見出し画像

【歴史から学ぶ】組織が前に進むには

故きを温ねて新しきを知る

この言葉を信念とし、「歴史」を仕事に活かすことを自分の中で忘れないようにしてきました。

今回仕事で活かしている「歴史」は・・・

『ソビエト連邦』

『1922年から1991年までの間に存在したユーラシア大陸における共和制国家』(※ウィキペディア抜粋)

帝政ロシアを打倒して成立した世界初の社会主義国家ですが、その歴史の中で感じたこととして、以下のようにまとめます。

①大きな変革は成長を促す
②大きな変革は大衰退を促す
③停滞はゆっくりと衰退する

※私は、社会主義には賛同はしていませんので、あしからず。

 ①1928年 第一次五か年計画

ソ連が最初に大規模な工業化を達成した時代ですね。
色々、ダークな手法も取られつつではありましたが、ソ連を工業国へと成立させました。

※「ダークな手法」とは、強制労働や農業集団化による飢餓等、決して軽視してはいけない方法で、本計画の「負の遺産」なのは間違いない。

1928年から第一次五カ年計画が始まり、鉄鋼生産の増強、農業の集団化、電化や機械化に重点を置いた工業化が達成された。1928年と1937年を比較すると、石炭は3倍強、粗鋼は4倍強の生産高に達しており[30]、工業全体では第一次で2倍、第二次五カ年計画で2.2倍に達したと言われる[31]。同時期に欧米諸国が世界恐慌によって多数の失業者を出し、経済を縮小させたのと比較して、ソ連の経済成長率は世界最高を記録した。

1941年 独ソ戦

ヒトラー政権下のドイツがソ連に侵攻して始まった戦争です。
結果、ドイツの戦力のほとんどをソ連が担当することになり、人類史上最多の犠牲者を出すことになりました。

アメリカのプライベートライアンとか、「アメリカVSドイツ」の戦争映画は多いけど、実際にドイツと戦った主力はソ連なんですよね。。。

独ソ戦の犠牲者(戦死、戦病死)は、ソ連兵が1470万人、ドイツ兵が390万人である。民間人の死者をいれるとソ連は2000〜3000万人が死亡し、ドイツは約600〜1000万人である。

ブレジネフ時代

長期政権により安定していったブレジネフ書記長の統治時代。
時代にして1964年 - 1982年の間ですね。

今まで、政変が起こるたびに「粛清」等の犠牲者を出していたソ連も、彼の時代では権力闘争で血が流れることがなくなり、ある意味では「平穏」な時代でした。

一方で、「平穏」な中で「改革」が全く行われないまま。
「変化」が止まると、次に自然発生的に起こるのは「既得権益層」の発生。

これにより、「縁故主義」と「汚職」が蔓延し、ソ連の体制はゆっくりと死に向かいつつありました。

ブレジネフ政権は、18年にわたった長期政権だった。停滞しつつも安定し、はじめて飢餓も騒擾事件も粛清もなくなった。その代わり、改革はまるで行われず官僚主義による党官僚の特権階級化(ノーメンクラトゥーラ)、ブレジネフ一族の縁故主義など体制の腐敗が進んだ。経済面でも、1960年代頃まで10%を誇った成長率は次第に鈍化していった。そのツケは国民生活に回り、食料や燃料、生活必需品の配給や販売が滞るようになった。改革開放を始めた中華人民共和国を除き、東側諸国全体の経済も1970年代後半から停滞していく。1980年代に入り西側諸国の豊かな生活の情報がソ連国内で入手できるようになると、国民は体制への不満と自由な西側への憧れを強めていくことになる。小麦の生産量は世界一だった農業も慢性的な不振となり、小麦をアメリカから輸入することが恒常的になった。しかしデタントの終焉後は穀物輸入も逼迫し、さらに経済の悪化を招いた。技術競争でもアメリカや日本に大きな遅れをとるようになり、ソ連崩壊の直前はGNPも日本に抜かれて3位となる。

こんな感じで、「変化」は時に「成長」を、時に「大失敗」を生みます。

正直、どんなに事前の計画建てをしても、「やってみなければ」何とも言えないんですよね。。。

会社組織でも同じ

このソ連の生き様は現代の「組織」にも言えることだと思います。

大きな組織改革をすると、大なり小なりの「成功」「失敗」が生まれます。
しかし、それにより組織は「次はこうやってみよう」という姿勢が生まれるわけですね。

IT業界に身を置いて10年ですが、新卒時代にまだ右も左もわからない頃、開発プロジェクトで「Redmine」を使い始めたときはちょっとした感動がありましたね。

一方で、人事が硬直化してくると起きるデメリット
※あ、偏見もありますよ。

・業務の属人化
業務を同じ人が長時間することで、「慣れ」によるトラブル減少はありつつも、「改善」の発想がなく、業務フローも担当者当人がやりやすくなる以上の「仕組化」がなされません。
結果、担当者がいなくなったときの「引き継ぎ時」のリスクが高まってしまいます。

・お局の誕生
「業務の流れ」が固まると、必ず特定の「重要箇所」をつかさどる担当者が「権力」を持ち始めてしまい、他の人はその人の顔色をうかがいながら仕事をしなければいけなくなってしまいます。
そこに異を唱えようものなら、はじき出されてしまう可能性すらあり、一度硬直化した環境を崩すのは難しくなてしまいます。

こうしてみると、「国」も「会社」も、「組織を運営」する上での注意点の基本は同じのようですね。



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

1

コロール

東京都出身 webディレクション及び運用、通信営業、Webソリューション営業等の業務を経験。転職経験5回。 現在、webとDTPの制作会社にて、社内唯一の営業職。 加えて、ディレクターと採用面接も手掛け、多彩な仕事内容で活動中。 趣味:インターネット、スーパー銭湯、SNS
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。