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#みんなあさか由香 インタビュー06「困ったことは声に出して変える!」/池上クリスティナ(整体師) #あさか由香

私はあさか由香の整体師

―――クリスティナさんを最初に知ったのは「あさかBal」の写真がSNSで流れてきて、それを見たのがキッカケです。はじめまして。自己紹介をお願いします。

池上・マリア・クリスティナです。子どもは3人です。整体師を10年前に妊娠を機に辞めて、子育てが落ち着いて去年また仕事に復帰しました。フィリピンの生まれで母の再婚相手が日本人で、3歳で来日しました。幼稚園からカリキュラムは全て日本です。川崎で生まれ育ちました。

―――生まれが川崎ですが、フィリピン人のコミュニティーはあったりはするんですか?

それが無くて(笑)。友達もほぼ日本人。旦那も同い年の日本人で、エンジニアの会社員。

――ーあさか由香さんとの出会いのキッカケは?

結婚してからは鶴見がコミュニティーです。あさかさんと出会ったのは、2人目のお子さんを産後3ヶ月のときに整体をしました。前回2016年の選挙の前に、選挙の準備をしたいから身体を整えたいということでお声がかかり、家も近所だったので(笑)。

―――へーっ!

新婦人の会に入っています。もう7年くらいかなー。それこそ若いのが来た!みたいな。育児サークルが新婦人の会だったんです。あさかさんに出会って、こんな産後のこの身体で選挙に向けて頑張ろうとしてるんだと心惹かれてしまって(笑)。産後の辛さを私は知っているから、前をもう向いてて、すごいバイタリティーだなと(笑)。陰ながらのサポーターとして、産後1年はずっとケアしてあげていました。ボロボロになる活動を彼女はしているから。週1回とかあさかさんの家に通って。今日も来てって(笑)。

困ったことは口に出す

―――あさかさんの身近にそんな人がいるなんて全く知りませんでした(笑)。本当に個人的なご縁ですね。彼女の活動や政治に対する思うところはありましたか?

昔は無くて。それこそ新婦人のおかげで勉強できたっていうか(笑)。活動の1つに「小児医療費助成の拡充」というのがあります。私が関わった頃は横浜では小学校1年生までしか助成対象ではなかったけど、不便で全国で対象年齢の上限がバラバラなのも、所得制限があるのもおかしい。だから拡充をお願いするパレードに参加したんです。そしたら私がパレードに参加した半年後?には叶ったんです!小学校1年生までだったのが小学校3年生に上がった。今はもう小学校6年生…そして中学校3年生まで上がってるのかな。声を上げたら叶うという達成感があり、困ったことを口に出さなきゃいけないんだ、みんな黙ってるけど、本当は出すべきなんだ。ここで勉強したのが政治との関わりのはじまり。

―――それまでに友人や家族で政治の話をしたことは?

子どもを持ってからです。仕事をしていたときは、自分の食べるためのお金が稼げればと思っていた。政治も選挙も医療費もよく分からなかったけど、結婚や出産してあれこれ手続きをしていると、子ども手当ももらえるし、自分たちが払った税金がここに来るのかとか。恩恵が受けられる人と受けられない人がいるんだなとか知ったり(笑)。

―――子育てをする母親だからこそ気づき、政治を知る過程であさかと出会ったんですね。

あさかさんは産後3ヶ月から、自分のためじゃなく日本のためにこんなに頑張れる人がいることにびっくりした。でも整体をしているとブツブツと「次の選挙は…」とか頭を整理している(笑)。施術を受けているときくらい黙ってりゃいいのに(笑)と思いながら、マジメに演説のことを考えてたり。と、思いきや突然2人の子どもの心配をしたりして。

―――選挙期間の休憩場所でも、選挙運動員が休んでいても、あさかさんだけはパソコンを開いて次の準備を真剣にしている光景を見たことがあります。気が休まらないのでは。

あさかさんのご近所のママ友の何人かで、あさかさんのお子さんの面倒を交代交代で見てあげたりしてるんです。子連れOKのお食事会にをしたり。めっちゃ助かる(笑)。

――ー育児の悩みや育児のお金の相談は周りとはなかなか出来ないものなんですか。

保育園はみんな仕事帰りのお迎えの時間もバラバラで付き合いがないけど、幼稚園のママ友とは長男が小学校に上がった今もお付き合いがあります。彼女たちとは込み入った話はしないかなぁ…。

―――前回の選挙はあさか由香さんとは知り合っていたけれど、特に街宣で応援などのアクションには参加していませんよね。私はお見かけしたことがなくて(笑)。

街頭には参加してません(笑)。でも鶴見のママの会は入ってました。新婦人のパレードにはよく呼ばれて喋るんだけど(笑)。でも鶴見で「あさかBal」を今回やったのは私。鶴見の育児サークルで1回やって、あさか由香事務所のオープニング・セレモニーもやって、そしたらもう一回鶴見でやろうって話になって振られたもんだから。9割いつもの無茶ぶりから「やりましょう。私が企画するんだからもっと華やかにやるよ!」って(笑)。場所は鶴見の駅チカにある「ハーモニーとよおか」の会議室を2部屋分借りて、パーテーションを仕切れるから、片側はパーティーっぽいカワイイ会場にして、ビュッフェ・スタイルにして、豪華なお料理を揃えた(笑)。おばさまたちの協力も得て、テーブル・コーディネートしました。パーテーションで仕切った隣側は同時進行であさかさんのお話の部屋。目標は20人だったけれど、50人集まった。それぞれがママ友を呼んだり、その家族が来てくれた。みんな政治の話を聞く場面が無いからやってよかった。政治のことを考えてない人もたくさん来て、あさかさんの話を聴いて、最後に自己紹介で全員が話す。そのときに普段思ってる仕事、労働の辛さなどを言うようになっていた(笑)。一人ひとりそれぞれ環境が違うので悩みがあって、主婦では分からないことや、男性の意見も聞けてとても面白かった。共働きの介護職の苦労や、お子さんが学校の授業中の事故で障がいを持ってしまったご夫婦も来ており、40人の児童を先生が1人しか見ていなかったのがおかしい!と教育現場のトップに訴えたが何も改善されなかったなど、みなさんが理不尽な思いをしている。

政治と言えばあいつだなって思いだしてくれたらラッキー

―――クリスティナさんは人を集めたり、企画するご経験はあったのですか?

