込み、荒れたであろう長男。
色んな意味で、ビギナーズラックではありましたが、長男の成長を垣間見た1日でした。

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