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温泉を語ろう

こんばんは♪
突然雪が降ったり寒い日も多いけど、
あちこちで春を感じられるこの頃ですね。

今日は大好きな温泉のことを。


「温泉」の文字を見たり書いたりしただけで
ほんのりとうっとりしてしまうお得な性分ですが、そのきっかけは、もう何年も前。
友人と長野県の渋温泉♨️を訪ねてからです。

旅館で借りた鍵を持ち、
小雪のちらつく温泉街の細い路地を
浴衣に羽織姿で行ったりきたり。
ところせましと商店や旅館が並び
長い歴史を感じさせる街並みは、
旅のワクワク感を一層高めてくれます。

9つある小さな外湯はそれぞれ源泉や効能が違います。手拭いにスタンプを押しながら全部のお湯を巡って願掛けをするという楽しみ方も人気。
私たちは旅館の大浴場のお湯を楽しんだのち、お宿周辺の外湯をいくつかまわりました。

源泉の温度が高いのも渋温泉の特徴のひとつ。
裸になってすごく寒いんだけど
足先つけただけでキャーキャー言って、
必死でかけ湯してやっと肩まで浸かれたら
目の前のたっぷり豊かなお湯に
大きな湯の花がふわりふわりと舞ってる。
思いのほか高い天井を見上げると、
薄明るい光の中を湯けむりが昇っていく。

何かよいものがどんどん沁み込んできて
じんわりゆっくり心身が満たされるような感覚。
体が温まると同時に頭がすっきりして
とても爽やかな気分になりました。

最後に入った9番の大湯は名前の通り一番大きく、日帰りのお客さんも入ることができます。時間帯などによって色合いが変わるそうで、その時は黄土色に見えました。利用する方が多い時間帯だったからかお湯の温度も入りやすく、柔らかくゆるんで体ごと溶けていくような心地よさでした。
木のぬくもりが印象的な内装は古くても清潔感があり、お手入れを欠かしていないのが分かります。(それにしても、どの浴槽の縁からもなみなみとあふれ洗い場を満たす湯量の豊富さよ。)

地元の方が大事に守り、受け継いでいる大切な温泉。その土地と繋がってる感覚と大地からの豊かな恵みに包み込まれて、自然と感謝の気持ちが湧いてくる。こんこんと湧く。心の奥からも。

今も忘れられない素敵な体験です。


そんなこんなですっかり温泉好きとなった私。
根本師匠のもとで心理学を学んでいると「温泉」というワードがちらほらと聞こえてきます。師匠はじめ温泉好きのお弟子さんも多いような。

カウンセリングには無意識や感情にダイレクトにアクセスするイメージワークという方法があります。そのひとつが「温泉のイメージワーク」。カウンセラーの誘導により、リラックスした状態で温泉に入るご自分をイメージして頂くというもの。
疲労感、罪悪感などの軽減や、緊張を和らげる、安心して身をゆだねる感覚を体験するなど、目的によって色々にアレンジすることができます。
感情を揺さぶるものではないので、イメージワークの中でも比較的気楽に受けて頂けます。
私も練習中。セッションに取り入れていきたいです。


「ととのえる」「ゆるむ」「ゆだねる」
はたまた、目に見えない感情やエネルギーの循環、心のデトックス、グラウンディングなどなど、心理的にみても温泉には様々な癒しのチカラがあるみたい。

温泉が好き、性に合う、惹かれるということは
気づかずとも心の深いところが癒され、無意識の内に大地と繋がる心地よさや安心感を受け取っているのでしょうか。
私の感覚ですと、人疲れ、人酔いしやすい方にもおすすめしたいです。何も考えず、癒されようと気負わず、訪れる感覚に身を任せてみて下さいませ。

ますます温泉に興味津々。
「湯治」という響きは私を魅了してやまない。

今年は自分のメンテナンスとして、正々堂々ひと月に一度以上は温泉に入る!これは決して贅沢とかではない!もはやライフワークなのだ!という決意をもって目標をたてました。
今月はどこに行こうかしらー♪
確定申告書提出のごほうびにするべく、
さて、もう少しがんばらねば💦

(温泉のことを考えて正々堂々逃避してたってことですね🥲まぁ記事書けたから、ヨシ!)

読んでくださってありがとうございます。
皆さまよい夜を…🌙


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