育児サークルのリーダーもやってて、20組の親子が愉しめる企画をやってたり、そのまま鶴見地域の班長にも今なってて、それも5年くらい。なので鶴見の若い人代表にさせられている(笑)。

―――面倒くさいとか忙しいとかそういった活動を不満に思ったことはあるんですか?

ありません。おばさまたちが全力でサポートしてくれる。おばちゃんだから「この活動に行ってほしいのよ。」ってズケズケとくる(笑)。休みの日もやりたいことあるんだけど…と断ろうとすると「子どもは私たちが面倒見るから!」って言われて、「じゃあ行きます」って(笑)。

―――それはいい環境(?)です。どうしたら若いお母さんが来てくれるか分かってるんですよ(笑)

子どももおばちゃんに懐いちゃってるし(笑)。

―――友人の理解などはありますか?

いまのところ何にも言われたことないな…。あまり活動の話をすることも無かったけど、最近はあえてするようにしてる。「あさか由香さんに投票してほしい」って。

―――何か反応はあります?(笑)

いや、求めない(笑)。さらっとやるのが大事。でも嫌がらない。あさかBalもすごい誘ったし、面白そうだねとは言ってくれたりして。発信は無駄ではないです。また、政治のこと言ってるよって言われてもいいし。人それぞれで悩みに直面したときに、これって政治のことだなって気づいて、政治と言えばあいつだなって思いだしてくれたらラッキー。気づくタイミングもそれぞれ。今は子育てで手一杯で、絶対に余裕がないし直結しない。

―――素晴らしいです…!

夫が選挙に行かないんです!だから悔しい。旦那を説得できないなら私は他の人も説得できないと思ってて(笑)。ちょいちょいやってるし、言ってるの!共産党やあさかさんを応援してたりに文句は言わない。「デモ行ってきた!」って伝えたら「ああそう」って感じ。まず私は旦那から。私の課題。まず投票に行くのが面倒くさいらしくて…。一番はネットで投票が出来たら良いと思うんですけど。投票所は普段行かない学校とかじゃん。イトーヨーカドーとかにあったらいいのに。

あなたの一票を私にちょうだい!

―――最近は期日前投票などは駅前のデパートなどが投票所になってたり。

へぇ。実はあるのかも。調べてみようかな。私自体は外国人だから選挙権が無いの。フィリピン国籍だから。あなたの1票を私にちょうだい!っていつも思ってる。すごいムカつく!

―――政治に限らず、世の中の情勢に接する機会はありますか。SNSはやっている?

twitterはやってなくて、facebookはやっている。自分の興味があるものが流れてくるから偏ってる気がはしている。TVを見ていると、これで今の若い子は政治に興味を持つのかな?私はすぐに国のトップを批判せずに、もう少し長い目で見てあげたい。安倍さんに限らず、トップがすぐにコロコロ変わるのもおかしい。これを言うと喧嘩になる(笑)。でも、あさか由香の言葉はスッと入ってくる。母親だし子育て世代だし、山本太郎さんも分かりやすい。政治家はシンプルな言葉じゃないと。安倍さんは何を言っているかは分からないし、言い訳や言い回しも政治家って感じでウンザリ。

―――あさかさんがもし国会議員になったとします。安倍首相と政治家と討論することになりました。クリスティナさんはどう思いますか。

応援しちゃうね(笑)。安倍さんや自民党が芸能人を使ってCMをやっているのは嫌だ。未成年の夢を利用して、使えるものは何でも使っている。

―――お金がもっとほしいとか働き方について何か希望はあります?

あさかさんが言うように大学費用を無料にしてほしい。私は別に結婚が出来ればって思ってたけど、子どもの選択肢はたくさんあったほうがいい。国で子育てをしてほしい。学費が無料であれば、もっとお子さんを持てる人もいるだろうし…。今やってるのは選挙ポスターの貼ってある掲示板を前にしたら叫んでます。「あさかさーん!」って(笑)。子どもたちといろんなところを自転車で通るから「ほら!あさかさんがいるよ!」って(笑)。みんな目がいきますよね。「わー!あそこにもいるよ!」って指さして。

―――それはすごい。全県のママがやったらすごいことになりますね(笑)。

「#AsakaTrax」の音源を聞いたせいなのか、子どもたちも唄いだした。

―――子どもに届いた!ありがとうございます(笑)。

SNSのアイコンの待ち受けに「8時間働けばふつうに暮らせる社会へ」って入れています。したら最初に旦那が食いついた。「切実だね…(笑)」って。

―――今度、何か一緒にやりましょう。

あさかコスプレもやりたかったの。行きたかった。今度いつやるの?

―――最終日とか誘いたいけどまだ場所は決まってないんだよね…(取材時です)

決まってないんかーい(笑)!

―――それじゃ誘いにくいよね。でもぜひ!

※最終日は19時から横浜駅相鉄口です。お集まりください。

(了)


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