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2023年4月20日 ヒグチアイ×草野華余子 川崎CLUB CITTA

10年以上前。
川崎で仕事をしていて、毎日終電で帰っていた。
それが当たり前だったし、自分の居場所だった。
今思うと働き方として間違ってる部分もあり、そういう時間も重要だったとも思う。
そんなこと思い出し考えながら久しぶりの川崎駅。

あんなに長い時間を川崎で過ごしたのに雰囲気が全然変わってて、もう道もあやふやで、ようやく着いたクラブチッタ。

昔はLIVEは1人で来て、無言で待って、終わったら誰かと話したい!って思いながら、
話しかける勇気なんてあるわけもなく、いつも名残惜しそうにまっすぐ帰ってたっけ。

今は感想を言い合えるヒグチカイの仲間が出来て、初めてみんなで並んでLIVE聴いた。

...感慨深い。

そして久しぶりのLIVE。
平日の川崎はハードル高かったけど、ほんとうに来てよかった。

大好きなバンドバージョンの『ラジオ体操』
けいちゃんのギターが鳴り響いて心地よい。
もう最後の曲なのかって言うぐらいの圧倒的なクライマックス感。

『ずっと彼女はヒグチアイの曲はすごいって言い続けてくれたんですよ。』

昔を振り返りながら、ピアノの音を鳴らしだす。(この語りながらの曲への導入はすごい好きで、これを聴きに行ってるところはある)

この音はもしかして...

『中学2年生の頃変わったねと言われて〜』
やっぱり『備忘録』!

品川で聴いた時と同じしっとりとした備忘録、曲の最後にバンドが入ってくる瞬間はいつも鳥肌が立つ。

なんとも言えない満足感を感じてると、アイちゃんが暗闇の中立ち上がる。

...これは、『悪魔の子』だ。

そして続けて『まっさらな大地』

セットリストが凄すぎる。攻めてる。

終わった瞬間にみんな一斉に話しだす。
『いやーヤバい!』
『あそこでさ、あの曲が...』
『最後があの曲とは』

そして今日は来て良かったねー!と
意見が一致した。

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