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リーダーシップについて考える

読みに来てくださりありがとうございます😊
マイトンです👍

大学の研究室時代のことです。それなりに所属人数の多い研究室だったので、博士課程の2年だった自分も6人の後輩を見る必要がありました。なかなか大学に来ないマイペースな子もいましたが、最終的に皆んなしっかり卒業できましたし、当時求められた役割を果たせていたと思います。
就活でもリーダーシップを発揮したエピソードとして、みんなをまとめて指導したことを(今思えば偉そうに)自信たっぷりに話したことを覚えています。

そしてあれから10年以上たった今、会社で研究している自分はリーダーシップを発揮する難しさに直面しています。

当時できていたはずなのに、何故今は難しいのか、と考えていたのですが、なんとなく言語化できそうなので自分の為にもnoteに残すことにしました。

① メンバーとの関係性が違う

会社だと自分がリーダーを務めるプロジェクトのメンバーは、違う部署の人もいれば同じ部署の人もいます。年齢も同世代から若い子まで様々。そしてほとんどが今のプロジェクトで初めて一緒に仕事をすることになった為、信頼関係を構築するところからのスタートです。

一方、大学の研究室はというと、みんな後輩で、基本的に先輩に逆らうような尖った人もいなかったので、議論するというより、こちらが一方的にやり方を決める関係でした。

② メンバーの専門性が違う

上にも書いた通り、会社では皆んな専門性が違う人が集まっています。当然、自分よりもその分野では知識や経験があるメンバーに対しても、リーダー目線でこちらの考えを伝えて、プロジェクトを前に進める必要があります。なので、意見がぶつかることもままありますが、議論して建設的な衝突をするお陰で、新たなよい案が出せるわけです。そして、この意見をぶつけて、最終的に決める、というのが今の自分が一番苦手としているところです。
決められないリーダーほどメンバーが困るものはないと分かりつつも、答えがないことを判断して、みんなをリードしていくことって本当に難しいです。

一方大学の研究室は、基本的には同じ分野を学んでいるわけで、先輩の方がその分野で経験も知識もあるのは当然です。なので、やはり意見をぶつけ合うシーンも生まれません。

と、当たり前やん、という話かも知れませんが、学生時代と社会で求められるリーダーシップってかなり違っていると思いました。特に今の時代は、様々なバックグラウンドを持った人が一緒に働く世の中なので、ダイバーシティのあるチームをまとめる力はどの分野でも求められるスキルだなあ、と思います。

生来、人との争いを避けて、調和を大事にして、人に合わせて生きてきた自分の生き方が、ここにきて大きく自分を苦しめています。

ある側面では、人当たりがよく、心が広い人物という評価も、ビジネスの世界では自分を出せない、何をしたいか分からないヤツ、となってしまう。

だからいいとか悪いとかではないですが、こうやって振り返ることで、気持ちを整理して過ごしています。週末に向けてもうひとふんばりしますかね。

最後まで読んでくださりありがとうございました🌈

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