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【第3,712号】《着心地のいいバッグを作って紳士服店がドットコム》

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小島の企画“生”ノート*儲ける脳トレ*
〜大丈夫、策はある!〜

発行:2021_02_13
【第3,712号】《着心地のいいバッグを作って紳士服店がドットコム》

「スーツ市場は1年で10年分縮んでしまった」(青山商事青山理社長)

スーツ市場は縮小しているとは肌感覚でもわかりますが、1年で10年分とは尋常ではありません。

今回はこんな記事からご紹介いたします。
「紳士服専門店最大手の青山商事が、大規模リストラに着手する。コロナで在宅勤務が拡大し、主力のスーツ販売が激減。「市場は元に戻らない」(青山理社長)と判断し全店の2割を閉じる。(中略)細るスーツ事業は在庫が不要で、省スペースでも売れるオーダースーツ販売にシフトする」(2021年1月25日日経MJ)

青山商事は今後、三つの事業で立て直していくそうです。一つは空き店舗や空きスペースを他社に貸して不動産収入を得る。2つ目は430万人に及ぶカード会員と、全国に築いた店舗網を最大限に活用する。三つ目は、スーツ事業は在庫が不要で、省スペースでも売れるオーダースーツ販売にシフトする。

そうか・・・記事のタイトルにもあるが、「スーツの次」がまだ見えていない様子です。そこで、全く勝手ではありますが、こんな事業アイデアが思いつきましたので、ご紹介させていただきます。

本業のスーツを仕立てるスキルをフルに発揮して、新ジャンルを確立するアイデアです。

▼《着心地のいいバッグを作って紳士服店がドットコム》

タイトルの通り、本業のスーツを仕立てるスキルを使って「バッグ」を作ってはどうかというアイデアです。

<理由その1;強みを活かす>
生地選び、デザインをはじめ、コスト管理など、スーツを作る時のノウハウを存分に発揮して製造する。

<理由その2;新商品のポジション>
バッグと言っても既存のバッグとはポジションは変えます。洋服とバッグの中間的なポジションで、まさに「着心地のいいバッグ」です。つまり、体にフィットするだけでなく、スーツとの相性もよく、ビジュアルもスーツに馴染むデザインを採用します。洋服と従来のバッグとの中間と言いましたが、どちらかと言うと洋服寄りです。

<理由その3;バッグを選んだ理由>
バッグはバリエーションが豊富で、用途で使い分けたり、形や素材が多彩で幅広いラインナップがあります。一人で複数のバッグを使い分けることも多く、商品単価も安くはありません。高額な商品も珍しくなく、販売戦略次第で高い利益率も期待できます。バッグはいくつ持っていても欲しくなる商品でもあります。

<理由その4;集客効果>
オーダーメイドスーツと併設して、オーダーメイドバッグも可能です。既存の店舗内にバッグ売り場を併設しても違和感なく、季節商品や毎年新作を発表して集客力も高まります。また、就活や就職などスーツほどシーズン性がなく、年中安定した需要があります。

<理由その5;衛生意識>
コロナ禍で衛生意識も高まり、バッグも洗いたいと思う人がいると予想されます。そこで、洗えるスーツのノウハウを活かして「洗えるバッグ」として訴求することもできます。洗っても色落ちしない、型崩れしないなど、スーツと同様に販促します。また、最近多いスーツのストレッチ系の素材を活かした柔軟性のあるバッグも作れます。

紳士服店が作るバッグということで、従来の商品イメージを覆すようなバッグをぜひ作ってもらいたいと願っております。遠目にはスーツを着た手ぶらのビジネスパーソンでも、近くに寄ってよく見てみるとバッグを肩から掛けていたくらい馴染んでいるバッグも面白いかも。

★儲ける脳トレ★
荷物がたくさん入るだけがバッグではありません。パソコン一台しか入らない、もっと言えばMacBook Airしか入らないバッグがあってもいい。そこで、従来のバッグの用途を超えた、斬新なバッグを考えてみましょう。

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▼執筆者の小島とは?
私は「起業家」として新規事業の立ち上げ・収益化を実業としていますが、「企画参謀」として経営者を対象に新規事業の企画提案も行っています。
しかし、多くの経営者の相談を受けて社員の「提案力向上」の要望が多いため、社員向け「アイデア発想力トレーニング研修」を開発しました。
上場企業やグローバル企業など研修実績があり、手前味噌ですが、満足度も高いのですが、予算が少ない中小企業向けには、「通信教育版」も開発いたしました。
社員が自ら運営できるプログラムで自主性も育ち、発想力だけでなく、社員間のコミュニケーションが活発になるため、会社が活性化すると評判です。

▼あるものを活かして、ないものを創る専門家
『企画が欲しい』が全部叶う有限会社ウィッテム
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