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Cyndi Lauper - Time After Time / タイム・アフター・タイム - 1984

シンディも取り上げるの遅くなってしまったなあ…
マドンナよりシンディの方が5つ上ですが、ちょうど二人ともほぼ同時期、80年代初頭にブレイクしましたね。

年上のお姉さんだけど、とっても可愛らしい女性だなって、いつも彼女を見てて思います。

なんていうか~いくつものエピソードが物語るように、気さくで気取りがなくて、庶民的っていうのかなあ。ナイーブでデリケートな感性を持っているけど、ユニークでシニカル。

ジャニス・ジョプリンやレディガガ、ピンクねーさんなんかと一緒で、周囲になじめず、自分の居場所や生きる道を求めて悩んで悩みぬいて、あれやこれや模索してきた女性です。

ヒットをたくさん出して、シンガーとしての地位を確立した後でも、商業主義の音楽業界において、売れる作品と作りたい作品のギャップに悩み、アーティスト、創作者としての葛藤を経験し、潜り抜けてきた中で、今のシンディの立ち位置があったりする。

「Change Of Heart」1986

彼女は12歳からギターをマスターし、作詞作曲を始めていて、17歳の頃に高校中退して家出。バンドに加入してコーラスからリード・シンガーになり、1978年には自分のバンドを結成。しかし、わずか二年でバンド解散。ソロ・シンガーとしてのキャリアをスタートさせます。

「Girls Just Want To Have Fun / ハイスクールはダンステリア」1984

最初のヒットというか、彼女の名前を世に知らしめたのはこの曲ですかね。現代の「Girls Just Want to Have Fun」は「女の子はただ楽しみたいの!」ってそんな意味になるかなー 
それがどうして「ハイスクールは…」なのか、邦題は相変わらず謎です。

「She Bop」1984

デビュー曲から立て続けにヒット連発。もちろん、それまでの下積みやバンド時代の経験あってこそのものですが。

「The Goonies 'r' Good Enough / グーニーズはグッドイナフ」1984

映画「グーニーズ」の主題歌でした。

映画予告「グーニーズ」1984

この映画見に行きましたよ~ 面白かった~
ファミコンでゲームにもなったの。持っていて、エンディングまで行ったけど、どんなゲームだったか、忘れたよ。

「Money Changes Everything」1985

お金はすべてを変えてしまう。確かにっっ 彼女の実経験かも知れませんねっっ 商業主義ベースの曲作りや活動に悩んでたそうなので。

「True Colors」1986

彼女自身のことですね。かつて周囲とのギャップに悩んだ日々のこと。

誰もが自分の色を持っているのに、本当の色を隠して、自分の色を表現できずに、カメレオンみたいに周囲に合わせて生きている ※訳詞ではないです。こういう意味ってニュアンス紹介

自分らしく生きようよ!…って言う、メッセージ・ソング。

グリーでも印象深い歌です。

GLEE「True Colors」Season 1, Episode 11  "Hairography"

「All through the night」1983

これは「ナオンのヤオン」で千年コメッツの千恵さんとNokkoが歌ってたなー んでもって、彼女の歌の中では定番中の定番なんですが。

NOKKO&CHIE-NAONのYAON 3 日比谷野外音楽堂 1989

あ゛―懐かしい。

「Time After Time」1984

私はやっぱりこの歌が一番好きですね。
若かった頃、過ぎ去りし日々を思い返すようなそんな歌。シンディ自身が家出少女として転々とした、若かりし日のことを振り返ったようなそんな曲。

MVも彼女が売れないバンド・シンガーだった頃に、恋人と放浪生活をしてた、そんな日々を思い起こさせるイメージですもん。

Cyndi Lauper performs at buenos aires airport 2011

でもって、色々とスランプの時期とかあったみたいですけ ど、年をとってもシンディはいつまでもシンディのまま、マイペースに活動してくれているのが嬉しいですね。

「A Night To Remember」1989

「Hat Full of Stars」2021

これがわりと最近の曲。声がほんと変わんない。可愛らしいままなんだあ。

そして、近年ではロッドとジョイント・ライブなども開催していたり。二人のファンである私には嬉しい限り。

「This Old Heart of Mine Live」2018

ロッドは金髪の女性としか基本絡まないから、まあ~なんてかーあれだww この時のシンディはピンクヘアーだけども。

これからも変わらずに、商業主義に流されることなく、彼女の創りたい歌、歌いたい歌を歌い続けて欲しいですね。


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/01/12 掲載記事より転載


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