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Albert Hammond ‐ It Never Rains In Southern California / カリフォルニアの青い空 ‐ 1972

初夏に聞きたくなる爽やかな曲ということで、エア・サプライの次はこの曲かなあって思い出したり。

そして、アルバート・ハモンドって、この曲しか知らなかっりするっ あ、あと「落ち葉のコンチェルト」「風のララバイ」もありましたね。決して一発屋ではありませぬ。

自身のヒット曲はさほど多いとは言えないけど、作曲家としての提供曲はヒット曲多いし、カーペンターズの「青春の輝き」はアルバート・ハモンドの作品です。

The Carpenters「I Need To Be In Love / 青春の輝き」1976

Leo Sayer「When I Need You / はるかなる想い」1976

The Hollies「The Air That I Breath / 安らぎの世界へ」1974

上記アーティストのこれらの曲は、すべてアルバートの作品。そんな感じで、作曲者としてもヒットメーカーだったのです。

彼はイギリス生まれのイギリス人なんですけど、両親はジブラルダル出身。第二次世界大戦によって、ロンドンに疎開をしていて生まれたのでした。終戦後にジブラルダルに戻ったものの、1969年にイギリスのボーカルグループ「ファミリー・ドッグ」に参加。

The Family Dogg「A Way Of Life」1969

この曲がヒットしたみたいですが、その後1970年にはアメリカに移住。その後はソロで活動し始めたみたいですね。

そして…

「It Never Rains In Southern California / カリフォルニアの青い空」1972

OfficialChannelの方は本人出演のがないので、ファンのとこから。ちなみに原題を直訳すると「南カリフォルニアには雨が降らない」ww それがホントかどうか、ちょっと解らないのですが(誰か教えてー)

一度聞くと忘れられない、印象的な、とにかく爽やかな風のようなメロディ。キャッチーではありますが、郷愁を誘いながらも、明るい眩しい夏の日差しを思わせる曲です。

この曲もまた、永遠のスタンダードでありエバーグリーン。この曲だけでシンガーとして、彼は一生語られる存在ってのかなあ…

はい、夏のとてつもない青い空を見るとき、聞きたくなる曲です。いやさ、夏というわけでもないんだけど。うん、真夏でなくて初夏ですね。

「The Free Electric Band」1973

「For The Peace Of All Mankind / 落ち葉のコンチェルト」1973

Officialからの動画ですが、当たり前ですがオッサンになってますww 2015年のライブから。

「Your World And My World / 風のララバイ」1981

この歌もすごく好きでした。いい曲を作るライターさんです、ホント。でも、本国ではイマイチで、日本でだけのヒットなのでした。日本人好みと言えばそうなんですかね、やはり。

んでもって息子さん、アルバート・ハモンドJr.もミュージシャンでして。ザ・ストロークスというバンドでギターを担当しているとのこと。

探して見ました。

The Strokes「Reptilia」

2000年から活動をしていて、今も活動中ということですので、知らないバンドですが結構人気あるのかな。音楽の才能はお父さん譲りなのでしょうか…ジャンルの違いこそあれ、二世が活躍しているのは微笑ましいことです。

とにもかくにも、「カリフォルニアの青い空」実物の空は見ること叶わないけど、この時期になるとまた聞きたくなって、来年も耳にすることになるのでしょう。


他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/04/27 掲載記事より転載


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