見出し画像

No.72/100【第3,686号】 《 ビュッフェしてみや〜げ 〜 義務感ゼロのお土産選び 〜》

小島章裕著「大丈夫、策はある」(ごま書房新社)
〜コロナ禍時代の新ビジネス・アイデア55〜
https://amzn.to/2RYFn90
コロナ禍ピンチをビジネスチャンスに変える!

ーーー

小島の企画“生”ノート*儲ける脳トレ*
〜大丈夫、策はある!〜

発行:2020_10_02

No.72/100【第3,686号】

《 ビュッフェしてみや〜げ 〜 義務感ゼロのお土産選び 〜》

久しぶりに新幹線に乗って出張へ行く。お気に入りのビジネスホテルに泊まるも、楽しみだった朝食ビュッフェがコロナ禍でなくなり、お弁当に。。。お弁当でも十分ありがたいが、朝食ビュッフェがなくて残念でならない…。

さて、高校生の息子たちは今更お土産に喜ぶ年齢でもないが、妻が喜んでくれるのでお土産を買って帰ることが多い。今回も駅ナカのお土産屋さんへ行き、お土産を選んでいる時に思いついたアイデアをご紹介する。

「同じお菓子を8個や10個も要らないんだよね…」(個人的な意見)

《 ビュッフェしてみや〜げ 〜 義務感ゼロのお土産選び 〜》

お菓子のお土産は、小袋入りの一口サイズが紙箱に入っている形が定番で、買いやすく持ち帰りやすい。利便性を考えるとベストなのだろうが、面白味がない。

どこか「お土産を買って帰らないといけない人は、どうぞこちらのお土産が手っ取り早くていいですよ」と言っているように感じる。(個人的な意見)

そこで、紙箱と小袋お菓子を別売りにしてビュッフェスタイルでお土産が買えたら、買う側も楽しくないだろうか?

<お土産スタイル>
入れ物:紙箱か藤のカゴで4個入り、6個入り、10個入りを用意
料金:入れ物は別売りで、小袋お菓子はすべて同じ単価(例:100円)
包装:プレゼント袋のような大きめの袋に入れて口は紐で締めるスタイル
売り場:店舗中央にアイランド型で設置して、お客がワイワイと楽しく選べる(→その様子を他のお客がみると興味を持ち近寄ってくる)

<買い方>
(1)お客はまず入れ物を選ぶ
(2)入れ物に入る個数のお菓子を選びながら順番に入れていく
(3)入れ物がいっぱいになったらレジへ行き、会計
(4)会計後、袋に入れて終了

このスタイルなら楽しくお土産を選べるよね!

いろいろな種類を1個ずつ買えるから、自分用で買う人も増えそう。会社用だったり、友達用だとしても、渡す時に「美味しそうなお菓子を一個ずつ選んで買った」と伝えたら、贈られた人も嬉しい!

さらに買い物が楽しくなるように「今週限定の一品」を週替わりで1つ用意しておいたら、より購入意欲が高まること間違いなし。

実際、選び始めると迷ってしまう人には「組み合わせ事例」を5パターン程度売り場で見せておいたら、もっと買いやすくなるでしょう。

また、お土産はその土地のPRにもなるので「観光パンフレット」をお土産の中に同梱してくれたら「特別観光大使」料金としてお土産代金を30円割引してくれるサービスはいかが。

コロナ禍で旅先の旅館でビュフェを楽しめなかった方は、ぜひ、帰りのお土産屋でその思いを消化しよう。

★儲ける脳トレ★
お得感、買いやすさを求めるならパッケージ商品やセット商品はベストだが、楽しさ、面白さは感じない。そこで、上記のようにバラして売ると購買動機が高まる商品(販売スタイル)を考えてみましょう。
少しジャンルは違うが、個人的には歯磨き粉はもっと小さくていい。小さめで【目が覚める朝用】【よく眠れる夜用】【息爽快な昼用(会社用)】とシーン別に販売したら、きっと歯磨きが楽しくなる。

ーーー

小島章裕著「大丈夫、策はある」(ごま書房新社)
〜コロナ禍時代の新ビジネス・アイデア55〜
https://amzn.to/2RYFn90
コロナ禍ピンチをビジネスチャンスに変える!

お金がないことも、お客が来ないことも不安だが、次の一手がないことが一番不安だ。
あの手この手を考えて、打てる手はすべて打つ!
最前線で商売をしている人たちに伝えたい「生き抜くためのアイデア55」

ーーー

▼執筆者の小島とは?
私は「起業家」として新規事業の立ち上げ・収益化を実業としていますが、「企画参謀」として経営者を対象に新規事業の企画提案も行っています。
しかし、多くの経営者の相談を受けて社員の「提案力向上」の要望が多いため、社員向け「アイデア発想力トレーニング研修」を開発しました。
上場企業やグローバル企業など研修実績があり、手前味噌ですが、満足度も高いのですが、予算が少ない中小企業向けには、「通信教育版」も開発いたしました。
社員が自ら運営できるプログラムで自主性も育ち、発想力だけでなく、社員間のコミュニケーションが活発になるため、会社が活性化すると評判です。

▼あるものを活かして、ないものを創る専門家
『企画が欲しい』が全部叶う有限会社ウィッテム
https://iiidea.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?