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クロアチア・スロベニア旅行 ザグレブ

2023年5月30日(火)
イスタンブール空港で飛行機を乗り換え、約2時間ほどでクロアチアの首都・ザグレブに到着。2018年10月、出張帰りに1泊だけでしたがザグレブを訪れたことがあり、空港ロビーの小さなカフェに見覚えがありました。

ザグレブ空港 (ZAG)
かわいらしいサイズのモダンな建物です

無事空港でこれから10日間お世話になるバスと運転手さんに合流。ザグレブ中心街へは20分程度で到着しました。ザグレブ中央駅からの徒歩市内観光でクロアチア観光のスタートです!

ザグレブ中央駅 007にも登場したとのこと 新古典主義様式の建物
もろにザ・オーストリア=ハンガリー帝国的建物が多い 咲き始めのあじさいが爽やか
クロアチアの国民的英雄 イェラチッチ

ザグレブを訪れた5月30日はクロアチアの独立記念日だったためか、街中ではパレードに遭遇しました。

クロアチアの国旗の上にウクライナの国旗も掲げられていたことに後になって気づく

街にはトラムも通っているので横断するときは注意!

1890年に運行開始された世界最短のケーブルカー。新市街と旧市街を結んでいます。全長66m、 乗車時間はたったの30秒!現地ガイドさんが招待してくれたので無料で乗車させてもらいました。

毎日夕方に点火されるガス灯 ちなみに点火係は公務員だとか
写真ではみえにくいが、常に小さな火が灯っているそう 夜の街も歩いてみたい
ギリシャ・カトリック教会。中は正教会に似ていた。
聖マルコ教会 丸い瓦で描かれた模様がかわいい
左側の紋章に描かれている三頭の猫のような動物はヒョウ
下の赤いラインの中の横から見たイヌのような動物はテン
修復のため大部分が覆われていました
2018年10月に訪れた際の聖マルコ教会 中に入らなかったことが悔やまれます

修復中で立ち入ることはできませんでしたが、聖マルコ教会のこぢんまりとした広場に面し、首相官邸や議事堂など国の中枢機関が集合しています。

EU関連のオフィスかと思いきや、国会議事堂。こちらにも屋根の剥がれが見られます
この建物はなんだったかな?政府関係のものだったと思いますが…
聖母被昇天大聖堂も修復中で中には入れず。地震で尖塔のひとつが崩れてしまったとのこと
2020年の地震で崩れた建物も多いそう

ケルン大聖堂のような存在感のある建物 中に入ってみたかった!
「石の門」
かつてこの街は城壁で囲われていた
屋根の上のトゲトゲボールは、ほうきにまたがった魔女を
ひっかけて入ってこないようにするためのものとの説明😆
中には聖母の礼拝堂があり、多くの人が祈りを捧げていました
クロアチアはネクタイ発祥の地(諸説あり)
戦地に赴く兵士が母親が頭に巻いていたスカーフを首に巻いたのが始まり、とのこと

途中でナイーヴ・アート美術館というものに通り掛かりました。「ナイーヴ・アート」は私には馴染みのない言葉でしたが、ざっくりというと正規の美術教育を受けていない人の手による美術のことのようです。日本では原田泰治さんが有名、との説明でした。彼はグラフィックデザイナーでしたが、旧ユーゴスラビアのナイーヴ・アート画家との交流があったようです。

さて、少しゆっくりめのランチは こちらのクロアチア料理のお店でした。長旅の疲れで店内の様子を写真に撮るのを忘れてしまいましたが、馬車の車輪を照明に使ったり、馬車が飾ってあったりと可愛らしいインテリア。地元の方もお食事をされていました。

クロアチアでの一食目はザブレブ風カツレツ
内陸ヨーロッパ定番の肉、そして芋、の食事
ベーコンとチーズ入りの豚肉を薄い衣で揚げてあります
デザートはクレームシュニッタ!
以前カフェで見かけて食べてみたところおいしかったので、今回も楽しみにしていたケーキ。
サクサクパイ生地の間にカスタードっぽい軽めのクリームが挟んであります。

ザグレブはオーストリア=ハンガリー帝国の影響を色濃く残した小さな街。2020年の地震からの一早い復旧を願いたいものです。


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