1月初旬日記

1月8日(月・祝)成人式 
準備まで2年、当日となりました。よその娘さんが振袖を着ていると、模様がどうだ、色がどうだと気になるものですが、当日は着物の柄など見ている間もなく時は過ぎゆくのだと知りました。メイク、気付けが終わってからの母は、やれ寒くないか、トイレは大丈夫か?と心配するものの、当人は案外平気で、朝から3時過ぎまで着物で過ごしたのでした。写真を撮ろうと会場付近まで行ったところ、ママ友に会えたのは嬉しかった。小学生の頃遊んでいたお友達が、「誰?」と思うほどに大人の顔になっていてうるうる・・・。更には格好良すぎるパパ友?を発見し見とれてしまったり・・・。娘は式の後は某ホテルで同窓会だと、ドレスに着替えて出かけていった。嗚呼20年。
1月9日(火)始業式 
始まってしまった、お仕事が。始業式、職員会議、なんだか分からないうちに一日終了。
1月10日(水)実力テスト 
学期の初っぱなは大抵外部テストをする。だから監督業務のみで授業はないと思っていたら、勘違い。3年は外部テストしないので、授業だった。アー何しよう?といいつつ乗り切った一日。
1月11日(木)授業開始 
文学国語で『恋の歌』という単元をやってみる。現代の恋、近代の恋、古典の恋、という区分けで、和歌、散文詩、短歌、俳句などを横断的に学ぶ(というもくろみなんだろう、教科書会社!)単元。現代の恋の初っぱなは中島みゆきさんの「糸」。まずは生徒に詩を読ませて、携帯のミュージックで歌を聴かせる。ふーん、こういう授業なら興味持ってきいてくれるんだーって感じでわりと成功。言葉を丁寧に解説し、質問をしたりしながら、まとめにもう一度歌を聴かせる。クラスによって反応は違うものの、「ファイトのおばさん?」とか言いながら一緒に口ずさむ生徒多数。現役高校生の【みゆきファン】を増やすことに貢献したかも知れない。
1月12日(金)だるま市 
所用があり、時間休を取り、夕暮れのだるま市の中を帰る。狐のお面をかぶった男が近づいてきて「わー!」とおどされ、怖がりの私、「わーこわ!」って叫んだら、男がお面を脱ぎ、「先生、何やってんの?」って正体は生徒でした。
1月13日(土)授業公開&学校説明会
今年度何回目だろうか?授業を公開している。学校によっては受付は無人で、ネームホルダーをつけさせて自由に授業見学させたりするが、本校では受付に二人も座って待ち構える。保護者対応と中学生親子対応というわけだ。しかし、昇降口は寒い。午前中受付業務を2時間、午後の学校説明会の受付を小一時間、3時間玄関にいたらもう限界。入試も近いためお客(中学生)も少なめで、一応無事終了。その後当然、片付けやら集計やらあるわけで、この仕事、年々体力的に限界を感じるなぁ。
1月14日(日)
やっと休日。こういう時しかできないので、気になっていた靴下つま先の薄切れを縫うことに。今時こんなことしている人いるのだろうか?私の冬場の靴下は、タイツ地で膝上どころか太もも上まである長い靴下なので、結構高いのです。指先が薄切れたからと捨てるわけには行かず、裏から縫って丁寧に履き続けます。一足ささっと縫って、二足目にとりかかったら、あれー!かかとまで薄切れている!薄切れの面積が大きく縫えるものではないと判断、なくなく処分したのでした。そこで初めて気付く。教員になる前は、こんなことしていなかった。だって、朝家を出たら帰るまで靴脱がないから。ところが今はどうよ?朝学校で上履きに履き替える。体育館には体育館履きで、CALL室(パソコンルーム)は上履きを脱いで上がる。集会などでまれに柔道場剣道場を使うときもしかり。和室を使って分掌会議を週⒈回・・・。靴下穴開いてるよ、なんて生徒に指摘されたら大変ですからね!一応古典の先生なんで。

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